進む向こうにあるもの
なんでこうまでして、って人は思うのかもしれない。
僕だってなんでここまでして、って思う毎日である。
金銭的なこと、物心面の余裕のなさ、男としての誇りだったり、社会人?大人としてのあるべき姿などなど。そういったものを捨ててさえ臨んで進みたいと思えるのってなんでだろう、と。
たとえば寒かったら、暖かい服を着たり、部屋に閉じこもったりすればいい。でも、そういう訳にはいかないことは多々ある。「それは無理している。無理はよくないよ。」とアドヴァイスされたところで、僕はたぶん、もし「進む向こうに見えているものがある」のだったらやはり無理してでも進みたい。
だってね。人生は一度きりだからだ。それが僕の命題だ。もし人生が。人生をもう一回トライできるんだったらさ。こんな人生。。。いや、きっと同じことをするってことくらい分かっているんだけど。。でもね。うん。そうだな。やっぱり人生一度でいいよ。人生一度だからその中で必死に生きてるんじゃん。味わい深い話が詰まったこの数年間の僕の生きざまを。それは別に小説にするようなものでもないし、映画として描ける代物でもないけれど、僕の思い出として、記憶の中に大切にしまいつつ、僕は世界ブルーを描いてゆくのだ。
これがなかったら。いや、世界ブルーがあるから、僕は今、生きていられる。大袈裟でもなんでもなく、素直に言えるよ。おやすみなさい。
~進む向こうにあるもの~ 2010.1.13 19:05
やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開
~ 世界ブルーパーティー"ワン・トゥー・スリー"初演 ~
1、セカイブループティ(男女ハーモニーデュオ、クラシックギターとウクレレ)
2、世界ブルー(あおきまさと鍵盤ソロ)
3、大御所(歌って踊る語学友ユニット)
「7年ぶりの世界ブルー主催のライブイベント。テーマは「ワン・トゥ・スリー」その第一弾。アルバム『繊細』収録曲をしっとりと世界ブルー あおきまさとが完璧に歌いあげました。Ikuru & Waterによるハーモニーは水族館の水槽の音の中で溶け合い(Sekai Bleu Petit)。そして、2002年以来の大御所は色褪せないどころかより引き締まったステージを披露。3名と少数ながらも全3ステージ(+トーク)は自画自賛ですがコンテンツとしてクオリティーとヴァリエーションに富んだものだったと自負してます。」
~楽しいことってなんだろう?~
「最高のパフォーマンスだった」
今夜のイベントは大久保水族館史上初のすさまじいイベントだったかと思う。それは数として紛れもない事実であり、マスターにとっても僕に一生茶々入れることのできる数値なんじゃないかと思う。
そして! 大御所7年半ぶりのステージ。これは「最高のパフォーマンスだった」。全6曲をチームワーク(信頼)とアンバランス(個性)の織り交ぜで、これもまたすさまじいコンテンツだったかと思う。
世界ブルーのあおきまさと。これも、自分で言うのもなんだけど(全部自分だけど)100点満点の出来。120点でもなく90点でもない、100点満点ぴったし。表参道も買い物袋も気持ちよかった。完璧な演奏。片言と爪跡はスリリングでありつつも心地好い。木枯らしは中庸だったけれどね。回転木馬もエンディングにふさわしくしっとりとステージをしめくくった。また、オープニングの年の瀬。これは驚かれたかもしれないが、笑ってしまうくらい決まってしまった。今夜の世界ブルーステージは次回の1月23日の昼の阿佐ヶ谷ネクストサンデーで再現させて貰います。今夜見に来れなかった方々は必見かな。
Sekai Bleu Petit。これは辛口で58点くらい。僕の練習不足とWater君の経験不足からきたものかもしれない。でも、やはり二人のハーモニーは魅力があふれていて、それはSemi no KoeやUbugoeで聴くことができる。雰囲気もよい。このユニットもまた信頼関係がとれている。
Water君と僕とよっしーの三人でトークステージ。お題は「楽しいことってなんだろう」だ。まず新年の抱負から始まって、三人とも「早寝」だとか「健全」だとかけっこうお固く時流の影響も大きいような気がした。そこからスパイスについて。僕にとってのスパイスは本分である表現・創作活動に加えて、こういったイベントで人と人とが結びつき、それぞれに流れ、そこでまた次なるプロジェクトやパーティー企画が生まれる、という「循環」をスパイスとしてみた。
イベント終了後は打ち上げ。集客についての反省会が主で、でも、今回で出演者(3名)全員が真剣に臨む姿勢を持たなければ、活動が成り立たないという点が浮き彫りにされて、僕としては問題提起という点で今宵はとても意義深いイベントだった。また、3人がチームワークよく、というかまぁ、仲良くマスターの作った焼きそばを食べて、飲んで、語って、真剣に話して。で、笑って。
実はそういうのが僕の求めている「楽しいこと」なんじゃないのかな、ってね。そういうところからまた次なるステップへ繋がる。その循環。楽しいことってなんだろう。僕たちはもうすでに楽しいことをしているのだ。
今夜も贅沢なイベントとなった。今後より多くのみんなに観て貰うべきコンテンツだったので、機会を持てる方は是非いらした方が生きるスパイスになるのではないか?と思う。よろしくお願いしまっす。それではおやすみなさい。
2010.1.18 0:35 やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開