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  私的随喜    Private Column
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トリップトリッププルルルルン☆
彷徨う 巡る 旅をする 生きる力
過去へ未来へ 夢現(ゆめうつつ) トリップへの誘い(いざない)


品位   旅はしないとね   夢心地は如何ですか?   仙人   絶賛   無防備



 ♪品位♪


突然入るけど、信じられない態度の客っているじゃないですか。喫茶店で怒鳴るように、いや、実際怒鳴ったり。相手が取引先かなんか知らないけど、待ち合わせ場所に迷って路頭に迷ってる彼女かなんか知らないけど、出来の悪い小学生の息子かなんかしらないけど。怒鳴るのはやめようよ。

カップルで喧嘩したり、団体で来てコップも雑誌も漫画も置きっ放し。トイレは水びだしでペーパータオルはゴミ箱に入らなかったらそのままでいいや、みたいなさ。店内での歩き煙草とか。

そういえば、人間としてキレたことがない。いや、そういうこと書きたいんじゃなくて。っていうか、もう今既に心は沈静化してます。

心は沈静化してもね。ひとつ心の奥底でしこりがあるのよ。それは、自分の友人知人で同じ様に横柄な態度取る人がいたりして、そういうの見ると驚くよね。「実際いるんだ、こういう人、俺の周りでも」って思う。

若い頃はよくそういう人を注意したもんです。そうすると彼らは「だって、こっち客じゃん!」ってね。「金払ってるんだから。あっちは給料貰ってるんだから(/それで飯食ってんだから)、そんくらいすんの当たり前じゃん!」ってね。それ違うと思うんですけど。言っても聞く耳持たないし、そもそもそういう感覚のまま育って来ちゃってる人に注意しても、直らないよね。そういう人達は改名した方がいいよ。「直子」とか「直人」とか。俺、真人。関係なし。

まぁ、あおきの店員に対する言葉遣いや態度は過剰に優しすぎるのは否めない。店員よりも相手に丁重になって、時々店員はとまどったりするっぽい。だから、敢えてラフな言葉遣いをはく様心掛ける。

店員であろうと客であろうと無礼な人は好きじゃない。逆に親切な人は好きだ。

そういえば、昨日どこかの駅の近くで、車が立ち往生(?)したらしく、そこで驚いたのが、交番の見回りの人が怖い声で「何、こんなとこで止まってんだ!」って怒ってる。周囲にいた住人はなにごとか、とその声に反応し振り返ったりする。そりゃねーだろ、って思う。オマワリさん、あんたはそんな怒声唸る前に誘導すべきでしょう。っつうか多分だけど、自転車乗ってる見回りのあんたが邪魔で右折できなくて立ち往生してるんだろ。地元にあんな公務員がいるかと思うと、安心して街歩けないよ、この御時世。

思いやりを形として態度として言葉として現せない人は多いし、僕も現せてるとは思えない。でも、思いやりの気持ちを持ってない人、ってのも多々いて、それならまだしも相手を威嚇したり、ぶっきらぼうだったり、そういう友人知人とはなるだけ距離を保ってサヨナラしたい。正しい事言えばそれでいいっていうのはそりゃ嘘ですから。言い方、接し方にもにも一工夫も二工夫もしましょうね。レディース&ジェントルメン。

July 14 15:25 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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 ♪旅はしないとね♪


今年の夏は久しぶりに一人旅をすることにした。
去年のフィリピンはあれは旅とは言えず、一人旅行だった。
旅行と旅とは全然違う。
旅行にはお金をかけた方がいいでしょう、それは。
旅には時間をかけた方がいいでしょう、それは。

「なんで旅するの?」って聞かれることがあるけど、皆さんも旅or旅行するでしょ?
周囲を見渡せば、週末はバイクで関東から抜け出す人もいれば、
毎週のように伊豆へ長野へ温泉へ、って出掛けてる人もいる訳で。
普通だと思うんだけどな。というか旅しないで人生終えちゃうのって、ねぇ〜。
寂しすぎます。
僕は列車でゴトゴト揺れて&徒歩でゆっくりと町を含むように、ってのが好きですね〜。

July 17 12:53 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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 ♪夢心地は如何ですか?♪


夢から覚めると夢だったか、とホッとしてみる。
ここ十数年マイナーチェンジを繰り返しつつも、嫌な夢のパターンは大体同じだ。

「僕」は二浪していることになっている。
得意科目の日本史はもうまったくやらず、最後の一ヶ月で、と決め込んでいる。
国語はどうにもならない。英語は、、、「読み込みしよう!」とか気合入れてる割には、まだダラダラしてる。受験まであと三ヶ月くらい。それが一ヶ月前、前日、当日、合格発表と重なって、で、現役や一浪の時に受かった学習院や立教さえも受からず、というかどこも受からず、その時の両親の顔や、僕自身の心境はどうしようもなく。。。という筋書きだ。「なんで現役で大学行っとかなかったんだろう。」「せめて一浪で入っておけば。」「というか、これから専門学校っていっても、やりたいことなんかないし。。」などなど。将来に対する不安でいっぱい。

今朝見た夢はちょっと違ったが、ゼミのOBOG会で初めて会う女性の先輩に(時間軸はずれてるけど)(実際はまったく知らない人。厳しくも感情的。キャリアウーマン風)「音楽なんかやめて、ちゃんと受験でもしたら?」とか言われる。「そうかな。」とか思ってみたりして、でも、もう受験勉強なんてまったくやる気になれないあおき。そこで、また彼(か)の夢と重複する。受験当日まであと一ヶ月だ。「日本史やらなきゃ。っつうか英語読み込み全然やってなんだけど。そうだ。英語中心の生活にして、日本史は三日間くらいで片付けよう!」とか。もがいてあがいて気持ちばかり急いて手ぇ付かず。アギャー!! そこら辺で夢から脱出。

夢から覚めるといつも思うのは、なんだ、僕は大学もう既に卒業してるんだ。で、今は音楽やってるんだ。と安心してみたりする。と同時に、夢の中にいた前途有望(or不毛)な状況よりも今の方が厳しいじゃん! と、自分突っ込み。で、バイトに出掛ける訳だ。

そんな夢を見た日も大概、いつもと変わらない一日を過ごすのです。

July 18 11:45 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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 ♪仙人♪


具体的にこうなりたいという職業という夢はなかった
夢はただ空想の中で描いていた
いつも漠然としていた
今も漠然としている

覚えているのは
なれるものなら仙人になりたいと思った
白い立派な顎鬚をむしゃむしゃと撫でながら
周囲の人間を諭すのだ

仙人になるためには、、、
若い頃に経験できる限りの喜びや悲しみを
夢を巡るような快楽
切羽詰った夜の孤独を
明るい未来を感じる朝、湖を歩く
草原を風に吹かれて飛ぶように歌う
時に出会い別れ
喜びだけでは生きていけないと
でも悲しみだけでも生きてはいけないと

でもそういう紆余曲折した生き方を
素直に涙を流し 感動し 喜ぶことのできる生き方を
僕には出来ないと少年の頃感じていた
だって僕はごくごく平凡な少年だったからだ
ただ空想と空の色模様をだぶらせることが好きな少年だったから

メロディー
生まれてくる
それはきっとそんな空想世界から舞い降りてきたフレーズに過ぎない
でもそれを大切に育んでいると
それを密かに自分だけのものとして大切に大切に

誰の耳にも触れさせたくないメロディー達
これは僕だけのもの
至福 ひとり夢を見る

今 僕は仙人にもなれていない
そしてメロディー達は僕という殻を抜け出して外の世界へ泳いでゆこうとしている
ミュージシャン、コンポーザー、シンガーソングライター
職業には色々な固有名詞があるけれど 僕にはどれもあてはまらないな
プロデューサー、アーティスト
せいぜい生み出すという意味で
そして創り出すという意味で

音楽である必要はない
僕が伝えたいのはただただメロディーで
でもそれは音楽ではない
例外性を受け入れ普遍性を尊ぼうという価値観であり
人間としての危機意識やどうにもならない感情
受け入れる力 通り過ぎてゆく感覚 それは喜びにも似た 悲しみにも似た
メロディーは映像だと思う
その映像は少年の頃から見ていた空想の中の夢だったりする
そしてそれはただただ毎日見ていた空だったりする

仙人になりたいと感じた僕は 空をメロディーに
空の下で日々生きている人々の気持ち達を連なるフレーズとして口ずさむ

少年の頃 なれない と思った生き方を僕は今しているけれど
それでいて 僕の職業は漠然としているけれど
僕の口ずさみが僕のメロディーが人々の心をいつか諭す
人々がそれぞれがその人なりの感じ方で呼応してくれたら
僕の職業としての夢はまだまだ漠然としながらも
僕が感じていた仙人に近づけたようでいて
実感として嬉しいと感じる

July 20 11:20 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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 ♪絶賛♪


とある高校の合唱団の定期演奏会へ出向く。
場所は東京の西に位置し、コンサートホールに入る前には岡本太郎ばりの偉大で奇妙な縦長のオブジェが配されている。その静けさよ。その月の光の神秘。

会場へ入ると思ったよりもお客さんは多く、500人はいるだろうか。
客層も僕好みのいいとこの家族やカップルや女子高生やうるさがたの男子高校生や、以上同質。

舞台には50〜100人ほどの大合唱団。驚きだ。
そう。僕はこの合唱団のOBなのだった。

どんなステージだったかは口では言い表せないけれど、
今まで誰もが見たこともないような、アヴァンギャルドな大合唱団だった。
多分、アイヌのウポポを凌ぐのではないか?!
そんな10代の若者達の繰り出す感性とパワーにお客は圧倒されつつも
憧れ、感動、をただただ黙ったままひしひしとその歌の中にそのパフォーマンスの中に感じる。

第二ステージが終わった時点で学生指揮者が
「今夜は10時まで演ります!」
お客さんはみんな嘘だろ?ばりに「おぉー!!」と声援をあげる。
そう。このクオリティーのパフォーマンスをあと一時間もやるのか? と感嘆するのだ

舞台はこの世にはないと思われる程の前後一席一席の高低差があり、観客は団員を見下ろすように楽しむことができる。ローマ時代の遺跡を思い出す。

舞台は進み第三ステージ、アンコールステージ。ここでもまた信じられないパフォーマンス。信じられない。高校生がこんなレベルの高い、しかも世界の誰もがやったことのないステージングを。

最後のアンコールステージの一曲はオリジナルで、これまた学生らしくも泣ける青春歌。会場全体が特異なポーズでエールを送りながら、歓声の中で幕は下りる。

ステージが終わった後、僕は学生指揮者に抱きついて言う。最高だよ、と。
舞台に参加していないからジェラシーを感じるという本音と観客のすべてが感動を貰い受けた事実を伝える。
「これだったら”美術手帖”とか芸術評論家から評価を仰いだ方がいいよ!」などと熱くなってみたり。

コンサートホール、客層、ステージング、パフォーマンス、意外性。
アヴァンギャルドをも受け入れてしまう魅力的な夜だった。

会場から出ると、赤と緑、青の月に届くようなオブジェが静かに佇んでいた。

勿論僕は、思い出す限りの映像をメモしたことは言うまでもない。
夢の中で感動して泣いたのは生まれて初めてです。素晴らしい。ファンタスティック!!

July 23 21:22 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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 ♪無防備♪


相手を理解しようという心はそれは優しさである
そして自分自身をさらけ出し、相手も顕わにしてくれたら、夢のトリップだ
トリップトリッププルルルルン☆ プルプルトリッププルルンパ☆

美味しい焼酎を飲み交わすとしよう
そこには男女の差はなく、差があったとしたならばそれはある意味探究心かもしれない
永遠を感じたりする
もう一杯いこうか

素敵と感じていた空間を訪れてみる
地下に下りるとグランドピアノが並んでいる
僕の奏でる音を想像してみる
音と音とが重なり合う 運命を感じたい

リアルなやりとりをしたいと常日頃感じている
メールや郵送もいいけれど やはり直接会わなくっちゃね
無駄と思われる動きでも
一緒にラーメンをすすったりして 次のアクションへと進む

夏休みの自由研究を課してみる
相手に与えると同時に自分ながらにアイディアが生まれてくる
何をどうすればいいのか ではなくて
これだよあれだよっていう 好奇心を埋め尽くしていきたい

超音波の空間の中でレコーディング
そこにはコントロールルームとのガラス一枚隔てただけで
尖った細長いより奥行きのある空間を感じたりする
もう1テイク録ろうか

気功整体を体験してみたりする
遠くには未知の世界が、沢山の宝物が埋もれている気がする
宇宙を感じたりする
もう少し泳いでみてもいいんじゃないか、と次の日は眠りに耽る

トリップトリッププルルルルン☆ プルプルトリッププルルンパ☆

無邪気であること 無防備であること
これからは僕は 愛を追求していく
よろしく

July 25 23:00 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

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