未来の唇
「いいかげん はっきりしてよ」
そんな彼女の含み笑いは レモンを絞った後みたい
「どっちだっていい」
それが僕の口癖
二本の道がある 彼女の股か未来の唇
僕は無理なく生きていける 「どっちだっていい」
電話の鳴り響く頃 僕は一人で夜道を歩く
星は無数にある 何をpoint outしたっていい
誰も拒みはしない 誰もね
「僕はまだ 生きていけるのかな」
「当たり前でしょ」
馬鹿は言わないよ ただ うん
わからないことをわかろうとしてるだけなんだから
「誰なのかな」 そう呟いて
金木犀の香りを通り過ぎた
title & lyrics by aokimasato
作詞 あおきまさと