妄想壁画 2012
食欲はインプットで、性欲はアウトプット、睡眠欲は休息(ニュートラル。実際は睡眠も運動であり、インプットとアウトプットの相互であるが)。うん。これはイケテル考えだ。
宇宙や細胞のことを、「この人と話したいなぁ~」っていうのはある。話しかけられた人は随分唐突に感じることだろう。でも、ちゃんと仕組みというか流れ、まぁ、理由があるのだ。歌や踊りや道や旅や食やセックスや祈りや日常はすべて繋がっていて、その意識や密の濃さや質、気の心地好さで僕は人を判断してしまう癖がある。僕が人と繋がったり、時たま一挙に遠ざけたりするのには理由はないけど、すべて直観に根差している。その直感はとってもこれまた心地好いのだ。本能に従うとブレないんだよ。
(略)
僕らは人生という有限な時間を過ごしている。まだあまり話していないことだけど、時間というのは一定ではない。僕は今、もう37歳で、もうすぐ38歳になる。これは何を意味しているかってことなんだ。僕は動物として生き物として焦っている。アーティストとして焦ってきたから馴れてはいるんだけど。
一方でね。とっても幸せである。人間として完成された姿を僕は客観的に見惚れてしまう程だ。完成されたといっても、今後も成長はするし、老いも来る。でも、若さを維持する力もあるんだよね。そのせめぎあいが楽しいし、焦りもあるんだな。
【バールに立ち寄る感覚で】 ~日曜日の過ごし方:恩恵~ 2012.9.2 20:45 より抜粋
ステージ映像は準備でき次第、公開致します。
もうちょっと焦燥感感じたい。実生活で感じたい。ほほえましい一場面一場面に満足するんじゃなくて、喜劇でシニカルな日常でよしとするんじゃなくて、もっとダイナミズムあっていいし、悲劇が襲ってきてもそれを恐がっちゃいけないんじゃないの? 世界ブルー。だからこその幸せだろ? わかってんでしょ? ってなる。
一つ一つの文体。一つ一つの歩行。語らい。意識してみる。仕事ぶり。食。家事。買い物。意識してみる。このタイピング。その洗濯の取り込み。意識してみる。意識すると疲れちゃうんだよね。だからこその心地好さへ持っていきたくなる。そんな9月になりそ。
かためるものはかためてゆく。発散するものは発散してゆく。繋がるものとは繋がる。楽しむところでは楽しむ。形はなくていい。流れでいい。計れるものでなくていい。感覚でいい。僕は今、そうかな。
ひきつづき、世界ブルー、よろしく。CD【繊細】, 【from here on】買ってください。そこありき。という顔をしてみたいと思う。敢えて。でなきゃ、生きる意味ない、みたいな感覚。が好き。
【バールに立ち寄る感覚で】 ~だからこその幸せだろ?~ 2012.9.1 14:21 より抜粋
一人旅をすると、実は旅が日常で、普段会社に通っている自分の姿が非日常という錯覚を覚えることがある。でも、それは錯覚ではないのだ。だって人生そのものが一人旅みたいなものだもの。
僕は学生時代にヨーロッパを二ヶ月間バックパックで回った。そこで得た世界ブルー感は十年程体内に宿ったよ。三十四歳でもう一回、今度はスペインとポルトガルを同じく二ヶ月間巡ったよ。もう三年経つけど、まだまだ(笑) やっぱり体内に旅の息吹が凄まじく宿っている。旅の風情が静かに体の底に置かれている。要は同化してるのよね。
日常の中で凄まじく勢いづいてみる。会社帰りに都内を歩く僕の姿かもしれないし、部屋でもくもくとsekaiblue.comに載せるコンテンツを整理している姿かもしれない。静かにサウダージに耽ってみる。お店でお酒を一杯。店員さんとちょこっと挨拶程度だけれど話す僕かもしれない。「あぁ~、今日もいい一日だったな。」と。そう思うのです。
【バールに立ち寄る感覚で】 ~人生そのものが一人旅みたいなものだもの~ 2012.08.16 21:37 より抜粋