1. Sekai Blue Home>
  2. History>
  3. 下北沢ComCafe音倉セプテンバー・コンサート

下北沢ComCafe音倉セプテンバー・コンサート



「予感」 歌声の伸びとその反響音が心地好い。2017.7.8 12:21


「空が青いのは」 生もののこわさ。生ものの美しさ。2017.7.9 11:43


無償の愛を。願いを。祈りを。「遠く」 2017.7.10 20:06


【青い呟き】寄稿 2013.9.6 00:01

セプテンバーコンサート。初回はComCafe音倉さんにて。
前回と同様、この箱で弾き語るのは気持ちがよい。
歌声は広く伸びるし、ピアノは緊張しない音。

音倉さんでは是非また演奏したいと感じる。
相性ってあるんだよな、と。ピアノの存在が大きいし、ライブカフェにしては広い空間なんだけど、
弾き心地が抜群にいい。演奏に集中できるステージ。

曲目は「予感」「空が青いのは」「遠く」の三曲を。
この曲の並びも気に入っている。このセプテンバーコンサートのために選んだ三曲。

聴いてくれた方々からの感想は、「独自の世界観」「強いメッセージがある曲やステージ」「堂々としたパフォーマンス」「すみ渡る声」「とても澄んだ歌声」「よいメロディーと歌詞」と嬉しい反応。

「予感」、「空が青いのは」の二曲は、店内でどなたかの出すビニールのノイズが延々と続いているため、残念ながら音源としてはどうかと思うが、それもよくあること。わざと間を置いたり演奏を時折小さくしたりして、無言で伝えたつもりだけど、伝わったかな~。いつも、言葉ではなく、演奏や歌で注意を喚起している。

でも、ステージに集中できた点、演奏そのものを世界観として消化して「持っていけた」ので、褒めてもよいかなと思う。歌の声質も若干、集合曲リハで喉を使ったお蔭で、世の中の声に中和した具合があって、それはそれでお客さんにとって聴き易い声となったのでは?と感じる。若干だけど。「遠く」は歌声の潤いと絞り具合は前回のステージには遠く及ばないが(なのでやはり録音できてなかったことが悔やまれる)、ピアノ伴奏が安定していた分、曲のよさが素直に歌っている僕自身にも伝わってきた。十代の頃のメロディーだからこその素直なフレーズ、だから、言葉も乗り易いのかな、と思う。しっかりとメロディーと歌が存在した素敵な15分という時空間だった。

イベント全体もとてもよい雰囲気。計6ステージ、男女比のバランスもよいし、ジャンルも様々で、ほのぼのしていた。新鮮で綺麗な娘さん達のダンスと歌、熱いハートを持つ男子、味のある歌とギター、スタンダードナンバーで心は安らぎ、カバー曲を自身でバックトラックを用意しての歌、など。冷静に見るとこれもまたComCafe音倉さんだからこその許容範囲の広さとステージに親しみが加わる不思議な気の流れあってこそだと感じる。最後に庄野真代さん作詞の「You Can」を大合唱。こういうのがまた一つ、チームワークや全体としての雰囲気が出来上がってゆく。色んな声が混ざって、歌い回しや得意のキーが異なって、だからこその思いがけない声の厚みと薄みが出て楽しかった。

次回、もし、僕がこのお店でステージを持たせて貰う時があったなら、必ず観に来て欲しいと感じる。できれば僕企画のイベントをやりたいな。ウクレレ生声ユニットの「セカイブループティ」と僕のソロ「からっぽ巡り」と世界ブルーバンドスタイルの3ステージでカフェイベント。これから活動してゆく中で出会う人達と一緒にイベントを作り上げてゆくのもいいな。カフェやおつまみを沢山飲み食べして貰って、談笑して貰いたい。どなたか一緒に企画したい人はお声掛けください。

共演者のみなさん、ご来場のみなさん、そしてComCafe音倉さん。ありがとうござました。また、どこかでお会いするでしょう。引き続きよろしくお願い申し上げます。

  • 下北沢ComCafe音倉セプテンバー・コンサート
  • 2013-09-05
  • 下北沢ComCafe音倉