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新宿歌舞伎町Live bar∞Strength

前回までのあらすじ:「形のない形容もできない今の幸せ感が、より増して、より強まったエネルギーが表現にも出るだろう。」

今回の内容のダイジェスト 1、「四十歳最後の日。ライヴバー歌舞伎町ストレングスへ向かう僕。慎重な面持ち。でも今宵は主催者バンドのフロントなので、最初から飲むと決めていた。」

2、「やっぱり、全体的に来てるな~。自然の摂理に従って過ごしてる身からすると、神系にも占いにも書いてないけど2016年へ向けて突き進む人が実りある人生歩むことになりますよ。2011からの流れです。それは体が自然と感じること。」

3、「さて。今宵は素敵な宴であった。想定外が想定内な日本人らしからぬ、でも東京の底力を魅せることができた。詳しくはブログに書きます。明日からは14日阿佐ヶ谷ソロライヴ。これがまたハードルが高い。ある意味新境地。」

本題。

おはようございます。アポロとカオスの感覚が体の中でうまく消化しきれつつある、世界ブルーのあおきです。前回記載のとおり、昨晩の新宿Strengthでは幸せ感がアポロであろうがカオスであろうが表現にもしっかりと出た、かな。本音を書きます。今回もし昨晩(As You Know)と14日(あおきまさと【からっぽ巡り】)双方のライブをご覧になられた方がいたとしたら、そのふり幅や揺らぎを存分に楽しめたでしょう。この順序でやるか?!というところ。それは喉の質ですとか、カオスとアポロのさじ加減であったり。

世の中の人々の多くはアポロはアポロ。カオスはカオス。へ向かいます。秩序だった世界を邁進する人。ぐーたらな人。色々です。表現の世界では、生ものだとアポロからカオスへ。映像のような構築できる創作であれば、カオスからアポロがありますよね(すべてカオスな表現は僕は興味はないです)。なので。生もの=ライブ=日常に置いて、10日カオス=>14日アポロ、っていうのはとっても難しいんです。一度壊しておいてまた立て直してから歌という体全体と声という脳と近い部分を動かす訳ですから。また喉のコンディションも昨晩はやはり想定内の想定外が出てきてしまって、軽く潰しました。一年半前の声帯や喉周辺の骨格がずれてしまった反省を生かして(2014/5/4のステージ大妄想壁画参照)、昨晩は喉のすべてを痛める(炒めるでもいい)をやめて、35%ほどだけにしておいた。いつもはその先一か月くらいは歌えない体に持っていくのがAs You Knowだけど、それやるのであれば、アポロ率を高めないと。つまり練習をきっちりやって完璧にして。そこで初めてカオスは映えるから。そういうことを言いたいだけである。いつも言ってるけど。

昨晩のようなステージをどのように作るか、というところ。野暮なことを書いてしまうと、僕自身はお客さんとステージとの距離感をイメージしつつ、昨日の朝と昼に個人リハーサルを3,4時間ほどしている。食器を洗いながら。ヨガレッスンの帰り道。絨毯に寝ころびながら。歌詞もまったく覚えてなかったので、ライブハウスへ向かう直前に必死に覚えた。ウクレレも二週間ほど触ってなかったので、二回くらい階下の人に聞こえないようにそっと触るように呟きレッスンをした。特にAs You Knowは全体のステージの流れの(基本的なところは押さえる+想定外を想定する)イメトレは必須。

今回はそこに加えて、As You Knowというバンドがどう、とか、あおきまさとがどう、っていうのよりも、もっと、イベントとして、人が集うことの意味、世界の中の東京、その中の新宿歌舞伎町、という世界的に認知されている一角で開かれるイベント、という意識を重視した。そのために僕が何をやったのかというと、至ってシンプル。まず酒を飲む(笑) そして乾杯する。皆さんの演奏を楽しむ。これだけである。これは【バールに立ち寄る感覚で】の感覚を持ち合わせてみた。普段の僕であれば、歌う前に飲むなんてもっての他だと僕は思うし(最低二週間は禁酒ルールを破り、今は毎晩飲んでいる)、でも、ステージよりも集う時間を重視してみた。

さらにもう一つ気を遣ったのは、今回はあえてマスクをしないでお店に入ってみた。歌う本番までマスクをした方が質のいい声が出るし、しゃべらない方が神聖な声が出る。今回は、声質を落としてもよいし、最初から自分の喉の質を下げてみることにした。あお喉的に言えば、外出すること自体が穢れ、である。それもよしとした。

以上の結果は、14日のステージに出る。お楽しみに。たぶん、今日明日はもがくでしょう。目出度い誕生日に。

また、年度内意識するのは、日常をいかに楽しみつつも表現ともうまくお付き合いするか、ということ。41歳の抱負として、昨晩もステージで話したけど、基本的にライブ出演の依頼(勧誘ではなくて。ノルマ有はもってのほかなので)は断らない、といことを今日から一年間試してみようかと思う。

As You Knowに至っては、どのみち喉も潰しやすいので、しっかりと音量を出したり、しっかりとカオスへ向かうのであれば二か月に一回くらい。そうでなく頻繁にやりたいのであれば、もうちょっとバンド全体としての魅せ方を考えたい。僕自身これからソロやプティや世界ピンクやバンドをやっていくとなることを考えると。そういった意味では来週の17日渋谷道玄坂のステージはよいサンプルステージとなる。僕の中のイメージでは、こういうことをやってみたい。バンドの演奏に呼応して意味を持たせるのではなくて、As初のバンドの演奏とは離れたことをやる。バンドが音量を上げれば、僕は呟く。お客さんには勿論僕の声は聞こえない。バンドがリズムを奏でれば、僕は敢えて別のリズムや音程でしかもメンバーも観覧者も違和感を感じるようなステージ。支離滅裂をどこまでやりきれるか。さらに今回は声に頼らない(いつも大体想定外が起こるので頼ることになるのだが)。声に頼って盛り上げない。雰囲気だけでどこまでいけるか。そういうことをやってみたい。

勿論、そのためのイメトレは15日から始めます。

バールに立ち寄る感覚で【第二百六十二話】 2017.10.11 10:26


出演:弘明寺健太、Masaki Jeo、ManiacNaturalFlavor 、AsYouKnow
As You Know are わっきー、タロット、悟、あおきまさと
演奏曲:「Sweet Someone」「三角形の歌」「白熱灯と君」「Ever Lasting」「よろめきれいでぃ~」

As You Know 悟 As You Know 悟
As You Know 悟 As You Know 悟
As You Know 悟 As You Know 悟
As You Know 悟 As You Know 悟
As You Know As You Know
出演者のみなさんと快く集合写真に参加してくださったみなさま。 出演者のみなさんと快く集合写真に参加してくださったみなさま。

ステージ映像素材がないため、音源の公開を検討中です。
準備でき次第公開致します。

As You Know

  • 新宿歌舞伎町Live bar∞Strength
  • 2015-10-10
  • 新宿歌舞伎町Live bar∞Strength
  • Masaki Joe(photo撮影協力) from The JET