作品 ライブ映像 メッセージ

伝えたい何か 伝えられない何か 世界ブルー

下井草カラス 
初期衝動を形にする
下井草カラスによせて 〜理由なき初期衝動〜

僕が少年の頃“音楽”といえば心揺さぶられる代名詞そのものだった。エネルギーが必ずあったし、驚きや発見があった。

本物とか一流という言葉がある。天才とか素質とか。でもそういうのとは無関係に“触れてみたい” それが音楽ではなかったか?

今や創り手も受け手も枠や一つの与えられたスペースの中で音を予想できてしまう。だから“いいね”“好き”と言えても感動はない。

当作品にもう一つタイトルを与えるとしたら。 “理由なき初期衝動”―――創ることに熱中する姿が見えやしないか? 録音・編集。それは僕にとって神聖な儀式だった。2011.01.03記載
1999年3月1日、僕は創作人生を始めた。その第一作目がこのMisery。MDにmixingされた当音源は現存する最も完成版に近いもの。というのも、この後新たにエンディングにおいて(本人曰く)熱情迸るピアノフレーズを加えて完成をみた矢先にデータを消去してしまったから。脱サラして初めて意気込んで手を付けた作品なだけに、データを失った当時の心境を振り返ると今でも気分が重い。
あれから12年が経つ。あの頃の熱い意欲は今の僕にあるだろうか。答えは”ある”だ。ここではっきりと示しておく。2011.03.01
学生時代の仲間うちでのスマッシュヒット"僕はドロ〜ン"をお届けします。これは、よっしー宅にてお泊りした時に出てきた曲でその日のうちに鍵盤をごちゃごちゃ弾いて。上尾に帰って一日で仕上げた作品。これこそまさに初期衝動ですね。詳細は世界プルーンにも記載致しました。カセットテープレコーダーの質感もふくめて、チープな緩いサウンドと二十歳の青木の目指した"ダサさ"という(若者視線におけるクール・かっこよさ)を感じて頂ければ幸いです。2011.02.12
アルバム【下井草カラス】収録予定の"またな(再見)"をお披露目致します。お気軽に聴いてみてください。今後続々と音源を公開しますね。それでは元気にいきましょう。2011.02.03
こんにちは。徐々に形になってきました。一つのアルバムとして完成しそうです。全20曲前後・60分強の実験的作品。まずはお披露目として2月3日の節分の日に「またな」という曲を発表します。これはドラムにフロッタージュのワタナベヤスフミさん、それ以外のベース、ピアノ、ボーカルを僕。2003年9月のイベント“あおきまさとエゴナイト”でみんなで合唱した記憶がありますね。2011.01.21
有言実行。年末から勢いに任せて【下井草カラス】楽曲群の編集に取り掛かった。アイディアがアイディアを生んでは結びついたり離れていったりの繰り返し。それは今も続いている。新作に着手するエネルギーを感じることができるのが嬉しい。2011.01.05
(略)ついでにHardDiskの中をいろいろ探してみたら、"僕はドロ〜ン"とか"ゲロを吐く女"とか"またな"なんかもあって、、、今じゃ絶対作れない音像がそこにあった。僕は熱くなってしまった。今もその熱を帯びながらこの文章を書かざるを得なくなっている。こういう曲達って表に出さないと今後も日の眼を見ないんだろうな。ならば出しちゃおう。

ここのところ、体の中で細胞がうずき宇宙を感じている。そういうのは理屈じゃなくて感覚だから、うまく説明できないんだけど、細胞と宇宙が同化している感覚。"どうかしてるよ、まったく"っていうんじゃなくて(笑) でね。宇宙を基準に考えてみたら、あぁ、アルバム【下井草カラス】を創るのも悪くないんじゃないか?って思ったの。というか、これまで録音してきた作品をそのままパッケージした方がカオティックだし、その方が宇宙の原理からしたら自然なんじゃないかと。まぁ、それはそれで多大なエネルギーを使う訳だけど。明確に降りてきた感覚を素直に形にしていく方が楽だもの。そうだもの。2010.12


世界ブルー "Digest" 2011.01
音で聴くプロフィール "世界ブルー"
 "世界ブルーって何?"と訊かれた時に"こんなことやってます"と名刺代わりに差し出せる"音で聴くプロフィール"をご用意しました。あおきまさとのソロ・プロジェクトとして始動した"世界ブルー"2003年からの軌跡。正規流通盤・自主制作盤・Live音源をダイジェストでお楽しみ頂けます。これまでの、そしてこれから出会うAll of YOUに向けて。

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〜バールに立ち寄る感覚で〜
残りの人生あと何十年“生きる”ことができるだろう。その中で自分のアイディアをどれだけ実現できるだろう。沢山のメロディーをどれだけ形にできるだろう。表現をどれだけ多くの人達に観て貰えるだろう。

僕達は限られた時間軸の中で生きている。生き物として受け入れなければならない事実。まだ見ぬ新しい出会いがあるかもしれない。イベントに出掛ければパーティーに参加すれば誰かと必ず繋がる。旅先では必ずよき出会いがある。

バールに立ち寄る感覚で。お互いにとって役立つ情報や感性の交換の場として。twitter始めます。第一義は“ツナガル“で。そうありたい。2011.01.21





細胞と宇宙 2010.12
歌って踊ること
今年の4月から始めたアルバム・パッケージの作業を今日よ〜やく終えた。2,3カ月で完結するかと思っていたけど、凝り性なためか年の大半を使ってしまった。8月にDigestCDを、10月に4作品、11月に3作品の計8CDs。音源編集に始まって選曲や曲順・ステージ順、ジャケット表紙から曲目や歌詞カード、レーベル面のデザイン、そして印刷とCD焼き付け。仕上がったものに修正を施したりしていたらもう冬だ。表現の意味では既に新しくスタートを切っているけど、これで創作も再スタートを切れる。Macも初期化し直してまっさらな状態に。クラビノーバも拭いたりして。

CDパッケージ。やみくもに作品化するのは好きじゃない。そこには意味がある。人生の云充分のいちを使っている訳だから。たとえば先程焼きあがった【東京ブラックホール】のDVD。これは術前最後の声もさることながら、散々ライブをこなしてきたことによって存在自体に自信が伺える。このオーラは努力だけでは得られない産物だろう。他にも振り返ると【僕はウグイス唄いましょ】の世界ブルーバンドステージ。和やかな空気をスイっと超越した歌声がある。他にも聴くことをお薦めしたいのが【繊細 音像の構築と抽出】の下北沢mona recordsのソロ弾き語り。これは一つのドキュメンタリーでもあり、演奏と歌に肉感がこめられた名演だろう。何度も触れている【からっぽ巡り】の代々木ブーガルなんかは一曲目の「愛しさと〜」だけで世界ブルーの魅力が充分伝わってくる。どのステージもラストの曲の妙技が素晴しい。【僕らはどこへ向かってゆくのか】なんかは当時"今 此処でしか有り得ないステージ"なんて銘打ったけど、ほんとにそうなってしまった幻のバンドライブだ。そしてこれらどれもが散々努力して鍛錬した結果得たステージングだということを肝に銘じなければならない。

僕はここのところ毎日必要もないのに踊っている。それは単純に楽しいから。そして思う。たしかに便利な時代になったけど、だからといってパソコンや携帯といったメディアを通じて、歌がうまくなる訳でもないし、踊りを楽しめる訳でもないんだな、と。1999年当時、僕は耳だけで音像を構築していった。2000年から目も使うようになって便利になった分、感覚を研ぎすますためのエネルギーを使ってきたように思う。

安易に便利を買い、お得に時間を費やすのだったら、僕の作品にじっくりと耳を傾けてみてはどうだろう。きっと生き方が研ぎ澄まされるはず。生きる存在そのものに戻ることができるはず。そして僕はもう一度。せっかく今、体内に細胞と宇宙を感じているのだから。初心に戻って。せっかくの再スタートを思う存分、細胞と宇宙で埋め尽くしていきたいと思う。
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いい男関係 2010.11
アーティスト同志の共存・共鳴。
スタジオで、バーで、公園で、河原で。
楽器はなんでもいいような気もします。

人生の中に音や歌があって
たら〜っとバール(立飲み屋)に立ち寄る感じで集まってセッションして
一緒に飲むというか、散歩するというか、そういう感覚で何かできたらな、と (あおき)

セッション、からみ。ジャムるかんじ。出入り自由。
なに、しようかな? (ナカニシ)

【いい男関係】は繋がりであり、流れです。老若男女どなたでも参加OK。演奏者以外の方でもスタジオ見学や打ち上げ参加、撮影や意見交換、お茶など、一緒に楽しめる方大歓迎。長い目でよろしくです。(あおき)

音楽以外にも、表現は無数にあります。いい男関係では、表現の自由を再び模索するべき立ち上げた団体です。
自主映画上映、紙芝居、寸劇、演劇、音楽、ダンス、朗読、ライヴペインティング、写真、等すべて受け入れて、消化または、消化不良でもかまいません。 一緒に、楽しみましょう。

きれいなだけでも、物足りない、汚いだけでも、つまらない。
人には、いろんな表情や、性格、2面性、3面性。1つで収まるはずがない。(ナカニシ)

  






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