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  私的随喜    Private Column
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「1999年の夏」に僕らは何を期待していたのか。
アルバム『Taste One』よ! 〜永遠に〜    
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8月16日掲載分 大御所談義「もう これ以上」音源あり   8月18日掲載分 大御所談義「こもれびタッチ」音源あり画像あり   8月20日掲載分 大御所談義「X'mas Judgement」音源あり画像あり   8月22日掲載分 大御所談義「これで君もドロ〜ンズ」画像あり   8月24日掲載分 大御所談義「春風;葛藤」音源あり   8月26日掲載分 大御所談義「Somebody's Blues」音源あり   8月28日掲載分 大御所談義「2X」音源あり   8月30日掲載分 大御所談義「雨遊び」音源あり   8月31日掲載分 大御所談義「〜おわりに〜」画像あり  




 ♪もう これ以上♪

08 「もう これ以上」(music programmed by 青木真人) SOUND 608K

Vocals & Voices=青木。青木sideとしては一番心残りな一品。もっと不幸系最大にして大胆な表現が求められたと思います。プロデュースする側が作詞作曲者のImageをうまく引き出せなかった一例として肝に銘じておこうと思います。メロディーラインは大学1年の夏に作ったものです。当時私はとてもわだかまりを感じていました。その感情を吉田君の詩と併せて味わって頂ければ良いのですが、、、。

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☆Check Point☆
一番ハードな曲です。交錯ジャンプ/クルリポーズ/キック&ジャブ/スクワットマッハ/ボックス開き/踊りソロetc.色々揃ってます。踊ってるとヒーローな気持ちになったりします。(20020502)

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 ♪こもれびタッチ♪

09 「こもれびタッチ」(music programmed by 青木真人)  SOUND 488K

言わずと知れた「こもれび」。_______を聴いて羨望の眼差し。その空気感____学生時代に作った最もシンプルな曲。桃プリン時代に作った音源は放棄し、再度録り直しました。メンバーは変わらず、Voices=芹澤、吉田、Chorus=芹澤 & 青木、それに今回はClassic Guitar、Organ、Accordionを即興メロで加えさせて戴きました。(関連曲として「木洩陽達」と「Komorebi-Touch」は『VSRS volume1&2』で収録済。)

桃プリン デビュー


『桃プリン』って何?  >>> >>> >>> ちょっと覗いて見ましょうか☆


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☆Check Point☆
語り手によって大きくニュアンスが異なって来るこの曲。桃プリン音源:せり&あおきバージョンの面影はどこに。。。(20020502)

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 ♪X'mas Judgement♪

10 「X'mas Judgement(Dedicated to O)」(music programmed by 青木真人)  SOUND 728K

当初は、Droonsとして『あ〜懐かしきドロ〜ンズ』というmini album向けに4月に制作していたものです。他には「僕はドロ〜ン」「Good-bye Droons」「成功物語」「みんなドロ〜ンいい気持ち(仮)」の全5曲。

Vocals & Chorus=青木、セリフ=吉田、青木。「もっとしっかりやらなきゃ駄目じゃないか、何やってるんだ!」は会社の上司を、「オマエはどうせ、駄目な奴さ、はっ」は冷酷な友人が出てきたらピッタリだなと思い、加えました。泣いているのは「何で僕は駄目なんだろう、そんな自分で悔しい、ウーーー!」という心境を表現しました。男子トイレの端のボックスでシクシク泣いている主人公O君を想像してみてください。水を流す音も入れようと思いましたが、紛らわしいので止めました。また1番のChorusは「ダメなボク」、2番は「ボクはダメ」と細く添えておきました。

余談ですが、ディズニーランドのホーンテッドマンションとかカリブの海賊でこんな曲が流れていたらなぁ、という想いで創りました。


タガゾー寒い奴
他画像 his name --- Tagazo          サムーイ     


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☆Check Point☆
あまり聴かせた事はなかったのですが、かなりの率で好評を頂いてる当曲。男性のみならず女性からも「好き」との事で、嬉しいもんです。廊下で熱唱した「僕」も喜びます。クリスマスソングとして是非☆(20020502)

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♪これで君もドロ〜ンズ♪


              “これで君もドロ〜ンズ!!アンケート”

              Q1 最近めっきり友達が減ったような気がする

              Q2 毎晩ワインボトルをいつもまにか開けてしまっている

              Q3 時々、泣きたくなる

              Q4 気分は童貞だ

              Q5 空が灰色に見える

              Q6 満員電車がたまらない

              Q7 一度は女性をふってみたい

              Q8 これでも人並み以上に生きていると思う

              Q9 ため息と独り言は友達だ

              Q10どうしてもドロ〜ンと言いたくなる



僕達ド○〜ンズでした
ごめんなさい 僕達ド○〜ンズでした


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 ♪春風;葛藤♪

11 「春風;葛藤(ハルカゼスナワチカットウ)」(music programmed by 吉田孝臣)  SOUND 1,004K

楽曲的には一番自然な吉田が表れていると思います。70年代初頭でいうところの4畳半ミュージック。そのけだるい気分と現代の平熱感が絡まり、まさに今の若者(男子)の心境を代表しているのではないか、ともとれなくもありません。そして、そういう男心というものは女性にとっては、あまり受け付けられるものではなく、それが結果的な不幸系への到達に更に一歩近づくことが出来たのではないでしょうか。更に加えれば、80年前後の女性Vo.歌謡曲を想起させるサビのBackingは見事。

奇しくも、これが青木にとっても一番自然に歌えた曲でもあります。気だるく、細野晴臣の『Hosono House』のフラットボイスを意識して歌いました。やはり、座って歌ったのが良かったのではないかと思います。(最初は寝て歌ってみたのですが、それはやりすぎということで、、、)Vocal & Chorus=青木、春風ウィウウィウChorus=吉田&青木。



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☆Check Point☆
サビが3分後くらいにやっと出て来るってとこが、イケテます。(20020502)

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 ♪Somebody's Blues♪

12 「Somebody's Blues」(music programmed by 吉田孝臣)  SOUND 1MB

Vocal, Chorus, Strings & Organ=青木、Voices=吉田、Chorus=平林。吉田もこういう売れ線が書けるのかと安心しました。彼は否定しましたが、シンプルな曲の中で自由に歌うJohn Lennonや佐野元春に通じる作風とみてとれます。そこに乗じてラストのChorusを付けてみました。また、Stringsと併用した平林さんとのChorusはブレスが苦しくも、面白い手法だったのではないかと思います。

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☆Check Point☆
吉田宅で寝泊まりした最終日の歌入れ。もう合宿状態。むんむんとした部屋の中で、最後の力を振り絞って歌った記憶があります。結構前向きな大御所って感じがします。どうでもいいけど、最初にかすかに聞こえる電車の音、いい感じです。(20020502)

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 ♪2X(ニジュウダイ)♪

13 「2X(ニジュウダイ)」(music programmed by 吉田孝臣)  SOUND 464K

Vocal=芹澤、Chorus=平林、青木、吉田。

当初は幼児に歌って欲しかったという作者でしたが、物騒な世の中なので犯罪者と間違えられるのを恐れ断念したのか?!結果的に、Pee-Tropsのボーカリストである芹澤さんに頼んで歌って貰いました。「理想=幼児の声、不安定な声」という認識の基、First Takeを採用しました。この曲は今度9月に完成予定のPee-Trops 1stAlbum(タイトルは秘密)に収録するか検討中。ちなみに彼女が参加した「こもれびタッチ〜」は2nd Albumに収録予定。

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☆Check Point☆
おしっこのわな』版では、ゲスト:吉田という位置付けで吉田仮歌も(笑)合わせてMix。「吉田でございます」「ありがとうございました」は必聴!(20020502)

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 ♪雨遊び - 組曲♪

14 「雨遊び - 組曲」(music programmed by 青木真人)  SOUND 916K

青木的には今回一番のお気に入りです。ちょっとsoloの要素が強いので大御所作品としては評価が難しいでしょう。『VEKTOL SIX Radio Station <>』に収録したOriginal Versionと聴き比べて頂くとより映像に近づくことが出来たのではないかと思います。音色もなるべく削り、歌や声というフォーマットにBackingを配した珍しい楽曲です。より生に近い空気感が欲しかったので、声を核にした作品に仕上がったことに歓びを感じています。 Vocal & Chorus=青木。ちなみにLast Chorusは“雨遊び”と“Pray Amen”を掛けています。

色々な好みはありますが、Vocal Worksの立場からすれば、Vocalが「春風〜」なら、Chorusはこの「雨遊び」でしょう。他に、冒険した「成功物語」が挙げられます。また、アイディアとしてユニークなのが「PlayBack」と「X'mas Judgement」になるのではないかと思います。

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☆Check Point☆
映像と絡む事を想定して創った曲。ローテクな環境ながらテンポチェンジがとてつもなく多い! のでリメイクは困難。でも、いつかきっと雨遊び。。。しましょう。(20020502)

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 ♪〜おわりに〜♪

如何だったでしょうか。全14曲約60分楽しんで戴けたでしょうか。今回制作するにあたって、あくまでもデモテープ・オーディション向けに作った感があります。大御所にしては力が入りすぎていたのではないか、とも言われても仕方ありません。でも、真面目に音楽を創る姿勢は前回の『赤青』と比べると増したでしょう。でも、はっきり言って疲れました。これでオーディションに果たして受かるのでしょうか。それは誰にも分かりません。


交渉
交渉



どちらにせよ、取り敢えず私の持っていた大御所のVisionは『Taste One』で出し切った感があります。1999年夏以降の音楽における大御所のPlanは持ち合わせていません。(実際には、次のアルバムの構想は出ているのですが、今から創っても同じようなレベルの楽曲が出揃うだけでしょう。音の成長なくして次回作制作はありえません。)よって、しばらくは大御所休業と銘打って置きます。(勿論、もし万が一、オーディションに受かってしまったら事態は変わってしまいますが、、、。休んでられませんからねぇ。)

青木個人としては、今後の予定は分かりません。いつまでもブラブラしていると精神的にも苦痛ですし、かといって、まだ創りたいものを出し切っていません。厄介な性分です、全く。取り敢えず、予定なしで自由に創っていこうと思っています。

また、相棒の吉田孝臣君、お疲れ様でした。幸あれ、アーメン。そして、VocalとChorusに参加してくれた芹澤さん、平林さん、とても感謝してます。助かりました、ありがとう。

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