今月はですねぇ。迷ってるんですよ。文章も音源も沢山載せちゃおうかどうか。
ただ先月みたいに載せ過ぎて、容量オーバーなんて事になると連載更新出来なくなるし。
やっぱり、バランスって大切なんすかねぇ。ってことで、今月も徐々にUpしていきます。
♪唄って踊って笑って泣いて♪ 確かに先日の大御所のライブは失敗だったかもしれない。でも果たしてそう言い切れるだろうか。「やったぁ」という満足感はあったものの、学園祭ライブのような感動はなかった。お客さんの心を「掴んだ」っていう意識も持てない。その原因はもう僕は分かっている。でも教えない。ライブの音源を聴いてみる。ビデオをチェックしてみる。うん。分かった。うん。。。教えない。 そこで得た僕の大御所のStage Visionは、結局、そう在りたいと思うユニットの姿だった。勿論、次のライブまでにその思い描く姿にどれだけ近づけるのかも分からない。でも、「作詞作曲コンビ」と言ってるだけの大御所から「歌って踊る」ライブを実現出来たように、きっと、次なるステップっていうのはより本来的なステージの具現化って事だと思うんだ。「大御所の在るべき姿」? ん? 大御所はかなり遠回りして来たと言える。もうかれこれ結成して4年が経とうとしているんだ。それは僕自身もそうで、青木真人はかなり遠回りして来た。回り道、寄り道、道草、空回り。大御所同様、ソロもきっとライブの後で「青木真人の在るべき姿」? なんて自問自答するんだろうか。いや、もう既に充分してきたはずだ。でも、きっと人生は自問自答の連続で、解決し解決し、そして更にそれ以上にもっと大きな問題を抱えていくに違いない。 「言い訳ばかりしていると、人生遠回りだぜ。」 僕はカッコつけずに全ての余分な要素を削ぎ落としてみたいと思っている。 20010528 2:10am
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♪6月1日メール送信事項♪ ※一部改訂 みなさんこんにちは。青木です。 先週土曜日は大御所のライブで踊って結構疲れました。リハやリハリハも加えるとかなり踊ったので心地良い筋肉痛がぁ! 6/1のコラムでも載せましたが、大御所のライブでかなり色々な事を考えさせられました。きっと、次回の大御所ライブはまた一味違ったものとなるでしょう。でもきっとバスローブは着るんじゃないかな。(その時は勿論相棒吉田はヅラを冠る事でしょう。) そして今月はソロライブやります。考えてみれば一人で舞台に立つなんて、生まれてこのかた、皆無に等しいんですけど。そんな憶病者も自然と表に立つ事が出来るようになるんだなぁ、とつくづく実感します。 ソロは大御所とは全然違って、踊りもなければ、コスチュームもありませんが、是非いらして下さいませ。青木らしいステージとなるでしょう。 1、 6/17(日) 12:00開場 吉祥寺曼荼羅 青木真人ソロ 演奏予定曲:(演奏時間30分) ●Summer Day(with Gtr.) ●Client Service ●クリーム&シロップ(ピアノ弾き語り) ●びいどろ ●白熱灯と君(with Gtr.) ●年の瀬(ピアノ弾き語り)。そして、時間が許せば ●(ギター弾き語り)やります。 曼荼羅は客席が30席程あります。座ってゆっくり聴いて下さいませ。 場所は吉祥寺駅南側(井の頭公園の方)、大きな通り(井の頭通り)沿いにある無印良品の真向かい(地下1F)です。吉祥寺には曼荼羅1、2、5とありますが、曼荼羅1でやります。注意して下さいね。 ★地図★ http://mandala.gr.jp/man1.html チケットの方は前売り¥1600、当日¥1800です。当日来られる方も、先着15名まで(事前渡し含む)は前売り料金で入場出来るようにしときます(友人知人問わずどなたでも)。一応受付スタッフに「青木真人見に来ました」って言ってみて下さい。 2、 7/14(土) 12:00開場 秋葉原Club GOODMAN 青木真人ソロ 演奏予定曲:(演奏時間30分) ●(ギター弾き語り) ●クリーム&シロップ(ギター弾き語り) ●年の瀬(ピアノ弾き語り) 他は未定です。 当初は6月のライブと全く別の曲を準備してましたが、6月は無理でも7月来て頂ける方がいらっしゃるということもあり、大半は6月と同じ曲を弾くことにしました(普通当たり前らしいですが)。ですから、青木としては来てくれるなら6月7月のどちらか一方を選んで貰うのがいいかなぁ〜と。2度来て貰うのはお得ではないかもしれません。一応工夫は凝らすつもりなんですけどね。 こちらは座席は少ないです(10名分くらい)。ほとんど立ち見。 チケットの方は前売り¥1500、当日¥1800です。当日来られる方も30名まで(事前渡し含む)でしたら、前売り料金で入れるようにしときます(友人知人問わずどなたでも)。 ★地図★ http://www.ikebe-gakki.com/company/shop/shop.htm 詳しいことは、下記URLのRadio---Liveの項にて。他ユニットのライブ情報も随時更新していきます。何かご不明の点がございましたら、何なりと。メールの代わりに掲示板(Radio---掲示板)に書き込みして下さっても構いません。 http://masatoaoki.hoops.ne.jp/live.html PS 今後、青木自身活動するに当たり、皆様にこのようなメールが度々届くことがあると思います。許して下さい。ご迷惑の方はこのまま返信してください。 では、お互い頑張りましょう。 青木真人 20010601 10:57am
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♪楽園より♪ 僕は宿を出て公衆電話へ向かった。東京にいる彼女の声をただただ聞きたかったのだ。実際は大自然に触れて僕の心が素直になったのかもしれない。「好きだ」って言えるような気がしたんだ。僕は過去に告白を何回かしたことがある。告白してうまくいくことなんてないって経験値で分かってるんだけど、そういう時ってどうしようもなくなっちゃうんだ。とにかく「好き」って言いたい。 「やぁ。」 「やぁ。」 「オス。」 「オス。」 「なんかぁ〜。急に声聞きたくなっちゃってさぁ〜。電話しちゃったよ。」 「あは(笑)。ふ〜ん。。。ねぇねぇ、今日さぁ、会社でさぁ〜(中略)。」 「まぁ〜、もうちょっと旅続けるよ。」 「いいなぁ〜。おみやげ買って来てよ。」 「あー分かった。んじゃあ。」 「うん。じゃあ。」 「おやすみ。」 「おやすみ。」 言えなかった。でも何だか気持ちが楽になったな。波の音をBackに彼女の声に耳充てる。うん。 彼女の元にも波の音は届いただろうか。 20010510 1:15am
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♪僕はからっぽ♪ 「今、誰が好き?」って尋かれてもすべての女の子達は中和されてしまって強い顔を持った女の子は出てこない。抱き合いたいと思うような子さへいないのは何とも寂しい。「考え過ぎ」? そうかもしれない。でも僕は考え過ぎたいんだ。そうすることによって失う数々の断片よりも一つの核心めいたものを得る方が性に合っている。僕は今まで核心を------自分の核に触れることを恐がっていた。ただ広がりを身につけていたんだ。それは自分の核が空っぽなものだという事実から遠ざかろうとしていたからかもしれない。 僕はからっぽ。その箱の中は何もないのに重い空気が立ち込めている。懐かしい思い出が上層部に空を作り、「誰か」と「何か」を求める探求心が根底に地下水路を作っている。そんなまるで一つの世界のような箱はそれでもからっぽなものだから世の中において勿論有用ではないが、それでもそれをイメージと見立て、もし表現する手段があれば、そしてイメージの具現化が成しうるならば、そのからっぽな世界は多くの可能性を生み出す空間なのだと認めることが出来る。是非そうであって欲しい。 僕が音楽を通してイメージ具現化の作業を行っているのは、つまり、自分はからっぽではないと、自身で認めたいからに他ならない。 19990821 3:00am
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♪別れ♪ 僕は昨晩電話しようと思った。色々考える事があったからだ。でもやめた。一人で考える事にした。そういうのには馴れてるんだ。だから一人で考える事にした。 今朝見た夢では、知らない女性と初めて出会う。そこで二人は手を繋ぎ、「何か見たい映画ある?」「なんでもいいわ。」 「そういえば名前なんて言うんですか?」「とみ??とみこ」「え? とみこって日野富子のとみこ?」とか聞いてみたけど、今ではもう忘れてしまっている。漢字にすると富?富栄子だったような。 「初めてなのにね。なんかね。」 彼女の恥ずかしそうなでも心地良い気持ちは僕は理解出来たし、僕も同じ事を思ったんだけど、口には出さずにいた。彼女が先に言ってくれた。 映画を見終わった後、彼女の親戚一同集まる和風料理屋へ向かった。そこではご両親や新類縁者20人程いて、賑やかに宴会が催されていた。僕だけ部外者のような感じだったけど、丁重に扱われて気持ち少し楽になれた。 ある酒に酔った男(髪は長く、体格もどっしりとしている。ひょうきんな顔つき)が僕をじっと見ながら、僕の隣に居てくれる彼女に何か言っている。僕には聞き取れなかったけど、でも次の彼女の一言で何となく分かった。「でも、いい人よ。」 宴会終了間際でその酔った男は、階段途中で突然倒れだした。急死。にこやかな親戚一同は「あ〜あ、あいつは富ちゃんのことずっと好きだったんだよなぁ。」 僕は、、、僕は今日彼女に会ったばかりだ。。。 お店を出て、彼の死はそれはそれで取り敢えずといった感じで、親戚一同で会えたという喜ばしいその会は終わり、みんなばらばらに帰る事にした。僕は一人で帰る事にした。一人。。。独り。。。 僕は北側へ向かっている。靄に包まれた道。森のある方へ。。。あ、メロディーだ! 僕は歩きながら口ずさんでいる。うん、うん。いい感じだ。と、僕の後ろ向こうから誰かの声がする。女性が二人いる。誰だか顔は良く見えない。でも、とみこさんとその妹さんだ、きっと。あ!メロディーが消えちゃう。彼女達が来る前にこのフレーズを録音機に口ずさまなくちゃ。あぁ、来ちゃうよ。あぁ、消えちゃうよ。 夢から覚めた僕は、眠いながらも何とかフレーズを口ずさんだ。悲しいのかもあったかいのかも分からないその曲の仮タイトルは「別れ」だが、まだ決まっていない。でも、その夢で出会った彼女と歩いた時の心境や、彼女と手を繋いだ時の感覚を大切にしたいと思う。 そして、僕は今まで出会い、通り過ぎたり、別れて来た人達のことを歌にしようと思った。 20010604 5:30pm
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♪梅雨時絵空事♪ 今行ってみたい場所を列挙してみる。下北沢、高円寺、阿佐ヶ谷、、、。歩こう。そう思い立った。 結局、歩きたいと思った場所はいつか歩くことになる。買いたいと思ったものはいつかは手に入るし、好きな女の子には必ず気持ちを伝えることになる。夢は必ず叶う。 「春よ来い」いい曲だ。『はっぴいえんど』を聴いてるとね。70年代に戻りたくなるんだ。そして中央線沿線で一人暮らしをする自分がいる。僕は多分、早大生だ。早大生で学習院の女の子と付き合う。彼女は池袋と目白のちょうど中間に位置する場所に一人で住んでいる。恋人は多分いないだろう。多分僕のことだろう。僕が夢を追わなければ、彼女は僕をすぐにでも受け入れてくれるんだろう。今の僕でも受け入れてはくれるんだが、、、。 「もう何も喋らないで」、、、松本隆さんの詞を大瀧さんが歌う。細野さんのベースがブンブン鳴る。「かくれんぼ」か。彼らのファーストアルバム『はっぴいえんど』の裏ジャケット。これをかっこいいと思う女の子はそうあまりいないだろう。でも若者であれば、、、。鈴木茂さんが立ちションしてる姿。松本さんがカメラのレンズに向けて煙りをフッと吹きかける顔。大瀧さんがマイクに向かって切と歌う姿。かっこいいよ。かっこいい。 「何が起こるのか」、、、そんなの分からないよ。僕の人生で僕がどうなっていくかなんて誰も予想はつかない。僕でさえ分からないんだから。ただ僕は例え空が細野さんの重い声で覆われた「飛べない空」であったとしても、その空の下を一生懸命歩いていこうと思う。 一人で考えてみる。さっきまで友人と意見を交わしていた。空炬燵の上には皺苦茶な蜜柑。新聞紙を枕にして目を瞑る。友人が僕を起こす。「風呂にでも入りにいこうぜ」「君って奴は、、、先に行っててくれよ。俺はゆっくり後で行くから」「手拭い借りるぜ」「ああ」。友人は出ていく。 僕は今、彼女のことを考えている。彼女と「あやか市のどうぶつえん」に行った時のこと。彼女は「からからぱいろっとの からからわらい」僕は素知らぬ振り。手は繋いでいても心は何処へいっちゃったのかな。僕らはいつまでこうしていられるんだろう。いつまでも若くはないんじゃないかって思うんだ。「じゆうをかたりあ」うことなんてさ。僕はただ君を思いっきし抱きしめたいんだ。「まさぐり」合う。 天井にある染み。雨かな。雨でも浴びにいこうかな。 何も持たずに外に出る。別に僕は「いらいら」してないよ。それはリズムの問題さ。大瀧さんだってそんなようなことを言っていた。「いらいら」それは言葉のリズムさ。僕はねえ。なんで突然歩き出すと思う? それはねえ。教えてあげようか? リズムを感じるためさ。リズムが体に染みわたる。そうするとメロディーっていうのはねえ。浮かび易いんだよ。 だから何なのさ。「何もいいことなんてない 街へ出ても 部屋にいても いらいら」----その気持ちは分かるよ。それって僕のこと? 「一人で生きて来た 何も見なかった」 それも僕のこと? 僕は、、、。隣にねえ。誰もいないんだよ。いつもね。 僕がはっぴいえんどを好きな理由。それははっぴいになれない。それでいてなりたいから。そんな気分を彼らはっぴいえんどは僕の生まれる前、創った。時代を超えての共感。「しあわせなんて どう終わるかじゃない どう始めるかだぜ」 僕は時代に飢えている。僕は創作に飢えている。僕は女体に飢えている。僕は才能に飢えている。僕は若さに飢えている。僕は現状に飢えている。僕は、、、だから求めていくんだ。僕は、、、だから歩いていく。「しあわせなんて何を持ってるかじゃない 何を欲しがるかだぜ」 最後に鈴の音が聞こえる。暗闇のリズム。そこがはじまりなのかな。 真っ暗になっちゃったな。彼女はどうしてるかな。シャワールームなんていう洒落たところであったかいお湯でも浴びてるんだろうな。シャンプーとかリンスとかトリートメントとか最近流行りのやつ。部屋の中ではミニスカートなんかはいてるのかな。僕の前ではいつも丈の長い服を来ている。彼女の若い胸は僕らの歩く方向へ、僕らよりも少しだけ先に前を向いている。彼女の胸は前向きだ。彼女のお尻は上向きだ。彼女のあそこだけは僕向きであって欲しいな。 妄想に耽る。僕はそれを想像と呼んでいた。想像の積み重ねが創造を生む。そうだろ? 今熱い湯舟に浸かっているであろう友人は(僕は彼のことを「おまえ」と呼び、「あいつ」と形容し、カッコつける時に限って「君」と投げかける。その時の僕は「俺」である。)、それを妄想と言った。そうなのかな。だったら僕がこれまで耽って来たマスターベーションはすべて妄想だったことになる。僕は想像を楽しんでいたつもりだったんだけど。 もしマスターベーションというものを楽しめないような人だったら、僕は多分生曲なんていう行為も存在し得なかったんじゃないかって思う。編曲をセックスと呼ぶ。プロデュ−スは赤ちゃんが生まれることかな。作曲っていうのはエロ本をみたり、ピンク映画を見て楽しみながら自慰行為に耽ることかな。何かに頼りながら自分を満たすっていう。僕の場合は生曲かな。そしてそれは想像が創造を呼ぶスト−リ−、マスターベーションだ。 シンガーソングライター。なんなのかな、あれって。作詞作曲。なんなのかな、あれって。僕は生詞生曲かな。作曲なんて下らないよ。曲っていうのは体から出て来るものだよ。何で無理してひねり出すように生み出さなきゃならないんだよ。自慰行為にエロ本なんて必要ないよ。それが僕の持論だ。生曲して編曲して、そして作品を創作していく。そして出来上がる作品。セックス、妊娠、出産。 僕は今編曲に悩んでいる。彼女とセックスしたいんだ。マスターベーションはもううんざりだよ。だって、どうせ止めらんないんだから。でもセックスは、、、。 彼女はシャワールームから出た頃かな。カラーテレビなんていう高級なものでも見てるのかもしれない。その画面に僕の顔が大きく写し出される。 「やあ」 「どうしたの? 顔、びしょ濡れじゃない?」 「はは。いいんだよ。なんかさあ。こうして曇り空から降って来る雨って、、、地面に落ちていくじゃない? ある者は電車の車輪に轢かれ、ある者は土に安まる。そして、たまに僕の口の中に迷いこんでしまう者もいるんだ。彼は驚いているんだろうな、きっと。そんな驚きを吸収してしまえばさあ。僕はなんだか、体中が驚きでいっぱいになってさあ。目がぱっちりしてさあ。脳みそがピューンとね。働きだすんだよ。それで君に「やあ」って。」 部屋にいる彼女は不思議そうな顔をしてこっちを見てる。彼女はパジャマ姿だ。淡いピンク色。白いシャボン玉の図柄。いかにも女の子らしいんだけど、媚びてなく。自分に媚びないのは宜しい。マル。僕の前でも媚びないんだけど。 いや、彼女は、、、彼女の顔はいつもよりもずっと朗らかに見えた。いつも線路沿いを二人で歩いている時の彼女の顔。それはどことなく「はかない永遠」の顔をしていた。今は「今のわたし」っていう顔をしている。だからやっぱり普段は気を遣ってるのかな。少し媚びてるのかもしれない。そしてそんな彼女が好きだ。 彼女は首を何回か傾げた後、僕に近づいて来て、仄かなトリートメントの香りまでもが近寄って来て、シャボン玉がだんだん大きく白く、彼女の胸の膨らみが大きく白くもっと膨らんで大きく白く、パチン。 誤解されたかな。切られちゃった。 「ねえ 君は ほんとうにふしあわせなの」「いいえ」 レコードの針が上がる。トクっと浮くんだ。それは何かを連想させるけど、それは妄想だなんて言われたくないし、、、。何も語らない。でも「浮く」なんて。いいな。好きだよ。その瞬間。 辺りは時たま通る列車のガタコト。電灯に照らされる僕がいる。友人であるあいつはもう僕の部屋に戻った頃だろうか。手拭い、ちゃんと垢を落としてくれただろうか。勝手に僕のギターをジャリジャリ弾いてるんだろうな。帰ったらあいつは「何してたんだよ?」っていちいち尋ねるんだろうな。僕は「別に」って。「おまえって変わった奴だよな。」「そうかい? 君程でもないさ。俺は君みたいに大声で下手な歌を歌ったりしない。そして、他所に迷惑をかけない。」 帰ったら銭湯にでも浸かりにいこう。梅雨時には銭湯で汗を流すに限る。女湯からはカランコロンっていう音が。でもそんなのはどうだっていいんだ。僕はただ顔を天井に向け、湯気向こうの彼女にのぼせるに違いない。 20000610 10:06pm Masato Aoki
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♪みんなで楽しめるもの♪ 送信日時 : 2000年 7月 29日 土曜日 0:54 AM 件名 : みんなで楽しめるもの =一人一人がやりたいことをする(自由に表現する) =仲間を持つ(刺激し合う) =多くの人が発表出来る場を持つ(発信) 個人個人が好き勝手にやることに弊害はない。逆に規制やルールを加えると創作意欲や参加意志を挫く恐れがある。とにかく、発表の場の提供(構築)であり、その集合体が望ましい。 ただし、ここで一つ前提がある。 それは「みんな」とは誰か?!ということだろう。 誰もが発表出来るのであれば、クリエイタ−とは誰しもがなれることを意味する。しかし、そこに魅力を感じるだろうか? 最低限、自分が興味を持った、魅力(才能)を持つ人との繋がりでありたい。 つまり、自発的なクリエイタ−達が自由意志で作品、空間、情報、その他コンテンツを表現/発信し、その集合体ができて初めて「みんなで楽しめるもの」に近づけるのではないか? 要は、私は私にしか出来ないものをクリエイトすれば良い訳だ。他は他でどこかで自発的にクリエイトしていることだろう。その人達との相互のコミュニケーションを図れば良い。 今後の課題は、創作=>発表という基本スタイルを自身で確立することだ。 どうだろう。少しは創作&発表の基本スタイルを確立できただろうか?! まだまだだよ。スタイルなんて確立してちゃ駄目なんだ。作ってぶっこわして作ってぶっこわして。。。そうやっていくリズムを纏わなくちゃって思う。疲れるなぁ、まったく。でも今年はもっと疲れたい!!! 20010612 2:00am
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♪この曲です♪ 「年の瀬」歌いたい!「年の瀬」歌いたい!「年の瀬」歌いたい! 夏だけど「年の瀬」歌いたい! 早く歌いたい! 20010509 11:50am
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