Sekai Blue Top Page >>>




  私的随喜    Private Column
Back to Column Menu


俺って偉い 俺って偉大


会いたいときに君がいた   歩き煙草ブッコロス   三十路の頬   俺が始まった   俺僕僕俺   情熱がやばい   あの山登ろうよ!  


 ♪会いたいときに君がいた♪


素敵士 そういうのいいよね。そういうのいい。そういうのが好きだ。そう言うのそう言うの。今、レジにいる。「いらっしゃいませー」 心の中は"ませませー"だ。んな気持ちでやってる。マスク被ってる。でも顔は結構笑ってるよ。幸せだからね。

〜幸せかー〜

好きなもの。好きな人。好きな時間。好きな曲。"一番気持ちいい状態を想像するとα波が出る"っていう。自然に帰ったと、同化していると感じる瞬間。エッチの時のぬくもりと愛しさ「すべてが君」な一体感。古くからの友達と安心しきって言いたい事言えて、相手の考えも好きで、みたいな。誰もいない部屋で自由勝手に歌う一瞬。

一緒に生きている。一緒に生きていきたい。そう感じる人、もの、時間、空気。理想主義。そう。それ。今の僕それ。

今年は新年から幸せだ。馬鹿か俺ってくらい幸せだ。それってきっと。そう。

今夜は中学時代の部活達と会う。場所は先日行ったばっかしの、沖縄料理屋。どんな話するのかな。

その人と一緒にいれば、その話がいい具合に進もうと進まなくとも、ちょっとまどろんでしまっても。キツイこと言い合っちゃったとしても。問題提起ばっかりだったとしても。他愛のない無駄話。それが楽しい。意味があって、そして意味がなくて。だから楽しい。一緒にいられればそれでいい。

いつでも会える訳ではないから。みんなそれぞれもがいて頑張ってるから。うん。

今夜はどうかな。馬鹿かってくらい幸せかな、僕は。

2006/01/26 16:28
Column Top Menu


 ♪歩き煙草ブッコロス♪


革命 "こわいものは何もない"精神状態

20060126 6:55pm

靖国通りにて 靖国通りにて 靖国通りにて
Column Top Menu


 ♪三十路の頬♪


三十路の頬×3名 そういえば、よくこの三人で部活終わって、一緒に上板橋まで歩いたよな、とか。東武東上線の中では、一体何話してたんだっけ。「人生ってさ」なんて僕はいっつも言っていた覚えがある。まだ見かけガキそのものだったけど。

でも、そもそも何でみんな卓球部に入ったんだろう。よくあるよね。「なんで君はうちの会社を選んだの?」「なんで学習院行こうと思ったの?」「なんでこんな寒いミネソタの片田舎なんかに!」「なんで、、、私でいいの?」などなど。なんでだったんだろね。僕も覚えてないや。

入学当初の気持ち、僕にとっての思春期前の意志、みたいなものはぜーんぜん覚えてない。でも、不思議と思春期以降のことはよく覚えてる。確か中学二年以降は僕は東武百貨店にある本屋に足しげく通った覚えがある。時たまこの三人で、ぶらつきがてら数回行ったことも覚えてる。「青木、何それ?」「え? ポールマッカートニーだよ。」とか言いつつ、詩集を買ったり。ビートルズ百科も詩集もアメリカのビルボードの分厚い本(上、下とある)もこの本屋で買ったものだ。

昨晩会ったS間もK原も当時からあまり変わらないな。変わらないのっていいな。

「青木もいつか俺の身長を越して、その時は、、、」と上板橋駅に近づいた踏み切りのある場所付近で言ったK原の言葉は今でも覚えている。

僕は声は多少低くなっただろうし、身長も少しは伸びただろうけど、でも、やっぱりあの頃と同様、今でも「人生はさ。」なんて毎日呟いている。

先週会った子の言葉---「まさか、まさと君がそういう道を歩むとは思わなかったよ。」

僕もそうだ。

"やりたいことやるのっていいよ"

当時、中学二年、三年の時に感じていた、"こういう風に生きて生きたいなぁ〜"っていう自分に今なれている。それは想像以上に苦しくも、楽しいと心から実感できるものかな。

あの頃と同じ訳にはいかない。でも、こうやって昔ながらのあの汚い卓球場で球を追いかけた仲間。無意味に走らされた夏合宿。意味もあてもなく池袋を歩いたり。三年になり「引退」と銘打ってただただ、だらだらしていた僕達。

"やりたいことやるのっていいよ"

そして、僕は。苦しいと感じたりすることはあっても、仲間の顔見たらやっぱり嬉しいしね。そう。苦しいのってきっとみんなも一緒だしね。ただこうやって会える仲間がいるんだと。そういうのが嬉しい。

僕は三十路の頬で笑ってる。

2006/01/27 16:17
Column Top Menu


 ♪俺が始まった♪


思い出の夏 俺が始まった。俺が始まった。

ここ数年なんだかんだ言いつつも甘えあっていたと思しき友人が東京を離れることとなった。いや、正しくはたった今、どっちにしようか迷っている友人に「行ってみれば?」「行ってみてダメだと思ったら帰って来ることもできるんなら。」「環境が変わって今よりももしかしたらいいんじゃない?」などと現実的に東京を離れることを薦める僕がいて彼は驚く。そして、彼はその僕の言葉で余計に半々だった心が完全に行く方向に向かったようだ。でも、どこか未練みたいなものもあるようで、もう一つの彼が僕に本来言って欲しいと思われる事を(僕は)述べた。「君にとって"これ"というもの、これがないと俺じゃない、というものが東京にあって、それを手放せるか手放せないかだよ」と。

多分、彼は真剣に二ヶ月間悩んだ末に結論を出さなければならない前日になって最後の一言を僕に求めたのかもしれない。もしくは、僕の後に誰かから最後の一言を貰っているのかもしれない。どちらにせよ、人というのは最終的には自分でその進退を決めなければならない。そして、「決める」時というのは自分自身で心模様を描ける程余裕はなく、もう身体が勝手に動いてしまっているものだと思う。恋愛にしろ、仕事にしろ、何にしてもさ。それが大きければ大きい程に。

「このままじゃいけない」と思う。だからこそ、努力をする。その努力は人によって違うだろう。僕には僕にしかできない努力をしている。それでいいかと思う。そしてもう一つ加えれば、「あおき、苦しむなよ。苦しむ方向には向かっていくなよ。」という言葉をかけて上げたい。僕は日々感謝して生きている。出会う人々に。勿論、それを大きなジェスチャーで知らしめることはない。それは心の中でそっとしまっておいて、で、その気持ちを僕の生き方に反映させて、形や行動で示せばいいと思っている。

友人は東京を離れるだろうか。彼にとっての人生の分岐点となりうるのだろうか。少なくとも、僕は彼にも言いたいんだな。「苦しむ方向には行くなよ。」と。そして、彼にそう心の中で呟いた後、僕はこの部屋の中で言うんだ。「よし、行くか。俺は俺の道を全うするしかない。頑張る。」 自身のフレーズを形あるものに。少年の夢は自分の努力次第で完成することができる。そして僕はそこに幸せを感じる。

それは人からみたら、"苦しむ方角"なんだ、と。でも、今の僕にはそこしか見えない。

20060129 0:19am - 0:38am
Column Top Menu


 ♪俺僕僕俺♪


どうしようもなく、孤独だ。この孤独感はどう拭いさればいいのだろうか。
吸収するのは容易い。ただただ発散するのも容易い。
入れて出す。基本だ。それは川の流れのようなもんだ。自然だ。
自らに新しい気持ち、空気を取り入れ、さらに新鮮な息吹を大衆に向けて表現すること。
その流れを鈍くする必要があるんだろうか。
俺はなんでとどまるのか。俺はなんで遅いのか。ためらうのか。なんでひとりですべてやろうとするのか。
なんで仲間をもっと信用しないのか。自分の世界観? そう。そんなもの捨てちまえば。それさえなければ容易く活動しもっと多くの人達に僕の音楽を聴いて貰えるんだ、と思う。

早く起きて早く寝ろ。よく食べてよく出せ。今の俺にとってはそのくらいしか言えない。

20060130 11:49pm
Column Top Menu


 ♪情熱がやばい♪


情熱がやばい、って人います? はい。
情熱がやばいんですよ。
でも、よくよく考えてみたら、そうでない時はほぼ無気力な訳で、この「やばい」っていう状態、学生の頃から約10年間以上変わってない訳ですよ。人生相談かよ!

何をやっていいのか。いや、やりたいこともあるのに出来ていない状態。そういう時って「や、ば、い」んですよね。やばい、やばい、やばい、俺!

一度にどどっと沢山やりたくなってしまうんです。体は一つだから無理だろ、って思う訳ですが、情熱はそんなことに耳を貸してはくれないんです。畜生! 耳貸せ、耳。かっせーかっせーみーーーみぃーー!

ま、要するに相手してくれる人、募集中、みたいなもんですよね。コミュニケーション過多の人っているじゃないですか。僕みたいな。そういう人って寂しがり屋なのかな。サミシガリヤ伝説、みたいな。

そういう人には接客業がお薦めですよ。勿論、仕事をちゃんとこなしつつのコミュニケーションかとは思う部分大部分。でも、それさえやれば、そう。フィーリングの合いそうな人とは、結構"Ha〜i,調子はどうだい?" "ぼちぼちでんなー、Are You?" ま、邦訳ですが。。。そんな会話飛び交うこと請け合い。飛び交ってます、ここも。僕も。いつも。毎日。すごいでしょー。

無機質な社会。そこにやんわりと人間味を加えたいっすよね。音楽も日々の生活にもさ。寂しいじゃない? ほんっとぉーに寂しくなると、だって、どうなってしまうか分からんものねー。分からん人ぉー? はい。

以上、講義を終わりに致します。また来週。

20060131 15:58
Column Top Menu


 ♪あの山登ろうよ!♪


差し迫る気持ち グラグラ アーティストはいつも怯えている

学生最後の年、僕は一番遊び呆けた時期であると同時に、一番思い出深い楽しい日々だった。就職活動で沢山の方とお話しする機会を持てたし、その後、友人と東京を歩き回り、大御所やったり、東北で旨い酒と飯を食らい、温泉に浸かり、九州では散々歩き回り、やはり焼酎ばっかし飲んでいた。その後、ヨーロッパで水とチーズとチョコに耐えつつも、結構ポイントポイントで豪華な料理にありついたり、そこでまた新しい出会いがあったり。

差し迫る気持ち。そうだ。思えば、今日感じている差し迫る気持ちっていうのは、その学生最後の年のまさに今日!! 1998年の1月31日、彼はあおきは何を思ったか。そう。「社会人になる前にこれをやって締めくくろう」という作業に乗り出すんだった。その名もVEKTOL SIX Radio Station。なんだ、そりゃ、って単に自作のラジオ番組30分だった。「ラジオオンエアして貰うの面倒だし、だったら、自分でラジオやっちゃった方が早い。」と。それって今でいう、「どっかのレーベルから発売するの、なんだか世界観伝わらないまま世に出ちゃうようで嫌だし、だったら、自分でレーベル起こして、そこからリリースしよう。」っていう、それに似ている。

社会人になる前。そう。もう自由な時間が永遠になくなってしまう"かも"しれないどうしようもなく、日々刻々と時間が過ぎてゆく日々である。そんな心境を今の僕も感じているんだな、これが。

グラグラ。そう。毎晩グラグラしてるんだ。自分の精神的な弱さを吐露することも平気になってきた今でさえ、リアルタイムな弱さを誰かに伝えるのは重すぎる。僕は誰かから悩みを打ち明けられたりすることはよくあったものの、そういうのって、なんだか結論出なくて、先に進まなくて、つまんないんである。だから、僕自身もそういう自分の弱さを誰かに安易に伝えるのってやっぱ気がひけてしまうんだな。かといって、大体彼女にだけそういう弱さを見せる自分がいたり、で、だから、僕と付き合ったことのある女の子はさぞ「あおき、って弱い」と思うに違いない。そう、その通り! その通りなんですよ、あなた! 買ってかない? 俺を買ってかない? 今、最安値更新中!!

グラグラしている。せっかく積み重ねて来た努力。整った環境。今ある最高級な情熱。揃ったとして、で、ハクシュン! げげ、花粉症? っていう具合に去年寝込んだことを思い返すとブルーになる。ゲゲ。絶好調から絶不調に転落すんの? 今日から。ってね。ピアノ弾き語りする安い場所を見つけて、打ち込みDTMの環境も一年振りに整って、ベースもドラムも見つかって、ジャケット担当してくれる大切な尊い友人もいて、まぁ、防音室はとりあえず我慢して、、、でも、やっぱ早くここから脱出しなければ! っていう焦り。考えてみれば、締め切りもないしさ。受験みたいに結果によってもう一年浪人とかそういうのもないしさ。気軽にやっていけばいいのにさ。

完成されたイメージさえなければ楽だ。イメージなんてものがあるから、そこへ辿り着こうと、理想を追い求めようとひとつひとつ階段を登ってゆかねばならないジレンマ。セッションしたりさ、即興で生まれるフレーズを繋ぎ合わせて新鮮な曲の出来上がり、そっちの方が楽しいんだよね。楽だし。ゼロから生み出す方が気分さっぱり。生憎。あいにく、そっちもやりたい気満々なのに、こっちはさ、用意されちゃってる、自分で敷いたレールっつうの? 世界ブルー楽曲群、なんてものがあってね。それ、やりたいのよね。それ、イメージが完成されちゃってるの。はたまた制作していく順序もおおまかに決まっちゃってて。。『from here on』の次は『繊細』で『21世紀クラシクス』で『世界ブルー』で次は、、、Oh My God! 先が見えねぇ〜! それさえじぇんじぇん進まんのに、その何十倍もイメージの野郎達が笑ってこっちみて、いや、「まだかよ! ケッ。」ってあざけ笑っていやがるんだ、彼奴ら。

月10万の給料で音の出せないアパートに住んで、やってけんのか、って、答えは「やっていける」ってとこがまた自分で恐ろしく。この切羽詰まり感。でいて、人生楽しもうとする心意気。とは裏腹に知恵を絞って。で、、、

デモだけどんどん創って、興味持ってくれるドラマー、ベーシスト、ギタリストにどんどん録音もライブ演奏も頼んじゃった方が楽なんじゃないか? って、いつも思ってる。そしたら、結構、正直、楽だ。人もきっと、そっちの方が「いい!」って言うんだろうし。でも、なんで俺ってひとりでコツコツやっちゃう訳? 委ねようよ! もっと楽しようよ! いいじゃん、世界観とかさ、そんなの。

よくなーーーーーーーーーーーい! って訳で、じゃあ、すべてやってしまおう!ってことになって、結局、自分一人でのアルバム『世界ブルー』は絶対創るんだろうな。で、ミュージシャンに演奏して貰ったものはシングルとかで発売しよう、ってことになる。"Mine Me"とか"熱い気持ち"とか"パーティーは終わらない"とかぜってぇ〜売れるでしょ。"Everytime, You Say You Go"とか"オール肯定"もいけるでしょ。"絶望"も"美しく"もコマーシャルソングでしょ。ってなる。気分は。

繊細』にしても、当初のコンセプトを日本語歌詞で創って、よりスタジオの空気を含んだものは英語歌詞で、って、おい! 二枚創るのかよ! って、創っちゃうんでしょう。でも、お金ないから、きっと、音源もジャケも仕上げておいて、お金たまったらリリース、ってなってしまうのかい?

でもいい。使命は早く辿り着くことだ。とにかくこの情熱がある限り、創って創って創っていかないと。早く"愛しさと〜"やりたいし、"瞬間に飛べ"で燃えたい。"あったかいぜ"でうっとりさせたいし、その一方で"お茶目タクシー"とか入れテクノ系の楽曲群とかでピコピコ弾けたいでしょ。女の子ボーカルいなけりゃ、俺がやる、くらいでいいでしょ、もう。どうせいやしないし。いたらLoveな訳で、そりゃ巡り合いだからなぁー。

アーティストはいつも怯えてる。そう。怯えてます。辿り着けるのか? 着けないのか? ってね。途中で投げ出す人ってきっと、それって、「うまくやりたい」人達なんじゃないか、と。「売れたら続ける」みたいな。んな奴が売れる訳ねー。大体そんな奴の音楽聴きたくねー。でしょ? 目指す山が違うのよ。最初から頂上目指してるし。その頂上へ辿り着くには険しい道を幾度も幾度も転げ落ちつつも、つまづきつつも、進むっていう、それはむしろ当たり前のことでね。それは順調な訳。ライブでお客さん来ない、じゃあ、こういった箱でイベントブッキングしよう、とかさ。練習する場所ないから、じゃあ路上で弾き語ろう、とかさ。そのためにアンプや電池式キーボード買ったりね。自転車でスタンドとキーボードとアンプ積んで、怪しい格好で阿佐ヶ谷駅まで向かったりさ。銀座界隈をバックパッカー姿で、勿論中身はキーボードで、腰が痛いのなんのってね。そういうのって順調な道筋の中での障害物に過ぎない。

恐いのはさ。山登っていたら途中で雷雨に見舞われたりさ。つまづいた時に足ひねっちゃったり。そういう想定される危険が恐いのさ。花粉症になってテンションが下がったり、機材が突如壊れて、2,3万の修理費に加え作業が2週間程できない状態になったり。で、そういうことって絶対に今まであったし、だから、これからもあるだろうし。

でも、一番恐いのはさ。ちゃんとやることやっているようで、目指す山を低くしてしまうこと。頂上に登りついた時の見渡す景色が大したことない、っていう。この山でいいか、っていう。あの山登ろうよ。そう。僕は僕にこう言おう。

「あの山登ろうよ!」

20060131 11:26pm - 0:19am
Column Top Menu