妄想壁画初演
あおきまさとオンステージ!! いかがだっただろうか。このステージのいいところは、〔どうあがいてもアウェー感〕の中に自らを置くことができる点だ。そこから観客をホームに、こっちに振り向かせなければならない。容易ではない。凌ぎを削らなければ。その孤高の針一本でステージに立たなければいけないところに最大の魅力を感じる。
11月11日に過去のオンステージ音源全三部作を発表した。それは至極エネルギーや喜びが渦巻いている。これら3枚を揃えた者は純粋な笑いとともに驚異(脅威でもいい)を覚えるだろう。
今回。より即興性を高めることにした。いや、即興のみとした。そのことでよりリアルな自分自身の姿を浮き彫りにしたかった。普段の幼少の頃からの癖であるメロディーやイメージの彷彿(=生曲)を僕は敢えて妄想と呼び、断片断片を集めてひとつのステージとして成り立つ〔妄想壁画〕(more so hey kill gash)。イメージが先にありそこに向かうのが世界ブルーの深みならば、その時の心身と一体感を生むために体と喉を聴衆のために披露するのがあおきまさとオンステージ!!。妄想壁画は世界ブルーの原石であり、今に生きるあおきまさとそのままなのだ。
~ご観覧の皆様へ 【あおきまさとオンステージ!! 妄想壁画 初演】によせて~ 2010.11.14 00:48
○行ってよかったよ~♪ なんだか気分がシャッキリして爽快です!! 不思議。なぜ~!? わからなくていいんだよね~。肩が軽くなりました。ありがとう♪ お疲れさま!(Yumi K.)
○あれほど聴衆を惹きこむとは! 原石パワーを浴びせられた感じ。(Yumi K.)
○本当に素晴らしいパフォーマンスでした。ざわざわっとしたラウンジがいつのまにかあおきまさとという空間に引きずりこまれるのを目の当たりにして、よしゃー! とガッツポーズでした。(トミヤマカズヤスマキ)
○あおき天災的だ♪(電気醤油 悟)
○あおきまさと最高すぎます 世界は確実に変わりましたよ(電気醤油 わっきー)
○昨日はお疲れ様でした。楽しめたよ。青木くんの弾けっぷり、しびれました。あとしつこいようですが、11月の即興ライブは嫉妬するほどのできでした。僕的には。(ラブパンダコネクション 仲川政行 2010.12.18Live後のコメント)
あおきまさとさんは、ポップスとしての音楽的普遍性と、とことんまで個人的世界観をつきつめた歌詞が 見事に融合した「世界ブルー」、 歌って踊れるイケメンズテクノコンビ「大御所」、そして 電気醤油(一部)メンバーと組んだ ポストオルタナティブ ネオグラムバンド「あおきまさと&ウイークエンドはAS YOU KNOW」、そして、なんと 文字通り身一つで 独自のカオティックなパフォーマンスをくりひろげる 「あおきまさと」、と多岐にわたる表現活動をしておられます!
あおきさんの魅力は なんといっても 理屈抜きのたぐいまれな スター性にあります! そして じつは 歌唱力が はんぱじゃなく 高い!!!
ルックスはだれもがみとめる イケ面、二枚目です、しかし 彼の歌とパフォーマンスは息を呑むほど狂気乱舞!
・・・・あおきまさとに だまされるあなたは 生涯幸福です!!!! 電気醤油 わっきー
妄想壁画 初演 Scene A by あおきまさと
三点倒立企画 HighHighHIGHTEEN!!!!! at 小岩BUSHBASH
あおきまさとオンステージ!!【妄想壁画】初演 2010.11.13
妄想壁画 初演 Scene B by あおきまさと
緊迫感の打破。自分自身の殻を割る。リアルなものを求めて。小岩ではじけるあおきまさとが舞う。
妄想壁画 初演 Scene C by あおきまさと
まだまだアウェー感たっぷり、観客からの敵意剥き出しの野次と敵視を浴びながら、試行錯誤でパフォーマンスを続行するあおきまさと。【妄想壁画】初演。小岩ブッシュバッシュ。三点倒立企画。
あおきまさとは感じる。現代に生きる人々へ。勇気を持って実践することの大切さを問う。そのために。誰もが踏んだことのない次元へ向かう。
妄想壁画 初演 Scene D by あおきまさと
いつしか人は驚き、野次も雑音も消える瞬間がやってくる。そんなシーンD。「BGMは換気扇~♪」「湯船 キモチィ~♪」「ヨロコビヲ カミシメタ~インダヨ ナンドモ♪」など言葉を投げつつ、体をクネクネしだすあおきまさとが小岩BushBashに存在した。
妄想壁画 初演 Scene E by あおきまさと
「君達は 人を笑うか? 自分を笑うかな?」
人々の注目があおきまさと一点に集中し、その度合いが高まったが故の沈黙の中で、次にあおきが出た行動とは?
「それは、親和性」なんて余裕はなく、ただただ自身の極限でプレイするしかない。その姿はエッジ過ぎ、状況の中で観客は見つめるしかなかった。そしてなおそのもっと極みへ突き上がってしまった、あおきまさとの様を見て欲しい。
そして。最後にあおきは笑って言うのだ。「ダッセェ~♪」
妄想壁画 初演 Scene F by あおきまさと
孤独。温もり。Hug。無邪気と冷静を彷徨うあおきまさと。それはステージだけではない。むしろステージは日常を集約したエッセンスである訳だから、あおきまさとの実情はステージに等しい。
観客との親和性を図ろうとするとともに、どうステージを収めようか、Scene Eまでのテンションを超える何かを模索しつつ、完全即興を進めるあおきまさとの危うい姿をご覧ください。
妄想壁画 初演 Scene G by あおきまさと
【妄想壁画 初演】ラストのシーン。「母ちゃん」「こんな俺を産んでくれてありがとう」に至るまでの高揚感は笑いと驚異的な凄みとともにフェードアウトしてゆく。楽屋にて絶叫するあおきまさとの声を耳にした者にとって、やはりその胸の内の「笑い」と「驚き」の同居は消化し切れただろうか。もしくは初めて食べる味を喜びを持って口にしてくれただろうか。
そして。その場の異様な空気、独特な感覚は、実際に居合わせた者にしか分からないのだ。
後日、本作【妄想壁画 初演】は多くの居合わせた方々に称えられた。アーティスト冥利に尽きる。
やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開記事
~笑って倒れるしかないみたい~
アイディアとか気持ちとかが溢れてしまってもうノックダウン寸前。笑って倒れてしまうよ。
高校時代は帰宅するとカセットテープレコーダーの録音ボタンをまず押した。押してしまえばあとは即興で歌うしかないんだから。
その姿勢に倣って、ここ一週間は通勤中も風呂場でもお勝手でもまず口ずさむ。言葉を。メロディーを。リズムを。そして探りつつストーリーが出来上がる。そんなことばかりしてるから、日常が即興で僕の意識は創作と表現で、今一番の趣味が社交ダンスで、興味がいい男関係な訳だからさ。
やっぱり僕は笑って倒れるしかないみたい。おやすみ。2010.11.11 00:34
~自分を落とし込むこと~
ライブ直前まで続く「もがき」と「過信」。
今回はイメトレも自己練も敢えてやらない。
これでもう僕は駄目になるんじゃないか?
そうやって谷底へ突き落してみたくなった。
精神的に自分を限界まで落とす。
そこで出てくるものって何だろう。
それとは裏腹に肉体的に鍛錬する。
精神と肉体との融合を考えるのではなくて。
精神は精神で追い込んでおいて、肉体は肉体で美しく。
それが今の僕にできること。2010.10.24 23:21
~イメージに向かう努力~
まずこれを読む人に言いたい。はよ眠れ。最近くたびれている人が多い。睡眠しっかりとって次の日の朝を快適に迎えて欲しい。
次回のライブが一か月を切った。気軽に参加の返事をしてしまったけど、結構力の入ったイベントらしい。そこに僕はマイク一本で何ができるんだろう。奇を衒うことはなるだけしたくない。弱い存在になるから。でも、常連客が〔あおきまさとオンステージ〕に求めるのは、笑いであり驚き、衝撃である。
いつも心掛けるんだけど、決して盛り上げようとしないこと。驚かせようとしないこと。受けを狙わないこと。だ。そこに自己成長はないし、そもそも感性の越えた観客は決まり切った個性から感動を得ることはない。僕にしかできないことを。そのために今僕ができることを。
そろそろまた僕は深く潜ろうかと思う。2010.10.19 00:05