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言葉。メロディー。存在意義。

はっきり言って、性欲はなかった。それは肉体的なものであって、精神的なものではない(※筆者は「肉体的な性欲はなかった。精神的な性欲はあった。」と強く述べている)。ただ、性に対する欲求っていうのは、別にさ。一つじゃないでしょ?

言葉っていうのは、それはそれで一つの表現手段である。でも、言葉では伝わらない事って沢山あって、「じゃあ、俺は音楽で☆」なんて言う気もさらさらない。音楽だけがそれ程素晴らしいとは思えないからだ。僕は確かに「音楽」というカテゴリーの類いの活動をやっている人間なのだろう。きっと、他人から見たら僕は「音楽活動」しているのだろうし、僕もそういうカテゴリーにあてはまる事で、伝え易い部分ってある。でも、もうちょっと原点に戻ってみた方が好さそうだ。うん。

生曲の話? それさえもする気はないよ、今は。独りよがりに聞こえるからね。
自己表現? まぁ勝手に言ってろって感じの話もしたくないんだ、今は。

伝えたい事は確かにある。でもそれを「その場で」伝える事っていう重荷が確かに存在する。はっきし言っちゃって、僕がやりたいのは「あれでもあり、これでもある。」そういうもの。はっきし言っちゃってさぁ~、、、別にあれでもいいと思うんだよね。あれでも。

あれっつうのは一つじゃぁないよ。そしてそれは「あれ」によって必要がなくなるその存在自体を否定しているのでもなく、消去しようとも思わない。「あれ」でも何でも、それが「世界」であればなんでもいい気がするのは、僕だけだろうか。

演奏も歌もすべて揃っている音源に載せて、ハッケヨーイ ノコッタ! でもいいと思うし、スキップしながら指揮棒振るふりしてみたい。突如音源をとめて、「ここはですねぇ~。この斜め75度の空気感が何とも言えないでしょう? 好きでしょう?」みたいな。それって最高に楽しいものだと思う。僕はね。

「ピノッタイネ」で見られるような「アイアイ語」で歌ってもいいと思うし。メロディーっていうのは、メロディーそのものを歌い上げたっていいような気がするんだ。ビートルズが何言ってるのか分からなかったのに感動できた人って沢山いるんじゃない? そういう幼年期の感覚を取り戻したいと思う。はっきし言って今も何言ってるのか分からないけど、「やっぱスゲェ~よ、ビートルズ」 それって素敵さ。はっぴいえんどがもし出鱈目な歌詞とすり替えられていたとしても、やっぱりそれは素敵さ。そう。素敵なメロディーにかなうものはないんだ。素敵な、、、サウンド。音。

メロディーを声で表現する。そこまではいい。それが好きだからさ。ただその後は自由でいいと思う。そして、「じゃあ何を伝えたいの? あなたは。」って事になるんだろうけど、メロディーの中にメッセージが含まれている訳で、その中に感情も映像も含まれている訳で、言葉で説明(歌詞をメロディーにのせたり、「歌を歌う」という行為をしてみたり)するのは、そういうのはそういうカテゴリーだったりポジションに立ってみたりするのであれば、それはそれでとても重要なのだけど、only melodyっていう、、、not musicだったりする行為にとってはとても苦しいかな。

僕が「普遍性」って口にしたりするのは、別にそれを狙いとしている訳でもなく、ただ僕が普遍性だからだ。そんな僕が口ずさむフレーズっていうのはやっぱり普遍性だと思うし、そうやって生きて来ちゃった訳だから、それを否定されたら、僕の存在意義はないだろう。

そう。存在意義。こればかりは、問答したくないもの。僕は今そこで、なんかこう、、、ぽっかりと穴の空いた状態で生きている。

そういう思いが先に挙げた性欲と関係があるような気がする。空いた穴を満たしたいという思いは僕だけじゃないはずだ。別に「満たされたい」訳じゃない。満たしたいんだ。

そろそろ、戻ろうと思う。

20020525 2:32am


1st Stage 1st Stage枝里 

2nd Stage あおきまさと&PECO
Happy Color Come Close To Me 空が青いのは 白熱灯と君 Lovely Tenderness 爪跡 クリーム&シロップ

3rd Stage 神農歩ユニット
vo. 神農歩  gtr. 片貝篤史  bass 野地  drums PECO

荻窪boxinglee's cafe:あおきまさと&PECO with PECOさん
荻窪boxinglee's cafe:あおきまさと&PECO MC模様

荻窪boxinglee's cafe:あおきまさと

  • Cinnamon#01
  • 2002-05-24
  • 荻窪boxinglee's cafe
  • Kimura(DJ)  Kameyama & Kimoto(VJ)
    jaune(写真撮影)