世界の形
世界の形 白い波肌は どことなくいびつで
金木犀の匂いを 通り過ぎても なお わからない
静けさの中に ポツンと取り残されたのは 君でも僕でもない
ただ やさしさが一つ 広い海に浮かんでいる
ボートを漕いでも 雲に惑わされているだけで 空に覆われていて
まるで あ(らゆ)るものがいつのまにかなくなっていくような
でも 残るものはあるはず
キャラメルをなめたりすること レモン汁をゴクリとすること
金木犀はその中間に位置した
title & lyrics by aokimasato
作詞 あおきまさと