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Sen;Sai "One Two Three"

この数か月は辛いことが多かった。よく乗り越えてきたと思う。リハーサルでは泣きじゃくってもライブ本番だと、すんなり歌える自分がいて、不思議だった。

今、自分は幸せか? 幸せだ。そして辛いし苦しい。身体も心も疲弊している。でもそれは甘えだ。もっと強くならなきゃね。でも身体は正直だからな。

このところのパフォーマンスは才たるものがあるようだ。それはでも不可思議なことではなくて、自然なことだと思う。努力しているから。

でも僕はもっと。崩れてもいいし、失敗して演奏を途中でとめてしまってもいいから、〔もっと〕世界ブルーを手に入れるために。精一杯のあおきまさとで臨みたい。

明後日23日のライブも御期待ください。昼の阿佐ヶ谷も夜の新宿も、どちらも楽しめるかと思います。よろしく~。

~辛いのも通り過ぎれば~ 2010.1.21 22:41
やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開


2010.01.23 土曜昼 阿佐ヶ谷Next Sunday
世界ブルー:vocal & piano by あおきまさと
年の瀬、買い物袋、片言、爪跡、木枯らし、表参道、空飛ぶ回転木馬、年の瀬

「ワン・トゥー・スリー!にかけてこの日(1/23)に臨む気持ちは高いものでした。"繊細"ピアノ弾き語りソロとしての集大成をお魅せできたかと思います。またMCが普段よりも真に迫っていたのが心に残っています。」

 

2010.01.23 土曜夜 新宿LIVEたかのや
世界ブルー:vocal & piano by あおきまさと、bass by イノウエタカヒト、drums by あだつ
爪跡、買い物袋、表参道、禁煙な仲、片言、空飛ぶ回転木馬、サヨナラはいつも雨

「アルバム『繊細』CD発売記念ライブ、夜の部。昼に行われるソロライブが「僕」という一人称ステージであるのに対し、夜の部ではベース:イノウエタカヒト、ドラム:あだつ(世界ブルーデビュー☆)が加わって、さらに色彩が豊かになり、情景が広がり。。。いや、かなり大受けでした。お客さんの笑い声が気持ちよくて歌もトークも動きも絶好調でした。ビデオ撮影されていないのが残念です。バンドっていいよね、ってメンバー全員で感じた素晴らしい明快な夜のステージだったな。」

 

アルバム試聴【Sen;Sai "One Two Three"】
旧サイト【Sen;Sai "One Two Three"】
アルバム試聴【繊細】

新宿LIVEたかのや 新宿LIVEたかのや
新宿LIVEたかのや 新宿LIVEたかのや
世界パパと世界いい奴 世界パパと世界いい奴
YASSYと フロッタージュのYASSYと
三人で打ち上げ 三人で打ち上げ
あだつ あだつ、20年越し初共演
本番前 本番前
本番前 本番前


~今日こそもう崩れるんじゃないか~

今日こそもう崩れるんじゃないか。
もう駄目になってしまうんじゃないか。
そういう思いを常に持ってライブに臨んでいる。
これまでがうまく行き過ぎている。

特に年末の阿佐ヶ谷ネクストサンデーまでの前半の三曲。
それを凌いだのが、DVDでしか残っていない(マスターに撮影して貰う)が年末の下井草のソロステージ。そして、、、先週の水族館での世界ブルーソロステージと大御所ステージ。ここまで来るとお客さんがまったくいないに等しいとはいえ、満足しない訳にはいかない。

そして今日。驚きの今日である。もう駄目かな、と。
崩れて当たり前のように自らを追い詰めている。そうする必要がないとしても、僕は世界ブルーという名にかけてどんどん自分から演奏ミスを誘うのだ。そうでなきゃさ。そうでなきゃアーティストじゃないでしょ?

自分を見失う程のテンションをステージで魅せる。それがアーティストの使命だと。少なくとも世界ブルーの使命だ。

つづく0:21

 

今日という一日は最高なクオリティーと最高に楽しいステージを届けることができた。

昼の阿佐ヶ谷ネクストサンデー。ピアノ弾き語りソロ。"繊細"ステージの中ではトータルでいえば完璧なステージだった。ソロはもうこのところ文句のつけようがない程のクオリティーになっている。だからこそ恐いんだな。だって、もうこれ以上はいけないもの。それよりかは崩れること、演奏をとめるほどの大きなミスをおかすこと。そっちの方に僕は向かっていっている、目指している訳だから。だから、今日のお昼のライブはやはり多くの人達に観て欲しかった。きっと観てくれたら今後も続けて観たくなってくれたんじゃないかと思う。

最高なクオリティーってなんだろう。そう。覚えてないのだ。去年3月の代々木ブーガルでの"からっぽ巡り"と11月の"繊細"のように、頭の中真っ白。ただ僕は存在し、そして歌っているその姿があった。すべてが川の流れのように自然であり、潤いがあり柔らかく時に摩擦が生じ痛い。そうったもの。

つづく0:50

 

夜の新宿LIVEたかのやでは最高に楽しいステージだった。もう既に昼で成し遂げた気持ちになってしまって。モニターの音そのものの粗さや照明の当たり具合など難点もあったが、あまり細かいことを気にするよりもそういう条件で演奏してしまった方がいい、というこれまた荒削りな気持ちで臨んでみた。そういったハードルを敢えて設けてみるのも悪くない。だってそもそもすべてが好条件で甘えているとどこの箱でも演奏できなくなるから。

なんと! この日はなんの打ち合わせもなくみんな白を着てきていた。画像は楽屋での演奏後の満足した顔の三人である。

とにかく最高に楽しかったなぁ~。そこにお客さんの笑いがあり、拍手があったからこそ、楽しいと思えたのだろう。帰りがけに初めて会うお客さんから何人も声をかけて貰えたこともやはり嬉しいに決まっている。ちょっとしたニュアンス、演奏の中での気持ちの入りようとか抜けようとか(笑)、MC(というか動き?)やオープニングのアカペラとかそういうところでのお客さんの反応が嬉しかった。お客さんのアンテナも随分高かったんじゃないか?と思う。それらがすべて初めてのお客さん、世界ブルーを知らない人達ばかりだったことが、悲しいような嬉しいような(笑)0:58

今日こそもう崩れるんじゃないか。ひとつ言えることは今日のライブは今日だけのものだ、ということ。夜の新宿たかのやでのステージは残念ながら映像は残っていない。だから顔の表情や間合いなんかは記録として観ることはできない。でも、生でそこに居た人達に届いたのが嬉しい。

中学時代から知っていて、初めて共同録音作業したあだつ。彼には"世界いい奴"の称号を与えることにする。僕は唯一泣きじゃくった姿を見せた相手でもある。そんな夜もあったなぁ~。一緒に下北沢で酔って吐いたな~。

15歳の時に僕の曲に二人で歌詞付けてその日のうちに録音して。そして35歳になった今初めてステージ上で共演する。このことだけでも今日は記念すべき日だったんじゃないかな。

つづく1:06

 

ベースのイノウエさんには"世界パパ"の称号を与えることにする。そんなパパに僕は言う。「もう今日を一番ピークに照準合わせてきたんだけどなぁ」 するとパパは厳しい。パパだから? 「それじゃ駄目だよ。」

そこで目が覚める。そうだな。3月21日までのライブまでは。いや歌い続ける限り一生、僕はピークを先延ばしに努力し続けなければならないんだ。それって苦しいんだよね。

僕が命を削るほどの思いでステージに臨んでいることはもう理解してくれている人も多いかと思う。それが「笑い」になり「感動」を生む。「親しみ」かもしれないし「鋭さ」かもしれない。どう捉えられたったいい。「何か」=「世界ブルー」を感じとって貰えれば伝道師としての僕の使命は達成されたことになるから。

それにしても、今後。。昼のソロのクオリティーと魅力が合わさった世界ブルー=あおきまさとを提供し続けることができるんだろうか。いつも思う。ライブが終わった後に。そう。「今日来てくれればよかったのにな。」

夜のライブにしてもそう。こんな楽しい夜はやはり多くの人と共感したかった。いや、むしろ、今日のライブに足を運んでくれたなら、少しどころかその人の心や気持ちは別次元の世界へと僕らが飛ばしてあげることができたのではないか?と自信があるから。でもそれは今後そんなステージを提供できるかどうかという保証はない。それがもどかしくてならない。今日しかないんだよな、ほんと。喜びと笑いで満たされるステージ。サヨナラグッバイ♪1:15

 

今日は嬉しい再会があった。前作『from here on』でドラムを叩いてくれたYASSYこと、渡辺靖文。お互いのユニットのことよりも「職安、管轄が池袋。」「こっちは新宿なんだよ。」などなど。

僕も僕で色々ありすぎたけど、彼も彼で色々ありすぎたんだろう。『from here on』のレコーディングは主に2003年だから懐かしいな。彼との今日の再会は2004年のFM Nack 5の推薦無料ライブ以来かと思う。あの時は沢山の人に来て貰った。僕としてはそれよりも同年2月の三軒茶屋グレープフルーツムーンでのYASSYと彩ちゃんとの三人でのライブ。あれはあれですごい存在感を放っていた。

そう考えると。やっぱりライブっていうのはそりゃ仕方ないんだと思う。毎回みんなが来れる訳でもないしね。ライブを収録した映像をWebで流したり。そういう味気ない方向に向かってゆくのかな。でもやはりそれでは伝わらないものがあるからこそ、ライブにはライブの魅力があるんだろう。

三軒茶屋のグレープフルーツムーン。あの時はほんとに。Love Me Yes!やMake Me Happy!は凄かったな。新宿MarzでのLove Me Yes!は心地好かったな。1:25

 

とりあえず、3月末まではテンションを維持しよう。うん。お酒も沢山ボジョレーヌーボー購入したのにまだあと5本も並んでいるよ。とほほ。まぁ、今のストイックな生活を考えるとスペインとポルトガルでの食の旅は贅沢なものだったし、それを経てよかったなぁ。

ライブのために練習して。本番前の緊張感。本番における集中力。そしてそういったことを続けていく持続力。体調の管理。など。そういったことすべてが苦しくでもそれをも踏まえて楽しいんだな。さっきもYASSYと話していて"ライブのためにテンションを上げること"。そのテンションがぷっつん切れてしまったら、もうね。駄目駄目ね。僕はだから今日で一回ぷっつん切れそうだけど、今後出会うお客さんのためにも、そして何よりも自分の存在意義のためにもテンションを上げていこうと思うよ。

ちなみに4月以降の予定は未定です。世界ブルー以外のユニットは特に大御所は毎月ライブ。Sekai Bleu Petitも毎月か隔月ライブやるかと思う。世界ブルーは4月以降はソロは"繊細"ステージは終了し、"からっぽ巡り"として歌い続けてゆくよ。

バンドはどうかな。色んなチームに分けて並行してライブ&レコーディングをやっていきたいな。

また、個人的には僕の今の喉はいったんリセットするかもしれません。今のこの僕の喉での歌声を聴いておきたい方は是非2/5夜新宿LIVEたかのや、2/14夜新大久保大久保水族館、2/25夜下北沢モナレコード、3/21昼阿佐ヶ谷ネクストサンデーにいらしてください。ほんとに最後かもしれませんよ。この喉はね。どうなるか分からないけれど。

打ち上げはベローチェ。三人でちょこっと話して。いいメンバーです。ほんとに。1:40

2010.1.24 やっぱり僕は世界ブルー Absolutely Yes, Sekai Blue公開

世界ブルー 繊細バンド

  • アルバム『繊細』CD発売記念ライブ「ワン・トゥー・スリー!」
  • 2010-01-23
  • 阿佐ヶ谷NextSunday、新宿LIVEたかのや