ほくろび(そんな雨遊びする日々)
濁った油絵の具を ポケットに仕舞い込んで
水たまりを飛び超えた 空が張り裂けて赤緑
ねぇ 時計の針が狂ったように
回って笑って蔑んで
僕は独り待っていた
黙って静かに待っていたんだ
だから笑う
君のほくろの数を 数えてみては愛しくて
最後までいきつく前に 口付けと抱擁繰り返す日々
ねぇ 何で君はここにいるの?
"だってあなたがさみしい顔してるから"
僕は独り待っていた
黙って静かに待っていたんだ
だから笑う
東京の町を歩いた 意味もなく歩いたんだ
昔と今と変わらずに この先の道筋(みち)を探した
"ねぇ いつまで こうやっていられるの?"
まだ君のことを知りたいんだ
僕は独り待っていた
黙って静かに待っていたんだ
だから笑う
title & lyrics by aokimasato
作詞 あおきまさと