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Live。生きる。

Live to Loveなあおきまさとです。

そもそもこのLive to Love, Love to Liveは二十代前半の頃の僕のメールの署名です。当時はまだ世界ブルーは始まってなくって、色んな標語が飛び交っていたかと思います。未来談義者各位とか新世紀ライブリネス(これはユニット名にその後なった)とか。

愛するために生きる。生きるために愛す。僕はどうにもこうにもこの「生きる」という言葉に敏感なようです。それは父親が当初名付けようとした「いくる」からも起因しているのかもしれないですし(それが後にIKURUとなって十代の頃、秘密裡に生曲(せいきょく)にいそしむ)、真人という名前だからこそ、人間として何が真実か、を漢字を習い始めると意味を考えますよね。どういう風に生きることが真理なのか、と。

なので、僕にとって世に言う「ライブ」っていうのは「音楽」を指さないのです。2008年くらいからの僕のライブにお越しの方は特に「まるでドキュメンタリーのよう」とおっしゃってくださっています。でも、実はまったく奇をてらってません。単に十代の頃からのIKURUがメロディーと真摯に向き合う姿をライブ・ステージでさらけ出しているだけ。

もう皆さまご存知でしょうが、僕は「ライブ」(=音楽ライブを指す)はそんなに好きじゃないですよね。そして、「巷で音楽と呼ばれるもの」(以下「音楽」と記載)さえもそれほど興味はない。それよりももっと奥の生きること、音、歌に興味があって、その差って歴然としていて。なので苦しいですよね~。「音楽」と関わるというのは体が受け付けない。でもメロディーであったり音や歌は大好きで。むしろ"音楽"っていう定義というか、これが"音楽"っていう位置付けが違うのかもしれません。僕は"音楽"っていうものは、宇宙を感じるもの、細胞が躍るもの、と捉えていて、そういうの大好きです。なので、じゃあ「音楽好き」と書くと、どんな音楽も好き?ってことになっちゃう。で、大抵が、あまり耳にしたくない音楽である訳で。細胞が躍るかどうかって結構大きな分岐点かと思います。

聴いてくださったお客様から、「不思議」というお声を頂くのはとても嬉しいです。それは僕が世界ブルーに託している「伝えられない何か」が伝わったことを意味しているんだと思います。

【Live to Love, Love to Live】 2016.5.18 20:18


出演 碧(よう介& take)、ふじー、世手子、あおきまさと

駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ 駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ
駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ 駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ
駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ 駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ
駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ 駒込わいわいほーるにて鍵盤弾き語りソロ

1、予感
2、Ever Lasting
3、爪跡
4、愛しさと切なさと悲しさと儚さと
5、空が青いのは
6、クリーム&シロップ

ステージ映像は準備でき次第、公開致します。


さて。先週の駒込わいわいほーるは、かなり真剣に臨んだステージでした。その甲斐あって、会場内を通る自分の演奏に手応えやっぱり感じましたね。自分の中で宇宙を感じるか? 細胞が躍るか? そこです。勿論脆い面もあったことは否めません。でも、2015年の6月と10月の阿佐ヶ谷Next Sundayにおけるステージ、あの世界観は研ぎ澄まされていたと感じるのですが、今回の駒込わいわいほーるも同等の質量だったのではないか?と自負します。以前同じ場所で半年前に聴いてくださった方から、「前より断然いい。」とおっしゃって下さったのが証明しているかもしれません(この方の発言は素直過ぎて鋭いので、怖いのですが、前回はノーコメントで今回はちゃんと感想を下さる辺り、アンテナ張ってる人だな~、媚びないな~、と感心してしまいます)。

駒込わいわいほーるにて

  • おとなのわいわいほーる。
  • 2016-05-12
  • 駒込わいわいほーる
  • Ayako S.(Photo撮影)、片貝篤史(organize)