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  私的随喜    Private Column
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今月も優しく生きていけそうです


2月1日掲載「俺、人生楽しんでるな」  2月3日掲載 いつも心に「初めて」を  2月5日掲載「迷っても綺麗」  2月6日掲載「一生ファンかな」  2月20日掲載「僕は何を言えばいいのだろう。」  2月25日掲載「僕達は」


♪俺、人生楽しんでるな♪


湯河原海岸にて 楽しい事を思い浮かべてみる。それは身体によいらしい。「気持ち好い自分」を頭の中で思い浮かべるだけで、心も身体もリラックス。これはお薦めだ。

楽しかった時の事を思い浮かべてみる。

湯河原温泉への旅行は、文句なしに楽しかった。歩き疲れ、しゃべり疲れ、笑い疲れ。ビールを片手に海の向こうを舞う花火は忘れられない。みんなでスーパーで買い出ししたり、海岸沿いを歩いたり。

ひと夏の経験、とはよく言うけど、季節ごとに、これっていう思い出があると、「俺、人生楽しんでるな」と実感する。ありがとう。
AちゃんとNくん       
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♪いつも心に「初めて」を♪


楽しい事を思い浮かべてみる。身体にいいらしいんだよ、これが。「気持ちぃーぜ!」ってその瞬間だとかを思い出してみようか。

気持ちぃー瞬間って、、、

泣いたり笑ったりの日々を過ごしている僕にとって、特上の気持ちぃーを選ぶとなると、審査員方は困る。みんなで行ったもんじゃ焼きとかピクニックとか。あの人と行った鎌倉とかフレンチとか。

僕が好きなのは季節の始まり。夏の予感とか。。春の香りとか。。秋のそよ風や虫の音はたまらない。金木犀の薫りは好きな女の子と初めて手を繋いだ時みたいに脳味噌が真っ白になりませんか? 毎年その季節を迎え、やはり同じ感覚になるのは、歳を重ねてもやはり本当に素敵な恋愛がいつまでも初々しいのと一緒ですね。

初めて出会ったコーヒーショップ。初めて出会った美術館。初めて出会ったライブハウス。初めて出会った、、、初めてっていいですよね。子供の名前「初」にしようかしら。「初」と書いて「愛い」と読む。「愛」と書いて「LOVE」と読む。

色んな方から、「初めて」と形容されるけれど、それは多分、みなさんもそうでしょう。人と人との出会い、作品との出会い、ステージとの出会い、それらはすべてが新鮮ですから。ここ10年間は、僕も相手も初めて尽くしです。

いつも心に「初めて」を。ありがとう。

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♪迷っても綺麗♪


迷っても綺麗 気持ちぃーしませんか? 間違えました。楽しい事思い浮かべましょうか? え? ない? 嘘でしょ?

僕がここ10年間で特に楽しんでいる事、、、それは誰もがやっている事なんですが、、、街を歩く事です。そして、美味しいお店を見つける。いや、逆かもしれません。美味しいお店に辿り着くための道筋を綺麗に描いているのかもしれません。迷っても綺麗、みたいな。

そこで必要なのは、一緒に歩くパートナーです。彼女である必要はありません。彼女であれば、手を繋ぎましょう。そのパートナー、願わくば、

--歩くのが好き
--食べるのが好き
--飲むのが好き
--話すのが好き

これさえ、満たしていれば、僕と一緒に旅できますよ。人生という長旅。旅を続けていると、実感しますよね。「旅は人生の縮図だ」と。毎日のように歩き、食べ、飲み(一人旅の場合は主に水分を意味しますが)、見知らぬ人々と話し、、、そして、安らかに眠る。時には、新しい光景や文化に触れる事もあるでしょう。裏切られたり盗まれたりする事だって長い旅をしていれば、ありますよね。路頭に迷ったり、眠る場所が見つからなかったり。

そんな迷い旅を楽しめる人は、人生そのものを楽しめる人、と言えるでしょう。どんな苦境や障害も乗り越えようとするでしょう。そのように身体も精神も出来上がってるんですね。そんな時パートナーがいたらより楽しいでしょうね。共感、安心感、コミュニケーション、信頼を帯びることで、「生きるって素晴らしい!」って実感をともないますから。その場合、やはり、どんな逆境にもへこたれずお互い手を取り合い、、、これって、結婚の誓いっぽいですね。。。俺は牧師か?!

そうですね。夫婦生活そのものを旅と言えますよね。赤の他人が結ばれそこから二人はどう歩むのか、ってんで。

まぁ、話はそれましたが、いつもの事です。素敵な出来事に出合うための道筋を描いているに過ぎません。きっと、何かこうやってつれづれなるままに文字を連ねていく事で、新しい発見を見い出しているのですね。そう。僕、そういうの好きです。楽しいです。

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♪一生ファンかな♪


音楽は言葉ではないのは分かっている。
でも残しておきたい感性や誰かに素直に伝えたい時、あなたならどうする?
言葉で伝えたり文章で伝えたりするでしょう?
「今夜の○○さんのライブ最高だったよ」
そういうのってよくない?
そういうのってあるよ。

今夜のWaterColorsのライブ最高だった。
丸山さんを超えた所にいる丸山さんがいた。
何がどうっていのは僕には分からない。
でもとにかくよかったんだ。

(中略)

一生ファンかな。そういうアーティストと出会えて好かったと思えてならない。

一部、不適切な表現がありました事をお詫び申し上げます。
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♪僕は何を言えばいいのだろう。♪


多くのアーティストがまっとうな事を言う中で、僕は何を言えばいいのだろう。

それまで生きて来た道のり、普段何気なく感じる事、天職を続ける上で気を遣っている事や、読者の皆さんへのメッセージ、、、ひとそれぞれ生き様は違うはずなのに、何故か「言いたい事はすべて同じ」と感じるのは、編集者がそうさせているのか? それとも、インタビューの形が画一化されているんだろうか。。。

思春期の頃に影響を受けて来た、アーティストの一言一言。そんな強いメッセージは今、どこで誰が言い放っているんだろう。どんな職業の人も、どんなレベルの人も、伝えたい事や伝わるメッセージが同じ、である必要はないんじゃないか、と感じる。

まっとうな事を言えば、それはそれで話がうまく収まるのはよく分かっている。でも、口では何とでも言える程、この世の中そう甘くはないのは多くの人々がよく分かっている事。それでも「夢」みえた体験談を言葉づらで追ってしまう辺り、人は少なからず夢を見たいのかな。

言葉では何とでも言える。伝えたい事はやはり自分の生き様で伝えるしかないだろう。そう強く感じつつ、行動あるのみ。

20040210 5:30pm
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♪僕達は♪


一年一年、学ぶ事が多い。毎日の生活は単調なようだけど、でも、実際僕達は動いている。或いは、動いている事象を眺めている。

何もしなくたって、感情は流れるし、ぼけぇ〜っとしていたって、カラス達は飛んだり鳴いたり。

思い通りにいかないって? 今日は風が強かった。小鳥達は楽しんでいるようでもあり、電線にうまくとまれないで泳いでアタフタしているようでもあった。でも、こっちからすると、「あぁ〜、楽しそうだなぁ〜」ってなる。多分、思い通りにいかない若者を第三者が見たら同じ風に感じるのだろう。「あぁ〜、楽しそうだなぁ〜」って。

出会って別れてまた再会してすれ違ったり衝突したり。僕らはいつしか、大人になったんだ。大人かぁ〜。すごいよなぁ〜、大人って。だって、子供から見たら「何でも解決してくれそうな存在」じゃん? そんな大人達も試行錯誤しながら、日々決断し行動している。

子供から見たら、大人って「真面目そうな顔」してるよね。今では、何でそういう顔を大人が持っているのか、分かる。それは別に装っているのでもなくて、ただそういう顔になっていくんだ。

一年一年、学ぶ事が多い。僕達は、これからも生きていく。君も僕も。

20040224 0:59am
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