♪ホワイトリキュール♪ 女店長は愛らしく、コーヒーを入れてくれる。 ゼミの飲み会の幹事をやる事になって、その打ち合わせ。 オープンでいてお洒落でカジュアル。味もよし。 パリジャン、バラライカ、パラダイス、酔いの王道もこの店から生まれた。 とにかく気立てが好かった。 正直その人に会うために行くようなもんだ。 今考えれば、、、そう、、、ほんとに年齢なんて関係ないね。。。 彼女は確か25歳だったと記憶する。僕は21歳だったと記憶する。 アメリカへ留学する事になった。 仲間内でその店で飲む。 記念に一枚、彼女とツーショット。 腰に手を回すと、彼女の方から身体を突き付けてくれる。 粋な人だった。 留学の数日前。ツーショット写真を届けに店に向かう。 偶然横断歩道で出会う。 挨拶する。留学の話になる。 彼女も留学体験があるらしい。 「色々経験してきなさいね」 その言葉通り、僕は、彼の地で、、、その話はいつか。。。 一年後、帰って来たら、お店は経営者が変わっていた。 「彼女は本部に戻って、確か、結婚したそうですよ。」と男性の店長。 そのお店はその一年後、閉店した。 あの頃より、少しは僕も成長しただろうか。 |
♪ホワイトリキュール♪ サトマ。サトマ。聞いてる? 最近さぁ。あんまし会わないよね。 回帰現象しないんだ。俺が前へ進んでいるからかな。 闇雲にさ。時たま君に出会うとほっとするよ。 君の言った「さよならゲーム」 夕焼けとともに憂いが残る 数年前、うちらと酒井と謙ちゃんとで東大宮からサカガミのスーパーまで歩いた夢見たよ。 噂は聞いたよ。でも、ほんの噂でしかないんだ。 実際何が起こったのかも分からない。 電車に乗っていたら、女の子二人がサトマの事を話してたよ。 なんだか僕に聞こえるようにね。わざとおっきな声で話してたよ。 僕は君のための曲を創った。 これを歌うといつも涙が出てきてしまうんだ。 おばあちゃんのピアノを叩いてさ。 ラストのエンディングの所なんか壮大だよ。 ってさ(笑) ごめん。実はここ十一、二年弾いてないから、忘れちゃったよ。 メロは覚えてるんだけどね。 僕さ。君のために何ができるのかって考えたんだ。 え? 差し出がましい? そりゃ、分かってるけどさ。 でも、いいじゃん。うちら仲良しだったじゃん。 後悔してるよ。正直後悔してる。 何で!!! って思う事は多いよね。 中学ではサッカー部? え? 軟式テニス? 俺はねぇ〜。卓球部。 高校はねぇ〜。合唱部。尊敬できる先輩がいるんだ♪ 「お前、理想主義だなぁ〜」 今なら自信持って言える。僕は空色理想主義者だって。 サトマ。元気かい? 気味悪がるなよなぁ〜。友達だろ〜? お母さん元気してる? お姉さんも元気してる? うちの姉貴は結婚したよ。今はだから俺、独りっ子状態。 って言っても、もうこんな歳になっちゃったけどね。 想像付く? 付かないよなぁ〜。 サトマ。漫画とかとってある? よく描いてたよなぁ〜。 俺は迷路しか書いてなかったけど。。サトマ、個性あるよ。 俺なんかさ。ひどいぜ。Mr.平凡とか言われたぜ。中学時代。 え? 今? 音楽やってるんだ。 フリーターって言葉知ってる? う〜んとねぇ〜。まぁフラフラしてる若者って感じかな。。 自由に仕事選んでアルバイト。言葉面はいいけどね、実際はね。。 俺さ。夢があったんだよね。サトマの噂を聞いた歳の頃だよ。 音楽活動したくてさ(笑) 笑っちゃうだろ? この俺が、だよ!! 真剣に音楽やってるんだ。 またさ。また、話しかけていいかな。 苦しくてさ。苦しい時は、誰にも話しかけられないんだ。 サトマなら分かってくれるかな、って思ってさ。 ありがとう。 「さよならゲーム」 そうだよな。いつだってさよならできるサトマでいてくれ。 そうすれば、また会えるもんな。じゃあね。また!! |
♪ホワイトリキュール♪ 俺はこれから一生、一体どれだけの心を放出するんだろう。 言葉なんていらない。言葉で説明できる程、簡単ではない。 だから、文章は単なる空気。そう。吸ってぇ〜吐いてぇ〜。生まれた!! みんな、吸ってぇ〜吐いてぇ〜、から生まれる。 だから、僕も別に意識してない。 無意識は意識。意識も意識。 生まれるのは作ろうって日頃から思ってるから? 作ろうって思って作るものもある? 駄作も名曲も俺そのものであればいいんじゃないの? 俺から生まれたものはすべて俺さ。 言葉なんていらない。僕はメロディーを純化させるべく、言葉を放出する。 そう。言葉なんていらないから。 メロディーに歌詞? そんなの必要ないんじゃないの? え? それじゃあ、曲にならないって? まぁ、メロディーにノル言葉が歌詞だからね。 自然に生まれるんじゃない? メロディーを辿っていけばいいんだしさぁ〜。 缶ペンの裏に○印の羅列 ○が出音で、_が休符ね。よろしく! 缶ペンって戦艦みたいだよなぁ〜。 消しゴムが空母でさぁ〜。 声変わりっていつしたんだろう。 そういや、替え歌をマジで作った事ある。 それはいつしか、替え歌応援歌を作る術となる。 デビルマンを選曲した俺。 あれ。。。アラレちゃんだったっけ? 沼南駅の駐輪場で謙ちゃんと作った覚えがある。 俺は、、、俺は、、、何か大切なものを忘れてきやしなかったか? 今からでも取り戻せるだろうか。。。 それはまどろみの果てでしか再現できない光景。 誰か、手伝ってくれないか? 抱き合う必要があるんだ。 セックス? そんなんじゃないんだ。 く、苦しい。俺の負け。。 あ、愛らしい。君の勝ち。。 音楽の三要素はリズム、メロディー、ハーモニー セックスもそう。リズム、メロディー、ハーモニー どうやって? 教えてあげない。 真似されるのって気持ち悪いからね。 よく真似する人がいてさぁ〜。 まぁ、いいんだけどね。別に。本物は俺だから。 ねぇねぇ、感受性をシェイクしてみようよぉ〜。 俺、すっごい事考えてるんだけど、知ってる? 妄想癖? いや、想像力だ。 夢想? うん。そう。 夢想う先に君がいて〜♪ 幻の後、僕は謳う〜♪ これから何かが起こるっていつも想ってた。 それは一生変わらない僕の気持ち。 僕、、、進むよ。 親父から貰ったある言葉。 success is succeed. お父さん、ごめんなさい。 僕のsucceedは長引きそうです。 もう、諦めた方が好いですか? 自分で決めます。 あと一年。あと一年下さい!! |
♪ホワイトリキュール♪ 普遍的なものが欲しくなった。これまで以上に。それまで以上に。 僕は彷徨ってた。長く。旅してたのかもしんない。遠い所から。 大切な「何か」は近い所にある事を知った。 それは大切な「あなた」かもしれないし、「伝えたいもの」なのかも。 今はただ、そっとしておいてほしい。 今はまだ、誰も知らないメロディーを奏でていたい。 |
♪ホワイトリキュール♪ 「好き」とか「嫌い」とか 僕達は日々をどう過ごす? 「今更」だなんて。。。年齢? 関係ないだろ? 僕は日々若くなってゆく。細胞が新しい。脳味噌はいつも入れ替えてるよ。 君はどうなの? 君はどう? 君は。。 最後まで付いて来てくれる事を前提に動いてる。 だから、「今」の恥じは大切な軌跡さ。 そんなの知っている。 恥ずかしい事なんてなんにもないんだぜ。 すべては嬉しいんだ。 人を傷付けなきゃいい。 ただ、自分を傷付けるのも、もうよそう。 それはきっと甘えだと思う。 傷付く振り? いや、弱いだけ。 傷付くのは弱いからさ。。 選ばなくちゃ。僕は生き方を選ばなくちゃ。 |
♪ホワイトリキュール♪ お金がない。 みんなそうだ。 進めない。 それは嘘だ。 進みたい。 これはほんとだぜ。 俺が、優しい奴かって、そりゃそうだよ。当たり前だろ。 誰が見たって俺はいい奴だよ。で、どうした? だから何? 「いい」とか「悪い」とか興味ないよ。 「好き」とか「心地良い」とか、いつもやってる。 判断とか評価よりも、気持ちとか心地。 感じるかどうか、だ。 俺の生き方? 誰も真似できないね。 映画みたいな人生? 誰の人生もが映画に成り得るよ。 君はただ逃げてるだけ。腰ひけてちゃさ、ダメさ。 人のせいにしたり、「関係ない」とか言ってみたり。 もう、小学生じゃないんだ、俺達。 やる時はやった方が気持ちいいし、やれなかったら悔しい。 そういう生き方、してるよ、俺は。いいだろ? え? 辛そう? 全然。全力で生きる事の素晴らしさを。 人からどう思われるよりか、人をどう愛するか、を。 確かにすれ違ったりぶつかる事もあるだろう。 でも、敢えて傷付けずに、ただ全力で進め。 俺は俺に疲れた時に僕になる。それでいいと思う。 |