感情線
ほんとの事言へば 敢へて言へば
俺の生き方 正しくないんじゃないかと
音楽が人生 歌うのが人生
創ることは苦しさが増すばかりだと
それでなお 俺はこうして歌ってる
欲を言えば 敢えて言えば
俺の曲達を多くの人 聴いて下さい
お世辞はいらない
拍手もいらない
ただただちょっと耳を済ませて下さいよ
だから俺は歌い続けることが出来るんだ
満月の夜にお前に出会った
駅前の交差点で弾いてた俺に
「もう一曲だけお願いします」だなんて
(あれは一種の口説き文句)
「私のためだけに歌って欲しいわ」
一生に一度の夢はまだまだ消えそうにもない
それは俺が馬鹿者だから
一生に一度の愛もまだまだ
現れてくれそうにもない
いや 俺がお前に我が儘だっただけ
ひとけのいない寂しさに いつもお前だけは居てくれた
いつの間にかお前のためだけ歌っていた
そんなお前はもうここには居ない
誰かのために 例え一人でもいい
聴いてくれさえすれば 歌っていくことが出来るんだ
誰かのために 例え一人でもいい
一度だけでいい
カッコつけてなんかいないんだ
こうして俺は生きてゆく
いつまでも歌っていたいと思っている
title & lyrics by aokimasato
作詞 あおきまさと