東京ブラックホール
とりの「あおきまさと」さんは いつものハイテンションを 最初あえて封印し!? 音楽というもののそもそもの在り方を再確認 再認識しようぜベイベーーー・・・・な 挑発的「黒いつぶやき」からスタート。観客全員「なんだこれは?」状態ながらも いつのまにかアオキの挑発に完全にのってしまった(爆笑)!!楽器も音源もなく、アオキの歌とパフォーマンスのみの勝負!! 観る側の「生きる上での全ての固定概念」が否応なしに解除される・・・・彼は 現代に降臨したシャーマンなのだ!!! Commentary from Santen_Touritsu_Kikaku Wacky
私が印象深いのは、今年の3月28日に水族館でやった【東京ブラックホール】ですねえ。
正直、動員は少なかったんですが、会場の雰囲気というか、お客さんの集中力が非常に高くて、すごく凝縮されたイベントになったと思いました。最後に出演した「あおきまさと」さんのライブなんか、楽器を一切使わないフリースタイルだったんですが、お客さんの集中力が全く途切れなかった。(三点倒立企画座談会より take38氏談)
端正なルックスからは想像できない
衝撃の狂気歓喜笑気色気パフォーマンス!
カルト王子君臨! (三点倒立企画わっきー)
普段、日常を生きている僕そのものを浮き彫りにしていきたいですね。次なるステップのための冒険をしてみようかと思うんです。 Performer's Voice before this "OnStage!!"
「僕はミュージシャンではない。音楽をやってるつもりもない。ただ生まれて来るメロディーが好きで自分の声が好きなナルシストだ。ライブっていうのは、いかに日々ある自分に近付けるか。世界ブルー。おおいに失笑しおおいに違和感を、そしてなんだかんだ共感して欲しいんだよ。世界ブルーは生き様だ。」 Message from Aoki Masato
01 Introduction by Wacky
02 Mic Setting
03 静寂 - 呟き
04 It's all right (I dislike you), It's all right (I dislike you)
05 MC:生きてるんだ
06 MC:出てきたもんが ホントなんだよ
07 MC:素でいくよ
08 Rittun Baby
09 MC:カッコつけてないでしょ?
10 MC:アーティストはマゾだよね
11 二月の冷えた唇
12 MC:ステージに来てみませんか?
13 訳もないさ (Look up the number for you)
14 MC:バカはステージにいるオレだけで充分なの!
15 あおき v.s. 酔っ払い達
16 クリーム&シロップ
17 MC:凌ぎを削ってますよ
18 It's all right (I dislike you)
19 今日はありがとう
20 Rin rin rin
21 Applause
アルバム試聴【東京ブラックホール】
旧サイト【東京ブラックホール】
Here, aokimasato is going to do something happened at Okubo Suizokukan in Tokyo. We don't know whether it's important thing or not. Only it's true is audience could not leave here in this place, beause you want to have new value which you have not had before or which have denied to go through in your life.
大久保水族館で敢行された三点倒立企画『東京ブラックホール』に「あおきまさと」がOnStage!!形式で登場。第一作『後悔したって知らないから!!』、第二作『後悔したっていいじゃない?!』に続く、【あおきまさとOnStage!!】の完結編であり、【妄想壁画】への序章ともなる『東京ブラックホール』。あおきまさとの生身の姿がここに在ります。全7カットを順次お届け。まずは一つ目「予告篇」です。
Here, aokimasato again. In this film, he is trying to come up with words for new song, called "It's All Right". To be honest, he thinks he doesn't have to sing^^). Why? Just only being at stage is STAGE. Right?
前回の序章から引き続き、フィルムは流れる。あおきまさと。大久保水族館。オンステージ。東京ブラックホール。ひとつひとつの単語はひとつひとつ刻印されてゆく。観客のステージ注がれる視線と集中力を想像して欲しい。フィルムが時間を帯びるに連れその高まりを感じ取ることができるだろう。
"aokimasato" - black tweet in Tokyo Black Hall. He is trying to find border-line from singing to existing. Sometimes, you say deep existence. What do you mean? Most people don't think, because you don't want to be difficult. However, it's very simple to know what deep existence means. "Be". Just "Be". Not yourself. Just "Be".
『東京ブラックホール』というイベント・テーマから、あおきまさとがアドリブで見い出したのは、「黒い呟き」(電気醤油わっきー氏命名)であった。「カルト王子君臨」(同氏命名)と絶賛される訳を知ることができるのではないか? 果たして動画で伝わるのか。生でないと伝わらないことは分かっている。空間が一つになってゆく様を少しでも感じて貰えたら、と思う。
この『東京ブラックホール』その2では、黒い呟きの後、あおきまさとが中学生時代に生んだ「リットゥン・ベイビー」(未完)をアドリブで披露。このメロディーは後にSekai Bleu Petitによって「ubugoe」として生まれ変わり、このステージの一週間前の【僕はウグイス 唄いましょ】イベントにてアコースティック・サウンド(生ギターとウクレレと男女ハーモニー)としてライブ披露された。
aokimasato thinks back his memories through his original song - Cold Lips. He made this song in his school days. In this stage, he tried to mix singing & talking like poetry reading.
学生時代に作った楽曲「二月の冷えた唇」を詩を詠むような、または記憶を辿るような手法で歌うあおきまさと。このメロディーはひとつの有名な絵画から想起され、一筆書きで完成したもの。当時、その感動を有頂天になって、無邪気にも母親に聴かせた結果、「何、そのずっと同じような曲」と言われ、肩を落とした。また、この曲は当時好きだった女性へプレゼントされている。
秘蔵曲「訳もないさ」を『東京ブラックホール』にて披露(しようとするあおきまさと)。大久保水族館に集った観客との一体感によって調子に乗り出して立ち上がるあおき。完全即興ステージ【妄想壁画】を彷彿とさせる自由度、【バールに立ち寄る感覚で】という緩くも集う感覚とが織り交ざった、観客との掛け合いが微笑ましい。「風が吹く。世の中には色んな風が吹いている。ばっかじゃないの?」(爆笑) 集まる仲間達との饗宴をお楽しみください。
aokimasato is singing "You're Mine"(Cream & Sirup) in "Tokyo Black Hall".
He doesn't care audience's heckling and any kinds of noise. See, he is enjoying as if those noise seems to be backing-sounds.
あおきまさとのライブステージの中でも最も多く登場する「クリーム&シロップ」(英文タイトル=You're Mine)を呟くことで、歌詞と自己同一化を図る。この曲も23歳当時、一筆書きで生み出したメロディーであり歌詞。
客席からの心地好い野次を受け入れつつ、あたかもそれも一つのステージの一部であるかのような、掛け合いを楽しむ"あおきまさと"がここにいます。
あおきまさとが最後の喉を引っ提げて臨んだOnStage!! 大久保水族館に集まった仲間達と繰り広げた饗宴『東京ブラックホール』。「It's All Right」からアンコール「リンリンリン」に至る本ステージの最終Track。笑い。手拍子。野郎歓声。ニャンニャン。すべてが歌と化した瞬間をあなたにお届けします♪
やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開記事
~メッセージ~ 2010.3.14 00:04
メッセージを伝えるのはそれが強いものであって初めて伝わるものだ。それが大きく深い程伝わりづらいから、より強くしかも長く発信し続けなければならない。そもそも世界ブルーは音楽でなく、メッセージをメロディーに純化した存在。そのことをそろそろ示していかなければならなくなってきた。
~馬鹿をやらなくなったら終わり~ 2010.3.13 15:53
よく出てくる話で、うる覚えだけど、牢屋に入れられた人が「私は何もやっていないのになんで?!」と言うと、牢衛(?)が「おまえは何もやらなかったからだ」というシーンがある。
これはここのところの東京の世情にも当てはまる。何の努力もせずにリスクも背負わずに「宝くじ当たんないかな~」「出会いがないな~」「なんか楽しいことないかな~」なんてぼやいているような人に幸せも喜びもやってきやしない。東京の世情---日本とは書けない。何故ならば、地方都市は時間の流れ方もお金の流れ方も違う。物質的なものは別として精神的な閉塞感は東京ならではと考える。マスメディアが「日本は」と書いてもそれはあまり信用しない方がいい。ネット上でも「流行」と書いてあってもそれは「流行」と記して販促しているにすぎないことはもう周知の通り。
それにしても、なんで世の中どんどんつまらなくなっていくのだろう。いや、実際面白いことをしている人は沢山いる。でも、少なくとも僕の周りでは面白いこと=馬鹿を懸命に貫いているのはタンタンメンのおやっさんと電気醤油の面々くらいなのではないか? 勿論、僕も最馬鹿の一人として挙げられている。電気醤油からさえ、あおき君は何も考えないで勢いでいっちゃっている、なんて思われてさえもいるくらいだ。そう。僕はどうしようもない馬鹿でいいのだ。
人生一度ってことをみんな知らないのかしらん。同じ時間を生きているのだから、喜びは沢山詰まっていた方が楽しいんじゃないかな。有意義だよ。その喜びを得るがための苦しみだとかもがきはあって然るべきなのではないかな? だからリスク背負って生きている人にはどんなものを扱っている人であれ、僕は賛辞を贈りたい。盗みとか強姦とかは勿論よろしくない。革命も壊すのではなく創り上げるものであれば、よいけどね。ぶっこわすだけの人はやっぱりよろしくない。
「私は何もやっていないのになんで?!」って言う人に対して僕は冷たいかもしれない。そういう人とはお近づきになりたくないね。気持ちが停滞しちゃうから。リスク背負わない人。その人の動きを見ているとさ。行く末が分かっちゃうよね。その人から生み出されるもの、その期待値みたいなものってさ。微少だよね。米粒くらい。それが社会貢献ならまだしも、文化的な活動であったなら、自己満足の域にとどめておくくらいがよろしいでしょう。
馬鹿やってる。結果としてみすぼらしくてもいいんじゃない? でもね。ひとつ言わせて貰おうか。僕は動かない自分よりも、動く自分の方が好きだよ。過去においても失敗したことはよく覚えていてね。そこから学んだことは沢山ある。これからも失敗を繰り返していくことだってあるかもね。でも、着実に成長しているんだよね。それってね。とっても強いよ。存在そのものがね。また、出会いもね。より研ぎ澄まされた人と出会えるよ。走っていると同じペースの人と群を成すでしょ? 好きなことやってると類は友を呼ぶでしょ? 馬鹿っていうのはある意味「動き」であり「発信」だよ。
僕の中に埋蔵金があるとしたら、それは「世界ブルーパーティー」という名のメロディーとサウンドの繋がり、そして人と人との温もりです。2010年度からはメロディーを通してそういうパーティーを形成していきたいと感じている。
~次のフィールドへ~ 2010.3.11 18:22
また自由になってしまった。ポーンと放り出された気分だ。そしていつも放り出すのは自分自身である。
~ドキュメンタリーを追え~ 2010.3.3 23:13
みんな飄々としていたいんだよね。淡々としていたい。
余裕ぶってさ。
そういうのってカッコイイと。そういう方がかっこいいと10代の頃は思ったさ。
でも、どこか違うとさえも感じていた。
今? 昨日今日の僕の行動をドキュメンタリーで撮影していたら、涙する人も多いと思うよ。ライブよりも生活の方が僕にとってはライブだね。
~大久保水族館ベイビー~ 2010.3.3 00:26
大久保水族館。歌い手にとってこの店ほど歌いやすい場所はないだろう。音が悪いと言う人間がいたとしたら、君は才能も素質もまったく無しで、まずは努力しろ、ね。
音。実はそんなに悪くない。というよりかはかなりいい。マスターの魅力とか場のノリで?というんだけではない。ここ程歌声に奥行きと太さ、そして濁りを含ませてくれるところはないのだ。
下手に若いPAがあやふやに操作して、バランスをとろうとしたり、綺麗に聞かそうとしたり、迫力を出そうとしたりね。そういうのって結局、出演者の力量で決まるんじゃないかな。
ステージそのものもね。水族館は狭いと僕も言ってみたりするけど、使い方次第で充分広い。こじんまりとしたライブカフェなんかよりは随分激しく身体を揺らしたり飛び跳ねたりできるのだ。嘘じゃないよ。それは僕が実証をなんども試みている。
また、この箱の魅力は、寛容なところ。何をやっても許される。盛り下げても、過度に盛り上げても、楽しい時間を観客と共有することが容易である点は特筆すべきだろう。
今月28日は三点倒立企画。僕はカルトな貴公子として紹介されているが、また一つ今までやったことのない世界にチャレンジしてみようかな。そう心くすぐられる。ここから強く発信しようと思わせてくれる、そんな大久保水族館が僕は好きである。