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空を語る。愛を語る。

「爽やかなピアノサウンドと二人のハモリサウンドに癒されて下さい」(Five to Five店長記)

今夜は気分が好かった。それは思った以上に場に溶け込めたからかもしれない。灰皿は飛んで来なかったし、、、(笑) 「野次がなかったから物足りなかったね。」とえばやん。「うん。」と僕。

結局30分のステージを1セットにしようとしてたのに、どうやら、僕らは喋り過ぎたらしい(笑) 50分のステージを3セットもやってしまったよ(笑) まぁそんなこんなで、何しろ気分は好かった、かな。

「三角形の歌をもう一度聴きたい。」「三角形いいよ。」
「プリズム好かったなぁ~」「あ、三角形の歌の事?」「あ、それです。」「おぉ~ありがとう☆」

だから、、、、、、僕は荻窪から家まで歩いて帰る事にした。キーボードと機材一式。それと、キーボードスタンド。。。調子に乗りたくないからさ。自分を戒めたかった。そうやって生きて来たつもりだし。。。どうやら、僕には身体を酷使する癖があるらしい。

カートを転がすのを途中で止めた。疲れたからだ。右肩も疲れて左肩も疲れて、で、また右肩も疲れて左肩も疲れちゃって、で、また右肩左肩右肩左肩右肩左肩 うわぁ! 電柱の白い光の下で僕は虫の声や電圧の音を聞く。脳味噌が休まる。ふわっとなる。

何台ものタクシーは僕を通り過ぎては消え、通り過ぎては消えてゆく。僕だってホントはタクシーに乗ってみたい。でも、まだ自分にはそれは許されない。タクシーに乗れるくらいのビッグな男になりたい(笑) なりたいんだよ、ほんとに(泣) いや、ただまだ乗りたくないだけなんだ。うん。。。音楽で稼げてる訳じゃないし。。。

僕は道端で、荷物を置いて休んでいる。そこで歩んで来た距離や「家路まであとどれくらいかなぁ。」って立ち止まっている。そんな安らいだり変に優しい虚しさに包まれる瞬間は、まさに「今の僕」そのものだって思った。人生という歩みにおける、、、到達点までの道のり、、、模索しつつも前進している、、、そんな「今の僕」を荷物を置いて休む僕に見た。

そしてまたカートを転がし始める。「あと、もう少し。あと、もう少しなんだ。」

僕は家に着いてから、呟く。

"芸術家はマゾである"

明日からまた創作だ!

20020415 1:00am


あおきまさと(Vocal & Keyborad) & 江原重人(Drums & Chorus)

~ 1st Stage ~
クリーム&シロップ / 白熱灯と君 / 爪跡 / 空が青いのは / Island / Hot Milk

~ 2nd Stage ~
Happy Color / 君が空を泳いでゆく / 三角形の歌 / Come Close To Me / 年の瀬 / Lovely Tenderness

~ Service Stage ~
クリーム&シロップ / 白熱灯と君 / 爪跡 / 空が青いのは / 三角形の歌 / Hot Milk

銀座 Five to Five えばやん
銀座 Five to Five あおきまさと
銀座 Five to Five いく 「う~ん。眩しいですね~。」
えば 「照明さん。ライト僕にもお願いします!」
銀座 Five to Five いく 「僕は飛んじゃっていいかい?」
えば 「うん。ばっちしオーケーさ。」
銀座 Five to Five 空について語り合う二人。
えばやんの青春時代を垣間見ました。
銀座 Five to Five いく 「僕にとっての空っていうのはさぁ~、、、恋愛、普遍性、うんぬんかんぬん、、、(略)」
銀座 Five to Five えば 「その女の子っていうのは???」
いく 「まぁ~、いいじゃないですか。」
銀座 Five to Five えば 「いく。そろそろMCやめて、演奏始めた方が。。。」

銀座 Five to Five

  • 2002-04-14
  • 銀座 Five to Five
  • Mao / E.A.(Photo撮影)