おやすみベイビー in ohkubo-suizokukan baby!!!
世界ブルーである主人公の僕は、達磨さんとにらめっこしても「こいつ赤いよ」って感じている訳だから、達磨さんも「こいつ青いよ」って思っているに違いない。怒っている達磨さんには福入りで、笑っている僕は神経質。その心は? 奥さん、その心は? 野菜は高いと言うけれど、お肉だって高い訳だし、なかなか恋人が出来ないって言う人いるけど、なかなか真の友達を見つけるのも難しくないかい? 「理想と現実」って簡単に言うなよ。理想と現実の間には差なんかなくてさ。現実が今なら、理想は未来なんじゃない? それは一本の強い帯で連鎖していてさ。過去も現在も未来もすべては君自身だって事さ。
そう。すべては僕は僕自身として生きて来た。それは今までもそうだったし、今もそうだし、これからも変わらない。ただ分かっている事は、生きれば生きる程、リアルだって事だ。君は、、、君はしっかり地に足付けて生きてるかい? 薄っぺらな生き方してたってさ。君が君を嫌いになったらおしまいなんだ。
そう。世界ブルーはどうあがいても世界ブルー。重くていいし、濃くてもいい。好きでもいいし、嫌いでもいい。汚くてもいいし、綺麗でもいい。(薄くたっていいし、大人しくたっていい。ゆるくてもいいし、血管切れんばかり激しくたっていい。かっこよくたっていいし、ダサダサでもいい。冴えなくたっていいし、モテモテでもいい)。気持ち良くていいし、気持ち悪くてもいい。(でもいいし、くてもいい。くてもいいし、くてもいい。云々)。ただ、忘れちゃならないのは、僕の人生の中で、主人公はたった一人しかいない、って事だ。
そう。主人公は僕だ。
奥さん、聞いてる?
1st Stage ラブパンダコネクション にてステージ後半飛び入り参加
2nd Stage 電気醤油 にて「よろめきれいでぃ~」飛び入りゲストボーカル
---おやすみベイビー---ノンフィクション---
仕事帰りに友人のライブを観に。観に行くはずだった。
1ステージのラブパンダコネクションでは一曲くらいは出演してもいいかな、と思っていたら、リーダーの仲川くんの要請で途中から半分参加。マイクのなしで歌ったので喉枯れました。汗を沢山かく。2ndステージの電気醤油。妊娠中のわっきーさんの熱唱。アンコールの声。よろめきレイディーで出演要請が。。。心の準備が。。。できた。という事で、絶叫する。喉枯れました。汗も沢山かく。
この1年半だか2年だか半年だかまともに歌ってない。けどステージに上がるとテンションだけは上がってしまう。そろそろ身体も長期的な視野で作っていこうと思っている。5,60才くらいでステージでみすぼらしい姿だけはお客さんに見せたくないからね。
思えば、昼、社食でラーメン。舌を思いっきりかんで、今も血が止まらない。なので、ぐったりである。舌を切ったら死ぬっていうけど、それってほんとだな、と思う。眠いので寝るよ。おやすみ、ベイビー。
---おやすみベイビー---フィクション---
「俺は結局世界ブルーでしか在り得ないと思うよ。」
仕事にもようやく馴れて来た。今は職場の人達と会うのが楽しい。「いい人達でよかった」とおっしゃる婦人の言葉に同感。毎日皆さんから教わる事が多い。それは生き方であったり生きていく事であったり生きる事だったりする。
5,60代の方達が前向きで柔軟で品性があって好奇心があって、、、それは年齢に関係ないと言われればそれまでだけど、やはり、凝り固まっていない風通しの好い人っていうのは、好きだな、僕は。
毎日ほとんど社食でラーメン大盛りである。それに豆板醤やお酢でバリエーションを付ける。美味しい。安くて有り難い。舌を噛む。何度もやっている事だが、今回も深く食い込んで血が止まらない。人はちょっとした事で弱るものだな、と実感。
仕事も終わり、昔の職場へ挨拶に。思う事は沢山ある。でも、それを言葉に出すのは難しい。
"ベイビー。「思う事は沢山ある」境遇ってさ。一日に何度あれば充分かね。何度もあるとさ。疲れちゃうよ。"
僕が膝枕を求めているのは、それは甘えからか? 多分違うと思う。
新宿から新大久保を歩く。昔は歩くのが恐かった区域も今では精神的に失うものがないからか、平気である。そんな心境をもうかれこれ何年続けているだろう。これから何年もそういう心境を通り過ぎてゆくのだろう。
"ベイビー。心境ってさ。ちょっとした事で変わると思うんだよ。まるでクロマイシロップさ。"
駅近くのクロサワ楽器で電子ピアノが置いてあった。今後当分部屋では大きく音を鳴らす事はできないから、いっちょ弾いてみる。「年の瀬」「Ever Lasting」 そうだよな。もう「年の瀬」の季節だ。今年もこの曲をリリースできずに一年が終わる。この曲が生まれた事が僕が音楽の道に踏み込もうと決心できた決定打である事は僕自身が自覚している。だから、毎年「来年こそは!」という意気込み。
"ベイビー。いつかさ。君のためだけに「年の瀬」を歌うよ。そして一緒に年越し蕎麦を食おう"
大久保水族館に入ると、いつものメンバーがいたりする。いつものようにマスターがいて、いつものようにお客さんがちらほら見えて、いつものようにステージが始まり、いつものように飛び入り参加し、いつものようにテンションが上がり、いつものように脳味噌をピューンとさせる。
「これは告白だけど、僕は脳味噌ピューンとするのが好きなのね。これ、秘密だよ。誰にも言っちゃいけないよ。チュ。」
もどかしい。こういった思いって、みんなも持っているのかな。聞いてみたい。僕は「もどかしい」心境っていうのは誰しもが毎日持ち続けてしまう病気みたいなものかな、と感じている。だからエクスタシーやイッちゃう事は心にも身体にも必要で、だから、女の子とセックスしたいし、旨いもん食いたいし、やっぱりネタは穴子かな、なんて思うのである。
最高のエクスタシーとは。それはやはりマイメロディーを心ゆくまで誰のためでもなくただただひたすら弾き語る事かな。それに勝る快感はセックス。そしてそこに勝るのはやはり音楽でセックスで音楽でセックスで。。。
そう。どっちも気持ちいいんだ。より気持ちぃーものを求めて。「俺は結局世界ブルーでしか在り得ないと思うよ。」
世界ブルーってそういうもんだと思っている。おやすみベイビー。