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  私的随喜    Private Column
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切り開く 誰も信じない       
突き進む 誰も信じない       
貫く いつか信じてくれればそれでいい




すべての否定形は肯定を強調するために存在する


12月8日掲載「誓い」  12月8日掲載「イク」  12月12日掲載「passion I love You」  12月14日掲載「家族」  12月20日掲載「Enter Keyを押せ」  12月26日掲載「世界ブルーへようこそ」


 ♪誓い♪


より濃いものを目指したい
  より深いものを目指したい
そうすればきっと
  もっと広い世界が待っている
それはきっと動かしがたい大きなもの

僕は絶対やってやるって
  憎しみも悲しみも喜びに変えてみせる

20021208 1:00am
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 ♪イク♪


たとえどうなったとしても
  信じ合えていれば、その「どうなった」はネガティブではなく
たとえ信じられていなくとも
  いつか気付いてくれたら、それまでの事はそれ以降によって共感が深まる

動けば景色が変わるように、僕もまだ見ぬ光景を沢山見ていきたい
  たとえ元の場所に戻ったとしても、その時見える景色は全く別の光景なんだ

20021208 9:30pm
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 ♪passion I love You♪


  ひたすら何かメモっていた
   ひたすら書き続けるんだ
    それはメロディーとは関係ない
     ただ、それは僕の感情だ
      僕が僕であるための感情だ

20021212 1:30am
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 ♪家族♪


 年に一度くらいは家族の事を書きたくなる。それは時折見るオヤジの嬉しそうな顔だったり、母親の優しい言葉だったり。そんな所から、「家族」に対する気持ちが昂るって事は多々ある。

 僕はメロディーを生む人間として存在している。それでしかないとさえ思っている。しかし、それは僕の中の世界の事でしかない。そう。それはエゴであり、自意識であり、プライドであり、感情であり、イメージだ。それら内面にある僕のメロディーが、外の世界と接する上で必要なものを授けてくれたと言って好いだろう。それは、歌詞であり、文章であり、創作であり、演奏であり、、、。いや、それでさえも僕の中の世界かもしれない。そう。それは手段に過ぎない。僕の中から、僕の部屋や身の回りに素直に出された表現形態だ。外へ、というのであれば、それは、ライブであり、ホームページであり、応援してくれる人達との対話であり、お店探しであり、チラシ配りであり、、、。

 内面によって外に対する表現内容や表現手段が変わってゆく。そんな人間のひとりだ。メロディーによって、歌詞を書いたり、自分の思っている事を人に伝える、という生き方を探す事ができた。そんな人間のひとりだ。

 ただ、そのメロディーはどこから生まれて来たんだろう。もっと人間としての根本的な部分からに他ならない。はっきし言って、「音楽のみからメロディーが生まれる」なんて事はない。メロディーっていうのはもっと生きたものだ。もっと自由なものである。美味しいもの食べたり、心地よい友人達との語らい、旅で見た光景がメロディーに転化される事もあれば、遊んでいて得たアイディアがメロディーの面白みに繋がる事は多々ある。寒い夜を独りで歩いたり、女性との心地よい空気だったり、男同士の堅い握手だったり。何が人間としての根本的なものか、っていうのはその人自身の捉え方によるだろう。基本的には、僕が日常や非日常で何をどう感じるか。それに尽きる。

 僕の生き方に大きく影響を与えた人物を二人挙げるとすれば、それは紛れもなく「父親」と「母親」である。彼等から一体何を学んだか? なんてそういう話ではない。当たり前の話であるが、僕は彼等の喜ぶ顔が見たいと純粋に思っている。「若いうちに美味しいもん食べとけ」という言葉のお陰で、僕は多くの感激を味わう事ができた。それは食べ物だけに留まらない。何が本物で何がソウソウなのか、というのは知識や情報から判別されるのではなく、即ち僕個人の感受性や気持ちで決まるのだ、と僕なりに受け留めている。ビートルズを小学生の頃に堪能できたのもしかり。女性に関しては奥手だったが、、、まぁ、、、。そして留学であったり、旅であったり、見た事も触れた事もない風景や文化に出会う事で、僕の感受性(受け入れる器)それ自体が変容した事も「若いうちに美味しいもん食べとけ」に集約されるのではないか。そう。頭が柔らかいうちに、良質な文学や芸術、料理や恩師、光景に出会えた事はこれから生きてゆく上でも、物事の捉え方が変わってくるだろう。

 当たり前の話であるが、僕は両親の喜ぶ顔が見たい。それって何だろうか。今、僕は正直、社会的に自立できていない人間の部類に属していると思う。年収も100万に満たない。それどころか出費は年々と大きくなってゆく。こんな僕でも美味しいものは食べたいし、友人達と飲みながら語らいたい。このままではいけない、という事は分かっている。このままで終わろうなんて思わないし、もっと頑張りたい。でも現状はどうだろう。

 先に挙げた内面と外へ対する表現。この両者はこれからもどんどん大きくなってゆくだろう。そして、その両者は実は「人間としての根本的な部分」に支えられているように思う。人間的成長なくして、メロディーや表現力の成長はない。勿論それはいつも絶えずバランスの均衡を保っている訳ではない。また、そんな成長を遂げたとしても社会的に自立できているかどうかとは無関係だ。成長を遂げたとしてもそれは結果ではなくて自分なりのプロセスだ。よって、実績だとか財力だとか知名度だとか収益だとか、、、そういうんじゃなく、表現力であったり、イメージの具現化であったり、人々の感動であったり、友情や愛情や感謝だったり。そういうものだ。僕はその後者だけに満足したくはないと思う。それはきっと、宅録時代に創作していた頃の「僕だけの満足感」がちょっと大きくなっただけのものかもしれない。いや、そうであってもいい。ただ大切なのは「満足感」が広がってゆく力を僕が持ってゆけるかどうか、という事だ。そこに留まるのであれば、仲間うちのものでしかない。広がってゆくのであれば、それは世界だ。そして、僕はそんな力をこれから持ってゆこうと決めた。

 もし、世界を創る事ができたとしたら、両親は喜んでくれるだろうか。家族の晩餐で「お前、やったな」とオヤジの喜んだ顔を見れるだろうか。僕はせめて、僕に多くのものを与えてくれた両親に、いつか何らかの形で喜んで欲しいと。ただそれだけを文章にしたかった。  

20021214 1:00am
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 ♪Enter Keyを押せ♪


 もう夢だとか現実っていう枠組みってなくなってきた。「これしたい!」って思ったらそれを実現するための努力をすればいいし、夢ってそれは現実における目標そのものである。抽象的に自分のイメージする方向性を描くのが好きだ。そのイメージっていうのはどんどん膨らんだり絶えず変化していくからだ。でも、このホームページを見ている人の中には、何かその人なりの可能性というか関わりを持ちたい!という方々もいるような気がしてならない。

 僕の生き方からして、そろそろ「あおきが何を考えているのか」や「あおきとどう関れるのか」という材料をこのホームページにて見せていってもいいような気がする。具体的に。具体的なPlanを提示する事で、もしかしたら具体的なIdeaやOfferが来るかもしれない。もっと動く人同志の結び付く力が高まるかもしれない。

 単に口だけで夢を語るのはたやすい。意見や発言は次の行動を促すためにある。願わくば、多くの具体性の富んだ実行が増える事で、大きな且つ魅力的な動きが生まれればよい、と。Enter Keyを押さずしてどうして次のStageを踏む事ができようか。

 これから、僕なりのPlan===Do===Check===Actionが始まる。

20021220 0:46am
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 ♪世界ブルーへようこそ♪


 「世界ブルーって何?」 よく尋ねられます。元々は以前、ヨーロッパを旅した頃、 パリですがすがしい空を見上げて「世界ブルー!!」と印象を受けたのが始まりです。 当時学生だった僕は「未来」というものに大きな希望を持っていたし、自由な空気を 吸っていました。そんな心持ちも反映したのでしょう。すべてが楽しい嬉しい☆みたいな。 「空の下ですべてが繋がっているんだ」--そんな空色理想を掲げていた訳です。
 ですが、生きているとなかなか、、、(笑)、、、なかなか「楽しい」だけでは済まされない事 の方が多いですよね。旅だって「人生の縮図」とよく言われるように、多くの出会い、喜びが 存在する一方で、別れ、悲しみ、時には憎しみや恐怖すらあります。僕達は非日常、日常にお いて幾つもの感情の行き来を通り過ぎて今に至り、また未来へ向かっていく存在そのもの ではないでしょうか。

 『世界ブルー』イベント---従来よりネット上にて展開してきた『世界ブルー』を生で体感して 貰いたいと、同名のイベントを始めた訳ですが、今年は多くの仲間達に支えられここまで続け て来れました。そして多くのお客様にも足を運んで頂きました。出演者もお客様もお店の方達も みんなが気持ちを享受できるイベント。触れる事で「生きる」心地好さだったり、前へ進もう!と いう意志だったり、その人自身の中で色んな気持ちを日常に持ち帰って貰えるようなイベント。 実際、運営していく上で僕自身未熟な点が多々ありましたが、もし皆さんに喜んで貰えたなら これ程嬉しい事はありません。このイベントを続けて来た事を誇りに思うし、協力 ・ 共感して 下さった方々には心から感謝します。ありがとう。

 そして来年です。かねてから計画していたアルバム制作を『世界ブルー』というコンセプトの もと、開始します。そう。感情すべてをひっくるめて一つ一つの作品に盛り込んでいきたいと 強く感じるのです。喜びの底には悲しみがあり、冷静の裏には激情があるように。一見、繊細に 見えるものも力強い信念に支えられているからこそ存在するのだと。普遍性は常識だけに 捉われない例外的な感性や、危険をはらんだ冒険をも時には含んでいるのだと。
 すべてひっくるめたいのです。すべてを出し切って生き続けたい。そうする事で、僕が感じる イメージや光景(映像)を皆様にも感じて欲しい、と願うのです。

 自らの世界観をどれだけ掘り下げる事ができるか。突き詰める事ができるか。今年以上の力で 勝負してみたいと思います。そして、その深さや広さ、高さをイベントにフィードバックする事で、 また皆様に喜んで貰えたらいいな、と感じます。

   空は青いですよね。何で青いんだろうって疑問に感じた事は皆さんもあるでしょう。いつしか そんな疑問を持たなくなり、そして時たま見上げた空を見てほっとしたり。「ああ、空の下で すべてが繋がっているんだ」と。『世界ブルー』も願わくば、そう感じてくれるものになればと 期待しつつ、これからも皆様とともに前へ進んでゆきたいと思います。

 応援の程宜しくお願い致します。

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