♪ホワイトリキュール♪ 目白に新しいバーが出来た。 僕は当時まだ学生時代から通っていた床屋に出入りしていた。 で、いつも新しい店をチェックしておく。 というか、ただ目白を歩くのが好きなんだ。 目白は、、、昔っから僕の気分を、、、 「先生、僕と映画観に行きません?」 「何言ってるの。そこに若い子達沢山いるじゃない。」 教室の「若い」子達と目が合う。やば。っつうか、、、 今思えば、誘っておけばよかったのか? いや、信念信念。っつうか、好み。。。 俺純情。尋常。人情。 僕冷静。衛生。名声。 大学の図書館。綺麗なお姉さん、好きですか? 教授を眼鏡に当てはめてみる。彼、むっとする。 その彼の下でいずれ学ぶ事になる。。。 他大学との討論会。テーマは自動車産業。 僕だけ何故か、他大学と仲良しに。 中野で吐くまで飲んだ。国分寺で吐くまで飲んだ。 新宿で。。。 討論会ではビデオが回っていたらしい。俺の勇姿。 思えば、ゼミ生募集のスピーチ。壇上での俺の勇姿。 まぁ、、、緊張の連続ですな。真面目よ、オサラバ。あばよ。 男女混合ソフトボールのクラスに入った。 好きな子がいた。その子とはよく電話で話す。 今頃、結婚してるんだろうな。 「結婚しました 幸せになります」 あばよ。っていうか、幸せになれよな。 |
♪ホワイトリキュール♪ 友人と渋谷。 地下鉄でパチリ。 朝まで飲む。 今はあるのか? 重厚なバー。 隣に水商売風の女性とヤクザ風の男性が。 その男性がいなくなると、女性は僕に目配せを始める。 正直、綺麗。あ〜やば。 女性が化粧室へ、と立ち上がる。 女性が僕の肩を撫でる。 な、なぜだ? 俺でさえ知らなかった性のツボをぉぉーー! 彼女が何て言ったのかは、忘れた。 昔の日記に書いてある。 ストッキングを正す。脚はカウンターの上? や、柔らかいにゃ〜。バレエでもやってるのかしら。。 太ももをさらけだすその女性。 二十歳そこそこの若者にはたまりません。 負けです。僕の負けです。お許しを。 っていうか、色々教えてよ! もう遅いか。。。 水商売風の女性とヤクザ風の男性は これからイク所があるらしい。 それにしても、風って文字は、曖昧なクッション。 組織論でいう所の、バッファーですね。教授! |
♪ホワイトリキュール♪ 新鮮な風。こもれびタッチ♪ 学食。こもれびタッチ♪ 大教室での授業。こもれびタッチ♪ ドイツ語の授業。。フレンチにしとけば好かった。。 可愛い子と綺麗な女性。どちらも好きだ。 タイプとかそういうのってあてにならない。 大体、そうなったらそうなった人とそうなる。 高校時代の部活の演奏会に女の子を誘う。 「おい! どこで出会ったんだ? あんな美人」 そうかぁ〜。隣の芝生は青い。 でも、今思えば超美人だな、あれは。。。 「一番」って何? 「二番」じゃダメ? 『ラーメン一番』v.s.『ラーメン二番』 んんぃ〜。どっちに行こうかしら。なやむぅ〜。 ピカイチv.s.ピカニは? 一浪、二浪、っつうか現役。 あ、そうそう。高三の冬だけ予備校に通った。 そこでは綺麗な浪人生が沢山いた。びっくりした。 でも、綺麗な浪人生達は果たして、、、綺麗な大学生になれたのでしょうか? テニスサークルv.s.音楽サークル 早速、勧誘されてみる。 ミス大宮にサークル紹介を受ける。 たのしそぉ〜。テニスサークルってなんだか、たのしそぉ〜。 大学入ったら、音楽やろうって思ってた。思う存分。 大学入ったら、いちゃいちゃ楽しもうって思ってた。思う存分。 さて、どっちでしょう! 結果、音楽サークルをシラミつぶしであたってみる。あ〜ばかばかばかん! あん時、沢山恋愛しとけば、もっといい曲書けたかも。うそうそうそん! は〜た〜ち〜前後ぉ〜の若者がぁ〜♪ ノルウェイのも〜り〜を気取るのは〜♪ ぼっくは ドロ〜〜〜〜〜ン♪ ドロ〜ン ドロ〜ン ドロドロさぁ〜♪ う、く、苦しい。軽いジャブ。まだまだぁ! 先輩、スパルタはやめて下さいよ。 うるさいうるさぁ〜い。 先輩、そりゃ、あんたのエゴだ! なにぃ〜!!!!!! 朝が来れば、、、朝が来れば、私達はそこでおしまい。。。 俺、一番になれるかなぁ。なってる。 俺、輝いてる。 俺、最高。 俺、大好き。 こんなん出てきちゃったけど。。ホ、ホワイトリキュール |
♪ホワイトリキュール♪ 夏休みの宿題。英単語を一日5個ずつ覚えましょう。 summer, vacation, beach, peach, sweet, love, , , , , , ホワイトリキュール whiteって。。。ワホイトじゃん! ハンドゥカチーフ。トングイィー。 正直、英語は苦手。偏差値30台。。。 時々、受験の夢を見る。 僕は二浪中らしい。 で、現役の時に受かった大学よりも一つ上を目指す一浪時代。 でも、受かったのは同じ大学。浪人した意味ねぇ〜じゃん!ってなる。 ストーリーは二浪中の夏。もう、勉強は飽きている。 日本史はもういいや。英語だけやろう。 で、10、11、12月と場面展開、早! 「日本史やらねば!」って気付いた時は受験の前日。 あぁ〜、もぉ〜駄目だぁーーーーー!!!! ガヴァ!!!!! っと起きる。 あ〜、夢かぁ〜。っていうか、今の生活の方がシビアじゃよ。。。 く、苦しい。ほんとに。ジャブ? いや、マジで。 マジな顔。。。にっこり☆ マジな顔。顎引く。ニッコリ。歯キラリ☆ 同期の年収はいくらくらいだろうか。。。 最低500万はいってるよな。。。 いや、今の俺、いい顔してるよ、うん。 いい顔ぉ〜 声出してこうぜぇ〜! はい!! 夢も現実もそう変わらない。今夜もホワイトリキュール。 |
♪ホワイトリキュール♪ 「五つ年下の男性と付き合ってるの」 「へぇ〜、じゃあ僕と同い年じゃないですか」 「役場が一緒でね。私が彼に甘えちゃう方かなぁ〜」 「野球大会の応援とか行っちゃうのよ」 別れ際に『ハイチュー』を貰ってさよならする。 別に意味はない。ネクタイが君に首ったけとか、そういうんじゃない。 待ち合わせは川崎駅。 「おぉ〜、ひさしぶりぃ〜」 「って言っても、一度しか会ってないんだけどねぇ〜」 旅先で出会う人とは何故か一度だけの出会いであっても、とてもつもない親近感。 英語教師、スッチー、コテージを開こうとしている人、紅茶のお姉さん、バイク乗り、ホテルマン、ミュージシャン、、、 誘われたアルゼンチン音楽の催し。スナックのママ曰く「今年の夏は、屋形船貸しきりで花火見ましょ」 豆がうまい! パリで出会った女の子。面白い葉書をくれる。 カリフォルニアで出会った女の子。え? 彼女の写真が入ってる。 そういや、最近、E-Mailのお陰で、手紙なんて書いてないなぁ〜。 なんだか、大切な気持ちを失ってしまった青年。 プールにも行ってないし、海にも。。。色白い。不健全だ!! 誰か誘って行けよ!! もぉ〜、消極的なんだから。。ら。ら。。。 年下と年上どっちがいい? どっちもいい。 そう呟いて、氷頬張り、床につく。おやすみなさい。 |
♪ホワイトリキュール♪ 蓋を開けてみた。そしたら笑ってた。 蓋を閉じてみた。押し黙ってみる。沈黙。 蓋を開けてみた。そう。僕は勇気を出して始めた。 「なぁ〜んだ、結局、ハッピーエンドなのね」 そんな事ないよ。 「うまくいくって最初から分かっていたんでしょ(微笑)」 そんな事ない。 自分の好みの生き方を歩む自信はある。 でも、それが僕の望むすべてを手に入れた、という事ではない。 「うまいのね」「ありがとう」 優しくなる事で相手は僕を受け入れてくれる。 だから、「うまい」っていうのは、「安心」って事だと思う。 僕と一緒にいると安心するんだ、きっと。 「恐い」「そう?」 時として、パッションははじける。 僕が恐くなれるのは、君の前だけさ。 他の人達の前では、いつも優しいんだよ。 人を攻撃するのが嫌いである。 自分に非がなくても、先に誤ってしまう癖があるよ。 だって、口論になって勝っても虚しいだけだからね。 でも、切れる時は切れるよ。僕は。最近のあの雨の日もそうだった。 目の色を変えて、叫ぶ。 酔っていたからではない。悲しかったからだ。辛かったからだ。 つ、辛い。辛いよ。そんなのフック。駄目押しパンチはまだやめて! お金無いよ。どうしよ。 「なんとかなるよ」 ならん! 神経が高ぶっているのか? ホワイトリキュールでも飲んでぐっすり眠りにつこう。。。 |