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  私的随喜    Private Column
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おおわだ ヒーロー それは生き様である




9月4日掲載 〜ヒーローインタビュー〜   9月7日掲載 〜ヒーローインタビュー〜    9月15日掲載「BEE GEES」  9月17日掲載「傷付いてもなお」  9月18日掲載「応援宜しく!」



〜ヒーローインタビュー〜


下記は2004年10月21日に全国発売が決定したアルバム『from here on』に関するインタビューである。


記者:今回『from here on』のレコーディングにあたって、一番の売り、ってあります? 強いてあげれ
   ば、みたいな。

あお:これ一つ、と言われると、いつも答えているように"メロディー"になる訳ですけど。。『from here
   on』ならでは、という事であれば、声質でしょうか。

記者:歌い方とか、マイクにこだわったとか?

あお:いえ、違います。確かに歌い方は、誰にも真似できない、というか、それは個性ですから、ずうっと特
   徴=売りとして残っていくんでしょうけど、『from here on』のミキシングには自分なりにかなりこ
   だわったつもりです。

記者:今回は、というか、いつもそうですけど、エンジニアを立てずに、レコーディングからミキシングまで
   すべておひとりでなさったんですか?

あお:はい。「Make Me Happy!」以外はすべて、僕ひとりですね。誰かに頼んでしまえば楽なんですけど、
   でも、ミックスする人によってその音って随分変わるもんなんですよ。世界観からコンセプトに至るま
   で。で、今回はファーストアルバムだし、自分の限界までトライしたかったというのと、あまりにもテ
   イクにかけた期間が長かったので、その当時のテイクの雰囲気とか気分を意識しつつ、イメージを広げ
   つつのミキシングは僕にしかできないな、と。だって、レコーディングに立ち合ってるのって僕オン
   リーな訳ですからね。

記者:ミキシングという作業は具体的にどういったものなのですか?

あお:それは人によると思うんですよね。ボリュームとパンの位置とエフェクトと、、、って述べる人もいれ
   ば、アナログっぽくとかデジタルっぽくとか歪みとか膨らみといった抽象的に攻めていきたい人もいる
   でしょうし。専門的な事は僕も分からないですけど、大袈裟に言えば、その人の個性や好み、嗜好がそ
   のまま音に出る。

   で、さっきの話に戻るんですが、「声質」にこだわったっていうのは、ボーカルの質感って事です。ミ
   キシングにおける。「通り雨」とか「Ever Lasting」、「忘れない」とか「クリーム&シロップ」と
   か。まぁ全曲。どのミキサーの方もそうなんでしょうが、僕もこだわってる、って事なんですね。具体
   的には、ただプリアンプやミキサーを通したりしてるだけなんですけどね(笑) ただ、やっぱりパソ
   コンでは手の届かない生っぽさにはこだわっちゃいますよね。ツマミ感って言えばいいのかな(笑)

v.s.オオツカマユミ
記者:ツマミ感?

あお:そう。ミキサーとかプリアンプとかにツマミが付いてるじゃないですか。そのツマミ具合。

記者:よく分かりませんけど。。

あお:僕もよく分かってないんですけど。。(笑) でも、そういう一つ一つの些細なこだわりが最終的な形
   となった時に、「その人にしか出せない音」なんじゃないかなって強く感じますよ。

記者:ミキシングっていう作業は、じゃあ、すっごい重要な役割を占めてるんですねぇ〜。

あお:ですよ。強いて挙げればディレクションも。これも、レコーディングにおけるディレクションとミキシ
   ングにおけるディレクションとは分かれてくる事もあるんでしょうけど。。

記者:なんだか、色んな役割があるんですねぇ〜。

あお:ミキシングは結構具体的に「音像」となって表れる作業だけど、それでもやはりディレクションの感覚
   がないとやっていけないと思うんですよ。それはレコーディングプロデュースも同じで。やっぱり、録
   音する時に、先の事考えちゃったりしますからね。ほら、どの楽器から録音するかによってもグルー
   ブっていうかノリや雰囲気って全然変わるじゃないですか? モニターする音を耳で拾って同時に演奏
   したり歌ったりする訳ですから。ラフ2ミックスの出来具合によって、その次の作業の質が変わってき
   たり。。

記者:ほほう。大体ドラム、ベース、上もの、で最後ボーカルって感じで録っていくんじゃないんですか?

あお:いえ、曲によってすべて変わりますよ。あと、セルフプロデュースの時は、もう自分でスケジュール管
   理しつつ、体調や気分で音が変わってくるんで「明日録音かぁ〜。早く寝よぉ〜。」とか自分なりに万
   全の健康状態、精神状態に持ってくんですよ。

記者:結構、ストイックなんですね。

あお:それはライブも同じですけどね。やっぱりライブ前は体絞りますからねぇ。なので、発汗作用抜群だし
   身体が軽い軽い(笑)

記者:あおきさん、キレがいいですからねぇ〜。

あお:そのキレの好さもストイックな生活がもたらすものなんだ、って事で。

記者:分かりました。今日はありがとうございました。


☆☆☆編集後記☆☆☆

 スポーツ選手のみならず、音楽やっている人も意外と健康的なんだなぁと実感しました。しかも、ライブだけではなくて、レコーディングも体力勝負なんだなぁ〜、と。きっとこれはものづくり全般に言えることかもしれませんね。私もあおきさんの言う「声質」に対するこだわりを体感してみたいので、一曲歌わせて欲しいと頼み込みました。もし実現したら、みなさん、聴いて下さいねぇ〜。

(文筆&構成:Picrin)
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〜ヒーローインタビュー〜


下記は2004年10月21日に全国発売が決定したアルバム『from here on』に関するインタビューである。


記者:今回ほぼレコーディングはあおきさんが演奏なさってますけど、他にもいらっしゃいますよねぇ。

あお:はい。ドラムに渡辺靖文さん。コーラスに柴田彩さんとvanillaさん。

記者:それぞれの紹介などして頂いてもいいですか?

あお:はい。まず、渡辺さんことYASSYは、いつだったかな。。高円寺のペンギンハウスというライブハウス
   があるんですが。西岡高志さんという方のイベントに"スカーフ☆カー"というバンドさんが出演してら
   して、そこでドラムを叩いていたのがYASSYだった訳です。彼のドラミングプレイを見て、即「Love
   Me Yes!
」と「忘れない」と「I Have A Dream」を叩いて欲しい!って思ったんですね。ドラムひとつ
   とってみても、叩く人によってそれぞれ音色が違うんですよ。音の鳴りっていうか。

v.s.オオツカマユミ

記者:楽器は一緒でも演奏する人によって音色が変わるんですねぇ〜。

あお:で、まず、「花束くれない」「クリーム&シロップ」「忘れない」を叩いて貰って。

記者:アルバム『朝』では「Forever Last」と「Ever Lasting」を叩いてらっしゃいますよねぇ〜。

あお:はい。最初と最後でドラムがある事で、物語のOpeningとEndingという構成を明瞭にしたかったので、
   ドラムを入れて貰いました。

記者:「Ever Lasting」は『from here on』のために録り直したんですか?

あお:いえ。そのまま活用させて貰ってます。「通り雨」は前に話した通り、「忘れない」のテイクから。結
   果的に11曲中彼のドラムが入っているのは6曲ですね。

記者:あとは、打込で?

あお:はい。

記者:コーラスはお二人、柴田彩さんとvanillaさんがいらっしゃいますけど、その辺も。

あお:はい。話すと長くなるんですが(笑) まぁ、内訳は(笑)「Love Me Yes!」「君が空を泳いでゆく
   「空が青いのは」を彩ちゃんに。「Summer Day」をvanillaさんに頼みました。

記者:柴田さんはユニット"世界ブルー"ではキーボード担当ですよね。

v.s.オオツカマユミ

あお:はい。たまたま、おふざけでナレーションとかやって貰ったり、あと、友人数人でカラオケに行こぉ〜!
   って事になって、その時、思った以上に歌がうまかった、っていう(笑)

記者:それで歌入れを頼んだ?

あお:はい。頼んだ。即「お願い☆」って。あと、彼女は結構それまで僕のライブに来てくれていたっていう
   事もあって、改めてゼロからやり取りする必要がなかったのが、とっても有り難かったです。

記者:女の子ボーカルとのやり取りって結構大変って聞きますもんねぇ〜。

あお:えぇ。特に僕の場合、部屋で録音したりもするんで。スタジオだと時間気にしちゃうし、胡座とかあん
   ましかけないし(笑)

記者:vanillaさんは?

あお:彼女とはライブハウスで出会って、その時にお互いメールのやり取りをして「いつか録音手伝って」っ
   て頼んであったんですよ。出会った頃はまだライブだけで精一杯だったけど「絶対に録音してるぅ」っ
   て思ってたんで、色んな人に声は掛けてはいたんです。でも、特にベースと女声コーラスに関しては、
   見つからなかったんで。。曲のイメージに合う声とか。。でも、vanillaさんはDEMO音源も聴かせて
   頂いていたし、ライブステージでのコーラスの姿も見ていたので、こっちもイメージ掴めてたんでお願
   いできました。

記者:あおきさんの求める女声ボーカルまたはコーラス像ってあります?

あお:ばりばりありますよぉ〜(笑) でも、一言では、、、っていうか、一言で言うと簡単ですよ(笑)

記者:その答えは?

あお:やる気重視!!

記者:おぉ〜。未経験者大歓迎!!

あお:経験者優遇!!

記者:それだけなんですか?

あお:いやぁ〜、、、、もうすべてですよ。すべて。僕が僕に求める以上の事は求めないけど、でも、理想挙
   げたらきりがないっす。まぁ、それは別誌で語ります。

記者:という事は、今回『from here on』に関わっているレコーディングメンバーは総勢4名?

あお:っていうと寂しい数ですけど。でも、結構コンパクトにまとまってるでしょ? レコーディングもライ
   ブもメンバーはやはり多けりゃいいってもんでもないでしょ? 世界観を表すことができればいい訳か
   な、と。コーラスもすべて女声コーラスである必要はないし。

記者:そうですよねぇ〜。曲によって求められるものって違ったりしますもんね。


☆☆☆編集後記☆☆☆

 ライブのメンバー同様、レコーディングメンバーも、ひとりひとりがどんな細かい部分でも重要な役割を演じているんですね。つまり、関わる人すべてが大切な存在!! これ大事ですよね。という事は私もこのインタビューを通して『from here on』の一員なんだわ、きっと。あおきさん、是非、私もクレジットに入れて下さい。よろしこ〜。

(文筆&構成:Picrin)
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♪BEE GEES♪


思わず目に入ってしまったアルバムがあり、即買い。原点に戻りたいと思ったからだ。自分のアルバムばかり聴いていると、癒されるのはいいけど、癒されるのに飽きてきたりする。そんな時は、ビートルズの『Naked』にインターバルを託すのだが、それもヘビロー過ぎて困る。

考えてみれば、BEE GEESは好きなのだけど、カセットテープしか持っていない事に気付いた。70年前後の彼らのメロディーや不協和音も好きだが、華麗な70年代後半が懐かしく感ぜられ、癒されたいと思った。特に中学3年は僕にとってすべてがBEE GEESだったように思う。

あのメローで流麗な世界をもう一度。

聴けば聴く程、思う事は、完璧主義程、むらがあるような気がする。カーペンターズしかり、ポールマッカートニーしかり。むらっていうのは、僕はそれは空気感とか時代とか当時の技術から、より一層抜け出そうとする熱意、と感じるのだけど、一般リスナーはやはり「むら」と捉えるのだろうな、と思うとちょっと寂しい。

伝えたい限界。そんな姿を彼らに見る。勿論、僕もそうだ。でも、それこそが真の愛だよ、って皆さんに言いたかったりする。勿論、愛にも色々あるけどね。

掲示板より 2004/09/15(Wed) 00:04
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♪傷付いてもなお♪


目的は何か。

もし、あなたが「これをやりたい!」というものが、強い意志があるならば、やはり前進するしかないでしょう。

そして、その道のりのほとんどの過程が障壁で出来ているといってもいいでしょう。それでもあなたは「これをやりたい!」って思いますか?

それらの障壁っていうのは、多種多様です。しかも頑張れば頑張る程、身も心も切り裂かれそうな鋭利な刃を突きつけられます。

目標が高い所にある程、苦しみも大きいでしょう。でも、僕は乗り越えさせて頂きます。

あなたなら、どうしますか? 答えは自分で見つけましょう。多くの傷を以てさえも進む意志があれば、答えは出ます。その答えがあなたのさらなる高い目標であり、その連続が目的そのもの、つまり、あなたの存在意義そのものなんです。

20040916 8:30pm
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♪応援宜しく!♪


正直なことを書かせて頂きます。

毎日が身になってます。
毎日が成している気がします。
なんなんだよ!この充実感は!

やはり、一度決めた事は最後までやり抜く。
初志貫徹って僕は好きです。

掲示板より 2004/09/17(Fri) 23:48
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