あおきまさと 妄想壁画 第三幕
今年最後のステージ。とても重いものだった。と同時に妄想壁画も三回目。笑いとその重い存在感と無意味などがバランス良く調和した申し分ないものだった。立ち上がりは苦しかった。でも、所詮夢を追っている人間はそんなものかと思う。それを続けることのできた者のみが夢を体現できるし、夢を見続けることができる。正直、メロディーも言葉も歌詞も動きもすべて即興というのは苦しいよ。でも、それを楽しさとして自身で受け入れ、お客さんにとってもステージとして受け入れて貰える。そこに僕は喜びを感じている。今回この機会を設けてくれたマスター、ビリーさんに感謝する。そして観てくれたお客さんすべてに感謝する。今回、「よかった」「面白い」と感じてくれた皆さんにとって、僕が生きる覚悟を持ち続ける限り、今後のステージも喜んでくれるだろう。そう。僕は日々鍛錬を怠らない。それがアーティストとして生きてゆく様そのものだからだ。2010.12.28 02:08am記載
妄想壁画 第三幕 開幕
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Opening
あおきまさと【妄想壁画 第三幕】は「青い呟き」から始まる
前人未踏のマイク1本全即興30分間のステージの序章となります。
妄想壁画 第三幕 Scene B
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Scene B
「即興のコツ。人生へのヒント。」(あおきまさと談 2017年6月)
「岩のように佇んでいるだけ」から「だって僕耳ダンボだもん」までのシーンをノーカットでお届け。「青い呟き」から即興モードへの階段を踏みしめるように登る、あおきまさと。
妄想壁画 第三幕 Scene C
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Scene C
下井草billy's bar GOLD STARにて「即興リターンズ」と題されたあおきまさとの妄想壁画ステージ、第三幕。Barならではのお客さんとの掛け合い。「リズムがやって来た」「みんなと一緒にいるって感じちゃうぜ~♪」「俺は加速度的に突っ走りたいんだぁ~♪」「自由ほどこわいものはな~い♪」など、徐々にステージがあたたまってゆく様をお届けします。
妄想壁画 第三幕 Scene D
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Scene D
「自由ほどこわいものはな~い!」で口火を切ったあおきまさとが放つ言葉は? メロディーは? 仕草は?
「涙が、、、こぼれ落ちる前に」「勇気を出してゆけ~!」「ボク分からない、ミンアも分からない」「くるっちまうんだよ~♪」「逃亡者」「そして、飛べーーー!」「...I hope」等。
30分間にも及ぶ完全即興ステージ。その山場をお届けする。
妄想壁画 第三幕 Scene E
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Scene E
「吠えるのか? 項垂れるのか?
僕はこの瞬間を中庸と呼ぶ」(あおきまさと談 2017年6月)
即興ステージ。極力カットを控えたエアー・バンドの模様を。
妄想壁画 第三幕 Last Scene
more so hey kill gash!!! 3rd stage - Last Scene
「アイデンティティを積み上げていってもそれがどうなるって訳でもないんだから」「全否定か全肯定しかできないよ」(あおきまさと談 2017年6月)
最後まで全力投球。未知なるメロディーを生み出してゆく、追求してゆく姿勢を貫徹。締めくくりの叫び「俺は俺だ~!!」 この夜辿り着いた極地であろう。
~下井草ビリーズ・バー 今年最後のライブステージを終えて~
昨晩は地元下井草Billy'sBarにて【あおきまさと妄想壁画 第三幕】をやらせて貰った。一年の締めくくりとして鍵盤弾き語りで「年の瀬」を謳わせて貰うつもりで臨んでいたけど、「即興&ダンス」と来るお客さんにお知らせされているからには!! 気持ちを切り替えて【妄想壁画】モードに突入。これはその時の体のコンディションとテンション、実生活すべてが注ぎ込まれるから自分でも何が出てくるのかとっても恐いんです。
最初はほんっとに底に落ちていて。そこから這い上がることができたのはお客さんからの「笑い」だった。耳がダンボになって、僕がダンボになって羽ばたき始めたところから、明るい要素=エンターテインメント性が増えてきた。助かりました。ありがとう。やっぱりステージはお客さんあってのものだってつくづく感じている。そして、そのお客さんの気持ちに応えることができる僕でいられるかどうか、ということ。これは僕自身が日頃から意識とプラクティスを繰り返していくことが大切。
結果、30分というステージを持つことができた。知らない自分(歌い方とか体の動きとか)を露わにすることもできた。またひとつ殻を割ることができた。面白い。またやらせて貰えたら、と思う。こういう機会を与えてくれたビリーさんに感謝する。なにげに2010年はビリーさんのところで僕は、大御所2ステージ、鍵盤ソロ1ステージ、BarStyle1ステージ、AsYouKnow1ステージ、妄想壁画2ステージもやらせて貰った。
もうステージに上がらせて貰うだけで僕は嬉しいかな。感謝です。
2010.12.28 14:08 世界プルーン【Live to Love, Love to Live】公開