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  私的随喜    Private Column
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サッカーはアートだ
音楽はアートだ
人生はアートだ

FIFA 2006 ドイツワールドカップ徹底研究


フィーゴ!!!   トッティ!!!   カフー!!!   ロナウジーニョ!!!   ジダン!!!   デコ!!!   ピルロ!!!   C・ロナウド!!!   ベッカム!!!   カーン!!!   カンナバーロ!!!   ブッフォン!!!



 ♪フィーゴ!!!♪


イタリアが勝った。トッティといい、ジダンといい、ロナウジーニョといい、ネドベドといい、中核でしっかりとキープできる選手がいるとチームの安定度が高いですよね。イタリアにはピルロ(?)もいるし。

今日はフィーゴを意識して仕事をしてみる。あの、のたりくらりとしたドリブルから繰り出すパスを意識してみる。「いらっしゃ〜〜いませ〜〜」とのんびりとした口調と同時に素早くレシートの控えを出してみたり。体は脱力、意識は前へ前へ。これ、いいかも。ジダンのようなプレイで日常やると腰とか痛くなるし、ロナウジーニョのテンポは僕には持ち合わせていないからね。フィーゴいいかも。



アルゼンチン、ポルトガル、イングランド、ブラジル、イタリア、フランス、ドイツ、そこにメキシコ、オランダ、これらの国のプレーはやっぱりもっと見ておきたいよね。そうやって生活の中に少しでも活用できるプレイを見つけたいな、と。

June 23 14:57 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪トッティ!!!♪


女性からして婦人雑誌のモデルなど見て、憧れるのと同様、例えば、イタリアチームのあの体躯は男からしても憧れるものである。あんな体で安らかに体を埋めたい、なんて、もし、僕が女の子だったら当然思いたい。タイプはジラルディーニョ(?) 俳優にしたら絶対渋い刑事役の彼は時々甘い笑顔も醸すのだ。って、まだ23歳じゃなかったっけ? ま、僕が31歳の女性だったら、の話としとこう。



フィレンツェで見た胸像。「古代ローマ人は」とか思っていた節もある。でも、イタリア代表を見よ。今回出てないけどビエラ(?)なんかは、芸術的な体をしてたように思う。そして、トッティ。前回大会の色男ぶりよりもさらに三十路男に必須の「眉間に皺」を武器に40代女性をも虜にしてしまうスマートで頑丈な体。それは決して「ガタイのいい」オーストラリア代表の体とは一線を画すもので、芸術的な体ってのは芸術的な国の歴史の賜物なのではないかしら? と思わずにはいられない。



さて、男にとっての服選びとして、僕は今日「トッティ」を選んだ。いつもはどことなくか細い神経質というかナイーブそうな「インザーギ」という気分ブランドを選ぶ訳だが、今日は「トッティ」だ。この服は二の腕も美しく映え、胸板もスマートに強調。暑い夏を涼しく気分を彩るのにピッタリの服、「トッティ」をよろしく。

June 27 12:02 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪カフー♪


どの土地に旅しても必ずいるのが笑顔絶やさず、近づいてくるおじさんである。「どっから来たの?」、「これ、欲しくない? これ。安くしとくよ☆」、酒呑み交わしつつ「人類みな兄弟さぁ〜」と赤ら顔。

ベテランの味ってある。その人ならどんなミスしても許せてしまったり、そもそも安心して仕事を任せることができる。そんな人。頼りがいのある彼は、決してサラリーマンでいう冷めた10年選手ではなく、後輩からのパスも嫌な顔せずに走って受けたり、合コンでも周囲を立てる。課の飲み会、壮行会でも、彼がいれば場もしっくりと打ち解ける、外せない人だ。

ベストメンバー。ブラジルのカフーはワールドカップ出場試合数が歴代首位だそうな。4大会連続らしい。勿論、チーム全体が強いこともあるのだけれど、セレソンとして4大会連続出場というのが凄い。外せない人、なのである。そして彼のプレーは献身的。走る(ここで走る絵を)。走る(ここでもサイドを駆け抜ける姿を入れよう)。運動量の多い、まことに頼りがいのある選手なのだ。

そして、ファールをとったとしても、笑顔は絶やさない。審判に向かって、足をかけた相手選手に対して、にこやかに。常ににこやかに。その笑みは憎めない。「人類みな兄弟さぁ〜」 旅先で会う気のいいオヤジ達をついつい思い出してしまうのです。みなさん。カフーに注目しましょう。

June 28 15:18 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪ロナウジーニョ!!!♪


付き合いの長さ。それはイタリアの守りの連携のようだ。待ち合わせ時間に随分遅れる相手がいたとしても、まぁ、じゃあ先飲んでましょ、ということで、ビールに枝豆にスナック菓子を広げる。



人には一長一短があって、そこで補える関係があるかどうか、が今後も続く関係になるかどうか、ではないか? ミスを許せる関係というのは、個人個人のプレイヤーとしての自信と相重なる。

時に鬱になったり、ハイになったり、灰になったり。。それらは「今日はロナウジーニョの奴、調子悪ぃ〜な〜、ってことで俺が前へ。ウシシ」などなど楽しんで日々過ごす。

昔で言えば陰陽道であったり、今で言えば占いであったり、カウンセリングであったり。僕の場合で言えば、整体であったり。場合によってはジムであったり、ピラティスやヨガであったり。人は何かに頼ることで生活のリズムを掴む生き物だ。そしてそれは悪くない。それは文化であり習慣であり流行であり個人個人の嗜好だ。

許しあえるか。補いあえるか。

ただ、依存オンリーだと一時的な満足感で終わってしまうだろう。やはり、自己完結できる範囲での努力は必要不可欠だ。

あの自由自在に楽しんでサッカーをプレイしているようにみえるロナウジーニョ。見えないところで並々ならぬ練習をしているという。そして多分生活の中からサッカーと結びつける意識が自然に芽生えているどころか、根っこからそうなんだろう。



努力を惜しまない。努力を楽しむ。だから僕はみんなとサヨナラした後、酔いに任せて眠りたいさ、そりゃ。でも、部屋を片付けて、ゴミをまとめて出して、食器を洗い流して。

そうやって次の朝を軽快に過ごせますように、と。だから、今朝の散歩は格別なものだった。木陰の道をそよ風に吹かれてゆっくりと歩く。いいものです。

June 29 15:05 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪ジダン!!!♪


世界の果てか果てまでがすべて繋がっているようで、そうではなく。
光のあたる場所、闇にあり続ける場所。



だから、僕らはすべてのことを生きている間に成し遂げる事はできない。 ジダンがよく故障するように、奇想天外なプレーというのは自身にとっては負担のかかる技なんだ、と。タイトスケジュールに押しつぶされそうなあなたも然りでね。

ただ「出来る」「上手い」ではなくて、パスを受けた相手がシュートし易いように、サイドから駆け込み易いように、その「絶妙」さは「思いやり」かな、と。

人間にはキャパがあるから、思い遣るってことは、果てしなく自身を壊すのです。世界は広いんだからね。無理せずに。お大事に。

June 30 15:39 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪デコ!!!♪


おでこでこでこおでこでこ。デコです。

村社会というものに憧れてみたりする。
でも実際は干渉や噂が絶えず苦しいものだろう。狭い世界だから。
僕は東京という大都市でこそ「村社会」いうなればローカルなネットワークが心地よいかと思う。東京の魅力の一つに無干渉が上げられる。無関心。人から逃げる事ができるのが大都会東京のいい所だ。と、同時に寂しくもあるだろう。そういう時こそ、ローカルな精神を取り出してみると良いだろう。「ねぇ、今から飲まない?」「ん? 今何時?」「まだ十時。夜はこれからなりよ!」「イエイ!」

さて、昨日も料理作りだめを。で、実家にたまには手ぶらもなんだから、自炊料理でも、ってことで、一品持っていく。この気軽さもいい。買ったばかりの麦味噌にコチジャン、豆板醤、日本酒、みりん、醤油、を適当に混ぜて挽き肉の下味を。あとは適当にむらさきつゆ(る?)くさやら長ねぎやらもやしやら。味見はしてないが上手いだろう、きっと。



実家では今、奄美の黒糖の焼酎、銘柄は言わないが上手い酒と出会う。すいすいすいーですよ。で、絶対畳で寝そべる奴。

アルゼンチンが負けた。パスにパスにパス。あのチームワークのよさは青春とか友情を感じる。家族愛だったりする。ブラジルも負けてしまった。南米サッカーから感じる素朴で粘り強いサッカーはもう見れないのか? イタリアにフランス、ドイツはどこかシステマティックだ。好きだけど。そう。ポルトガルだ。スペインの列車で乗り合わせた少年少女たちが「オラー☆」と声かけてきたように、ポルトガル選手達もまたそんな気風の中で育ち、将来はいい親父になるのである。

家族と焼酎を飲み交わしながら、マンマの飯(まんま)でも食べてあったかい気持ちになる。それはどこの国の幸せな家族も同じ事だろう。そんな温もりをポルトガルのサッカーから感じるのは、彼らもまた村にしろ都会にしろ気心知れた仲間や家族の大切を身にしみる生活を身近に感じながら生きているに違いないのだ。

July 03 13:07 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪ピルロ!!!♪


今朝の準決勝も素晴らしい試合だった。
軍の統率力を思わせるイングランドやドイツとは違い、イタリアのアーティスティックなプレイ。そして先制点のピルロのまるで陶酔した指揮者のような振りのアシストが素晴らしい。あそこまでいくとアートです。その後のグロッソのシュートもアートでしょ。アートとアートでコラボレートでしょ。すごいでしょ。ワールドカップでしょ。サッカーでしょ。

どんな生き方をするか。そこに旅や音楽、仕事ぶり、会話、家事、いろいろなところからその人の生活のリズムは変化する。あのピルロのアシストぶりは熱狂的なオペラファンなのでは? とか、ザンブロッタは鍛冶や建築が好きなのでは? とか、カンバナーロは教育者に向いている、とか、実際のことは別として、彼らの動きから彼らの生き方が見えたら面白いな、と。

僕には僕の生き方があって、それを歩んでいる訳だけど、はたから見たらやはり何か特徴があったりするものなのかな、などと勘繰る。僕という人間の日常における一つ一つの動作が見る人にどんなバックグラウンドを感じさせるものだろうか、と。

そして、魅せるのは、やはり、全力で生きてこそ、人様が見て感じることのできるものだよな、と思うのだった。

July 05 14:37 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪C・ロナウド!!!♪


テレビで観ていると小手先と感じるそのプレイは実際ピッチに立っている人間からすれば、厄介な相手なのだろう。そういう奴っていうのは敵にはしたくないよね。

C・ロナウドが持つとなんかやってくれる、前へ進んでくれるんだろう、っていう期待感がある。ずるがしこいし、テケテケドリブルはやんちゃな少年そのものだ。

今大会で好きなチームはアルゼンチン、ポルトガル、イタリア。人間味のあるポルトガルには是非勝って欲しかったなー。

あと二試合、土日でよかった。目が重い。

July 06 15:55 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪ベッカム!!!♪


ドイツが負けた瞬間のドイツサポーターの女の子の顔が映るじゃないですか。あれってかなりヘビーローテーションで放映されてるよね。ドイツの国旗色に塗りたくった顔とは多少的な心底悲しい顔した少女は絵になります。

喜んだ顔で今回の大会で一番光っていたのは、紛れもなくマラドーナでしょうが、もう一人挙げるとすれば、この人。そう。イングランド代表キャプテンのデビッド・ベッカムの夫人、ビクトリアの隣で一緒に一喜一憂していた女性、でしょう。タイプです。マイ・タイプ。

どちらかに目が移るかと言えば、絶対左でしたが皆さんはどうでしたか? 元気だけど清楚で謙虚、まるでビクトリアを立てるように、まるでアメリカン青春学園ドラマのように主人公がビクトリアだとしたら、その女性はいい友達役のその女性って誰?

僕の中ではスパイスガールズのメンバーの一人ってことで、自己解決しときましたが、知ってる方は教えてください。紹介してくれても結構嬉しいです。

さて、ベッカムはいい人です。あの柔和な笑顔は演技じゃできないでしょー。ピッチへの入場時の子供の手を引くベッカム。対戦相手や審判と握手を交わすベッカム。チームメイトにさりげなく声をかけるべッカム。試合終了後勝っても負けてもサポーターにありがとうベッカム。こんなかっこいい男はまずいないし、なんだかんだ人間だからバーで一緒に愚痴こぼし合ったりして、そんなベッカムと飲む酒はさぞうまいだろうと想像する。

「気、遣い過ぎだよ。」と非難されることもあるんじゃないかしら、と。でも、きっと彼にとってはそれが自然でさ。人との距離感、チームメンバーのバランス、人間としての品位、それらは今の彼にとっては自然な振る舞いで、気を遣い過ぎるのもベッカムで、だからといって、試合にはとことん集中するのもベッカムな訳です。人間としてのバランス崩しておいて我儘放題で試合だけで大活躍!なんてことはベッカムは望んでない訳。器が違う訳。すごい訳。好きな訳。

どの分野においても言えることだろうけど、我儘だったり灰汁(あく)が強かったり超天才ぶった個性派だったり、そういう人達は凡人だと思う。本当に物事を成す人っていうのは、そういうエゴを日常においては表に出さないよう出さないよう、ってギリギリの線で気をつけるバランス感覚を持っていて、で、いざという時だけ。そう。ピッチの上だけ、作品の上だけ、ステージの上だけで自身の熱を込める。その時はどうなっちゃってもいい。アーティスティックであってもいい。変態でもいい。これが俺だ、と。そういうのが本物だと僕は思います。

July 07 15:05 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪

友人からのメールで「彼女」はJ・コールもしくは他の代表選手の夫人ということでした。う〜む。スパイスガールズじゃなかったか。。
あと、ハイライト見てたら、「少女」は顔にドイツ色塗りたくっていなかった。。
さて、あと数時間後に決勝の試合開始です。とりあえず、風呂入って横になろう。
July 09, 2006 23:41
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 ♪カーン!!!♪


前回のワールドカップでは色男役のベッカムやトッティとは一線を画し、CMで地団駄踏んだジダンや野獣カーンの存在が目立った。世界最高のプレイヤーであるにもかかわらずワールドカップで活躍できなかったジダン。決勝まで残り最後まで観客から声援を浴びたカーン。どちらにせよ、実力兼男気の代表格だった。

さて、今回ジダンは頭突きをして退場になる訳だが、あれだけ迫力のあるシーンはない。よくプロレスラーの張り手を食らうお笑い芸人がいたりするが、いずれ「ジダンの頭突き」をネタに笑いをとったりする芸人が現れるのだろうが趣味が悪い。是非やめて欲しい。

三位決定戦ではレーマンの代わりにカーンが登場。あだち充の「タッチ」で達也が「顔だよ」ってキャッチャーの孝太郎にはくシーンがあるが、違った意味でカーンの存在感はプレーもさることながら顔にあると思う。もしカーンが垂れ目だったら不気味だ。やはり野獣のように突き進む顔と積極的でいて硬いプレー&瞬時な判断力がマッチしているからこそ、カーンという存在は観客に受け入れられると感じている。

考えてみれば、顔付きや体格、ともすれば名前などから性格はそこに近づいてゆくこともなくはない。逆に敢えて三島由紀夫のように三十路から鍛え出す人もいる。青木真人とかいうとやはりどこか真面目で華やかさはないだろう。人間として精神的にも身体的にもバランスを摂ろうとするだろう。オリバー・カーンだったら、やはりハムやソーセージのCMが合いそうだし、強そうにガリっと食べて、その旨さに吠えるだろう。その吠えた先には企業が一番伝えたいメッセージが絵としてあるはずだ。

カーン−−−安定感のあるガタイのいいゴールキーパー
キーン−−−右のボレーが鋭くシュート回転するのが持ち味のMF
クーン−−−小柄ですばしっこい左サイドバック
ケーン−−−控えの選手
コーン−−−通訳

とするとやはりカーンかな、と。僕はそう綴ってみました。

July 10 13:56 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪カンナバーロ!!!♪


ワールドカップ最終章を飾ったイタリアのディフェンスの核、カンナバーロ。当然のごとく、今大会のMVPとして彼の名を挙げる声は多い。

彼の凄さは、例えば、連日お疲れモードの最中、親しいミュージシャンのライブを観に渋谷へ赴き、「音楽は生き様だよな」と感じつつ、次の対バンの人のステージを観て、「中途半端な様式美は単に作為的としか映らない」と言わしめ、その次の人からは「いくら昔すごかったっぽくても、どこか心の中で現役引退してる人のステージは、人それぞれの大切な時間や気持ちを蔑ろにしてるよな。」 それでいて、「昔とった杵柄(きねづか)で生き様とステージは別でその歌その歌にかけるテンションは体の中に残ってるのだろうな、それが形としてステージに現れ、ある人にとってはそれが旨みで好きな人もいるんだろうな。」と。

その後、飲もうかどうかとか、でも僕は家で節約がてら飯はちゃんと米に炒め物にそこに納豆&卵のシンプル焼きとか結構うまかったし、で、そんなお腹入らないし、でも、折角だからちょこっと、ということになるじゃないですか? で、「かあさん」って居酒屋に入って、麦焼酎の「おこげ」が以外に美味しく、でも、結局サービスビールとその焼酎で我慢して。でも、みんなだと結構高くてさぁ〜。え? どう考えてもお通し含めて1500円分、っていうかビールサービスだし、だったらせいぜい1,200円くらいだろぉー、って、でも結局その夜の主役のあにぃが到着して、で、余分に出して貰っちゃってね。

で、これでまぁお開きと思ったら、まぁ、お腹空いてる人がまだいるってことで、そりゃーまぁーそうかー、ってことでラーメンでも食べるのかと思ったら、なんとまたもう一軒ってことになって、だったら「帰るよ」ってなったとこを「その中の一人がなぁ〜んでぇー」と袖引っ張るし、「てめー酔ってんのかよ、すでに!」とか、でもそれもまた今生きてるうちの幸せだよね、とか思っちゃったりして、久しぶりので青春じゃん。青春は、お金では変えない、とかマジトークinマイブレインでね。いざ新宿へ。で、「え? タクシー?」 って結局出して貰っちゃったけど、三丁目の「どん底」入って、冷房キツ! で、胃袋デカイ人がいたり、異常にテンション壊れてる人いたり、でも楽しい訳さぁ〜。

で、もう深夜で終電ないし、まぁ、漫画喫茶にでも、ってそこで「好きだねー」みたいなこと言われて、「バカかよ、好きで漫画喫茶行くかよ。金ありゃタクシーで帰るし、元気で酔ってなかったら歩いて三時間くらい頑張るよ、普通」とか「っつうか、そもそもあんたの基準で流れに任せて付き合ってながら、その台詞へねぇーだろ!」とか思ってみても、結局、また主役のあにぃーが気を効かせてくれちゃって、で、結局ずうずうしくも泊まることになって一件落着かと思ったら、まだまだ話は続くよどこまでも。

そういう色々な感情を押し殺したり、瞬時に優先順位を決めてのカバーリング。やっぱりカンナバーロは各誌のMVPに挙げられるすごい人だと僕は思う。

July 13 15:30 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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 ♪ブッフォン♪


ブッフォンは優しい目をしている。どちらかといえば草食系だろう。キーパーという役柄もさることながら、両親も姉もスポーツの世界で世界トップレベルというから、まさにサラブレッドだ。それにしても父も母も世界の記録保持者で姉も、、、そんな中ブッフォンはセリエAでユベントスのキーパーとして、、、とか。プレッシャーとか「俺は俺だ!」とか。ミュージシャンだったら死ぬほどのストレスだよね。父がジョンレノン、母がマザーテレサで、姉がジャンヌダルク、で、僕世界ブルーで音楽やってます、みたいな。死ぬでしょ? 絶対。死にたいでしょ? 僕は死にたくないけどね。

例えば、ようやくお開きになって、でもすべてがうまく順当に帰れる訳ではない。で、結局一番疲れてるはずのあにぃーの部屋に僕ともう一人が泊まることになったとしよう。で、タクシーを降りてコンビニで、で、天然水。おい、200円の天然水でいいだろよ、なにも400円の天然水買わなくてもいいだろ。おい、まだ何か買いたいの? おい、おい、が連続して部屋に上がらせて貰う。

まぁ、「おい」パターンは省略するとしよう。布団が三つ。川の字で眠る。あにぃーは疲れてるだろう。そりゃライブの後はかなり疲れてるはずだ。僕はもう寝不足で眠い。つうかこれ書いている今も眠い。何書いてるのかワカラナイほどだ。で、疲れた二人をなかなか眠らせない悪な女がいたとしよう。「お前、寝ろよ!」と言う気力もなく「あー」くらいしか言えない。深夜三時ともなると声帯は底辺で締まって声にならない。

明け方、「あおきさんが寝たあと一分後くらいにすぐ寝ちゃった」って、テメー眠れるんじゃねーかよ、だったら早く眠らせてくれよ、俺の目が赤いの心配してくれるんなら早く眠らしてくれよん。

で、三人で駅に向かって、解散。ありがとう、あにぃー。で、自分ちに帰宅。30分くらいでパンにチーズのせて卵焼いて、歯磨いて、で、職場へ。そんな日に限って買出しの搬入で、汗びしょびしょで階段がキツイ。そんな日に限って根性のすわってない客が来店して、小学校からやり直した方がいいんじゃない? 君ら、って心の中で説教してみたりして。

でね。思ったんだよね。ブッフォンだったらきっと「おい」とか思わないんだ、と。「うん」だろう、と。「うん、分かるよ」と。そうやってどんなボールをも受け入れてしまうんだ。ガツガツしてない包容力。

名キーパーとして君臨してきたブッフォン。今回のワールドカップではヤシン賞というキーパーにとっては最高の栄誉ある賞を受け取った。僕も見習ってみたい。最近感じている「受け入れる力」。人はある程度許し許される関係にならないと、孤立する。そういう奴は老人でなくても三十路のまだまだこれからっていう人も孤独感を味わい眠れず、挙句の果てに毎日目を真っ赤に腫らして、「いらっしゃいませ〜♪」とか発してる。

ブッフォン。「努力は人生最大の賜物だ」 あおきまさとが言っている。おめでとう、イタリア。ありがとう、ワールドカップ。

July 13 15:56 ♪Sekai Blue S'il vous plait♪
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