高田馬場で逢いましょう
歌がストイックな分、ダラダラなトークだったけどメリハリが出来たかなー、と感じる。2008年の阿佐ヶ谷Next Sunday初演から約9年、僕のライブのメインの演目は【からっぽ巡り】と称したストイックなピアノ弾き語りである。ただ2009年のイベリア半島の旅、2010年の喉の手術、2011年の震災を経て、【バールに立ち寄る感覚で】に憧れた訳だ。その間、完全即興である【妄想壁画】も演目として加わった。【バールに立ち寄る感覚で】は主にウクレレ弾き語りを基調としている。飲み屋にフラッと立ち寄って、お酒を飲みながら歌う、という感覚に近い。日常が旅というのがコンセプトだ。それは今年度の2016.5~9までのギター弾き語りにも通じている。
別にステージ上でダラダラ話すことをよしとするのではない。今回の収穫は創作部屋の風景をライブステージで垣間見せることができた、という点だ。普段の部屋の僕。そんな僕がライブステージに立つ。それが成り立つ、ということが分かった。今夜のステージは可能性であってまだ演目とは言えないけれど、この10日間の過ごし方、残業も多く外出も多いこの10日間の過ごし方であっても、ちゃんと自分のメロディーと向き合っていれば、より完成度の高いトークライブができる、と感じた。まぁ、トークはメインではないけれど。
例えばひとりであっても、
・【からっぽ巡り】:ピアノ弾き語り
・【バールに立ち寄る感覚で】:ウクレレ~ギター弾き語り
・【妄想壁画】:マイク一本完全即興
・【メロディーとともに生きる】:プレゼンテーション
・【VEKTOL SIX Radio Station】:ラジオ仕立て
・【世界ピンク】:あおきが女の子として唄う、女性の友人によるサポート出演求む
とこんな具合でワンマン・イベントを組んでみたり、そこに僕のカバーを歌ってくれる人が出てきたり、世界ブルー・ロックバンドという編成、世界ブルー・ポップス~クラシックという編成で魅せたり、イベントとしては料理や踊り、視覚的な要素が加わると面白いな~、と思う。
そして、そんな時もやっぱり、結局は、僕のメロディー。そこに尽きるんだよな~、と。色々やるのではなくて。メロディーを追求するが故に出てくる色合い。
2016年は「誘われたライブは断らない」という方針だった。が故に週に1回のライブなどが続いたりすると、やっぱり創作や発信が疎かになった。2017年は片貝篤史プロデュース・イベントを軸に月に一回くらいに出演をとどめて、創作生活の結果としてライブで美しい楽曲から無意味なものまで披露したい。もしくは今夜のようなゆるいステージはより世界ブルーの曲を知りたい・聴きたい人のために。そしてグランドピアノステージで魅せるステージに。そういった意味では2/9の緩、2/13のストイック(になるか分からないけれど)というメリハリ感が出ればよい。
お店によって音の鳴りも雰囲気も、楽器も異なるしね。その都度その都度の閃きに沿ってメロディーを歌いたいな~と思うのです。
【Live to Love, Love to Live】 2017.2.10 0:37
出演:コスゲファンクション、しっぽ、紅次郎、あおきまさと
ステージ映像は準備でき次第、公開致します。
***ライブ2日前の呟き*********************
さて。ライブ二日前になって、酔いつつもようやくもがき始めました。いつものレパートリーはすべて捨てて臨みたいのに、歌う曲すべてが未完成。自分が楽しめるものやりたいけど、聴く人の気持ちを察すると葛藤する。
***ライブ前日の呟き**********************
明日の高田馬場ジェットロボの選曲中ですが、歌いたい曲がありすぎて絞れなくなってきました。たまには行き当たりばったりで歌詞をめくりながらその時の気分で。あおき君にはこんな感じのメロディーがあるよ、という紹介のステージにしようかな、と思います。
***ライブ当日、帰りがけの呟き******************
今夜のジェットロボ。ストイックな要素を一掃し、トークを基調として、その時の気分で曲を選んで歌うスタイルを実践してみた。「二月の冷えた唇」「EverLasting」「灯りを消して」「まめな生活」「爪跡」「宇宙の彼方まで」を披露した30分。
「まめな生活」は今週残業し帰りが遅くなったために歌いたくなった曲。「二月の冷えた唇」は今日雪が降ったから。最後は「空が青いのは」で締めようと思ってたけど、あっけなく「宇宙の彼方まで」で終えて素晴らしい。「爪跡」は敢えて崩して熱唱。「Ever」も敢えてサステインをなくしてみたり♪