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  私的随喜    Private Column
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真夏ですね。暑いですね。でも真夏ですもんね。暑いんですよ。うん。  
女の子僕好きですよ。うん。夢ん中、砂浜でギター弾いてたらさぁ。   
女の子がにっこりと言うんだ。「音楽やる人に悪い人はいねぇ」 よし!!




8月7日掲載「真夏です」   8月10日掲載「新盆」   8月11日掲載「味」   8月12日掲載「AT THE SPEED OF SOUND」   8月13日掲載「告白」   8月17日掲載「誓い」   8月20日掲載「自発的に生きる会」へのお誘い   8月24日掲載「ピボット」音源あり   8月26日掲載「夏追い(打ち上げ花火ッシモ)」   8月28日掲載「自分を見失うなよ!!」


 ♪真夏です♪


阿佐ヶ谷から歩いて帰って来た。いつものことだ。それはいい。どうでもいいんだ。みんなと別れて一人で歩く。それも悪くない。いいんだ。でもなんか寂しいな。エッチするとかそういうんじゃなくて、なんか「いやぁ〜今日は疲れたね。酔った酔った。」「うん。私も。」とか言いながら部屋に着いて、で布団にバターン。そういうのがいい。ちかれた〜。ちゅかれたよ〜ん。

僕の求める幸せっていのはそう大したもんでもないだろう。要は笑顔だ。スマイルだ。ハピネスだ。一緒に生きてて楽しいって思える人だ。そしてその人も僕と一緒にいて「楽しい」と思ってくれればいいな。

僕は今酒に酔ってる。いつも20分で帰れる距離を50分かけて歩いて来た程酔っている。そんなのはどうでもいいことだ。寂しいんだよ。

今日は楽しかった。楽しい後には出来れば、寂しさなんて味わいたくはないんだけど、楽しかったんだからいいか。そう。今日は楽しかった。

20010806 2:00am
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 ♪新盆♪


自らの曲に埋もれて死にたいと思った頃があった
そんな少年の夢はもう叶えてあげられそうだ
でも死ぬ直前になって「このフレーズのここのKeyがなぁ」なんて思うんだろうか
それとも多分、そんな小さな事、受け留められるようになってるんじゃないだろうか


おじいちゃんは仏様になった
安らかに眠っていた


彼が亡くなる2週間前、僕は見舞いに行った
意識ははっきりしていた

「真人 あれ やったんだってなぁ ライブ」
「どうだった?」
「やっぱり 一人でやるのがいいな 一番、、、、、、出るからな」

おじいちゃん自力で立ち上がる
簡易便座で懸命におならを出す
おじいちゃん頑張る
「出たぞ ほら」
その時生まれて初めておじいちゃんの屎(くそ)を見た
おじいちゃん嬉しそうだった ニコニコ顔

「じゃあ 僕 仕事だから」
「おぉー」
「おじいちゃん またね」


それが彼との最期だった

仏様になったおじいちゃんはとても神々しく、、、身近にいるような遠くにいるような

保坂俊男 享年85歳

僕はその孫である

20010809 11:40pm
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 ♪味♪


 高円寺にあるスタジオで丸山さんと合わせてみた。とても満足した。久しぶりに音楽でSexできたように思う。ハモル。リズムが噛み合う。これだ!!って思った。俺の望んでたものってこれだ!!って思った。またBassで合わせたいって思った。またやろうってことになった。さよならした。

 阿佐ヶ谷からの帰り道。今日の練習風景を聴きながら歩く。中杉通りから早稲田通りへ。『坦々麺』の灯りは消えていた。「そうだよな。もう1時だもんな。あれっ?」 僕はサングラスを外した。

僕「お疲れ様です」
オヤジ「それ仕事なの?」
僕「いや、目指してるんです」

 坦々麺を極めたオヤジには何も誤魔化す必要はない。素直に「目指している」と答える事が出来た。「そうか。俺は目指してるんだ」「うん。俺は目指してるんだ」

 丸山さんにとっての音楽。僕にとっての音楽。その二つが噛み合えば、いいものが出来る。僕はそう信じている。
 丸山さんの曲を口ずさみながら家路へと向かった。

20010801
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 ♪AT THE SPEED OF SOUND♪


 今日は部屋を整理してみる。何故ならって理由はある。昼に現金を引き落としに行こうと思ったら、カードが見当たらない。一時間程青冷めつつ部屋の中を引っ掻き回した。なんせ僕の全財産が! 「もう人と会えなくなるのかぁ〜」とか「税金どうしよう」とか「これからバシバシ活動しようって時にぃ〜!!」とかとか。結局見つかったものの、自らの怠惰さが滲み出たこの部屋とは訣別したくなった。この半年ばかし、創作部屋としてはなかなか整ってきてたんだけど、結構大切なとこは押さえてなかったんだ。

 よし、掃除しよう!!

 今の時点でパンパンな状況だから、そりゃ捨てなきゃまずいんですよ。実際先月は聴かないCDを何十枚か売って3千円程手にした。先週は中学時代以降読んでもいなかった文学ものやらを束にして捨てた。それでもまだ改革は終わったとは言えないんだ。改革っつうのはとことんやるべし! いざ断行だ!!

 ええと、、、物を捨てるっていうのはなかなか勇気が必要である。なんせ思い出を捨てる作業だからね。過去に貰ったほとんどおつき合いのない方々の名刺を捨てる。大学時代から集めてきたお店のカードを捨てる。集めていた新聞の記事を捨てる。。。

事例1 名刺:「こんな人もいたなぁ〜」

(ポワポワポワ 回想シーンへ)「青木君。もしいつか必要になったらお金の事ならいつでも相談にのるよ」 青木涙。(ポワポワポワ 回想シーン終わる)とか、
(ポワポワポワ)「職探す事があったら、いつでも言って。相談にのるわ」 青木涙。(ポワポワポワ)とか。。。。。。
 そんな思い出が蘇る。そうやって名刺を一枚一枚鋏で切っていく。

事例2 お店のカード:「こんな店入ったなぁ」

(ポワポワポワ) 〜〜〜夜景が綺麗だ。ピアノが流れている。そして女の子が隣にいる。可愛いなぁ。〜〜〜(ポワポワポワ)
(ポワポワポワ)「音楽やって生きていけるなら、それで幸せか。。。そうでないかもしれない。でもそこで悩みつつも生きていけるなら幸せだよねぇ〜」(ポワポワポワ)
 そうやってお店のカードを一枚一枚捨てていくんだ。ゴミ箱にポイって。

 僕はさ。もう沢山の思い出が頭ン中に詰まっちゃってるんだ。捨てても捨てても思い出される映像。だからもうあっぷあっぷなんだ。捨てても捨てても思い出に溢れてる。そんな奴だ。過去の大切さを噛み締めて味わうことに出来る想い以上の「今」を歩みたい。だからどんどん捨てる。

 「さぁ〜て、だんだん片付いてきたな」

事例3 棚を見る

 ここ10年間貰った賀状や年賀も捨てようとしたが、取っておきたい手紙もあるし、分別するの大変そうだったからやめた。

事例4 引き出しを探る

 前、彼女と付き合ってた時に買ってあったコンドーム1ダースも捨てちまえ!と思ったが、使用期限2010年とある。今後9年間で一回はセックスするだろうと仕舞っておくことにした。

 結局、未来へ進むのにはまだまだ時間がかかりそうだ。きっと今日捨てた分、未来を吸収できるんだろう。過去ってのは自然と削れてくもんだし、今日はここまでにしとこうかな。

20010807 0:00am
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 ♪告白♪


  誰に何を話せば
    今のこのもやもやが晴れるのか
  出来ればずっと創っていられれば
    生きていられる
  悩みっていうのは誰しもが持つもんさ
    そんなもんさ

  僕は最大限の理性で以て
    自らの出鱈目を隠し通して来た
  それももう 出来ないよ
    もう 隠したくないんだ

  僕がいい加減な奴だって事
    僕が誰からも必要とされる事のない存在だって事を
      白状しなければならない

  僕の素(す)は空眺めるだけの理想主義者さ
  僕の純は空色めいた空想主義者さ

  ねぇ 駆け上がって登った空は
  とっても広いんだなって あったかいんだなって 知ってた?
    例え落ちたとしても後悔しないよ
    僕には翼がないって事くらい初めから知ってる訳だし

  前にも言ったよね 空に血を塗りたくりたいってさ
  でも僕は他(ひと)を傷付けたりしないよ
    そんなのは弱虫だ
    僕は強いから自分で自分の身を削っていくんだ

  今までだってそうだった これからもずっとそうだろう

20010809 11:25pm
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 ♪誓い♪


  --どうかなっちゃうんじゃないかと
   脳味噌が痛い
   でも そう 信念 音楽の力 歌
   僕は模索している 苦しまないと生きてゆけない
   そりゃそうだ 悩め もっと悩め
   楽していい思いすんな 貫け 進め

  --「どうかなっちゃうよー」だって?
   弱音吐くな 溜めろ
   ほら もう 真実 音楽の喜び 歌
   僕は知ってる 楽しまないと生きてゆけない
   そりゃそうだ 笑え 騒げ
   喜びのある所にすべて集まる 飛べ はじけろ

  --どうにかなるさ ホントに
   未来はまだ来ちゃいないんだ
   そして明日は明るいもんだって
   僕は言い切れる そうじゃないと生きてゆけない
   だから うん 信じろ 頑張れ
   努力し続ける力を持って 歩め 誓え

20010809 11:05pm
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 ♪「自発的に生きる会」へのお誘い♪


送信日時 : 2000年 7月 21日 金曜日 0:30 AM
件名 : 「自発的に生きる会」へのお誘い

 自発的に生きるっていうのは、簡単なようでいて大変難しいものです。よくそれは自由に生きるとか独立するとかそういうことを指すけれど、まあ、それも含まれるんだろうけど、もうちょっと内面的なことだと思うのね。自発的っていうのは。勝手気侭にとか、親元から離れてとか、、、そういうことではない。そう言い切っちゃおう。実際はそれっていうのはねえ。自発的とは呼ばないのだよ。

 僕のいっているのは「意識」の問題。「なんとなく」生きている人っていうのは、僕の世代ではそんなにいない。その理由は世代人口の問題とか時代の流れとか衣食住の安定とか文化や価値観の多様化とか色々挙げられるんだけど、取り敢えず、少なくとも僕らの世代っていうのは、かなり真剣に生きている人が多い。しかし、それは別に褒められたもんでもないんだな。「真剣に生きている」っていう表現は間違っているかもしれない。実際みんな「真剣に考えて」はいるものの、「真剣に行動している」人は少ない。そして面白いことに「真剣に行動している」人程、不安定な生活を送っているのはどうしたものだろうか。

 「なんとなく」生きてれば、流れに身を任せて結構楽なんですよね。学生とか社会人とかフリータ−とか、どこどこに所属とか、そういうのってとっても楽なんです。そこに重きを置く人も僕らの世代には幸いあまり見受けられないけれども、それでも気付かずに「所属、安住、依存」してしまっている人は多いことでしょう。世にいう「仕事に忙殺されて」とか「ああ、レポート(宿題)が山程あるよ」とか。そこがその人の核なる目的ならば、その人を主体的な人間と呼びます。そうでないならば、なんとなく流れていってしまう人に過ぎない。そして、実際においては多くの人は「なんとなく流れていってしまう」しかないんですね。頭では「真剣に考えている」けれどもそれでも「真剣に行動する」ことの恐さを経験せずとも想像で分かっちゃってる訳。そして実際に真剣に行動している人達はそれなりの苦しみを味わっているのであります。

 「自発的に生きる」とは「主体的に行動する意志を持つこと」であります。そこには意志があり、それっていうのはその人なりの核、言わば生きている価値=存在意義を追求する意志であります。自分の核とは何だろうという問いに言葉では応えずとも日々の行動の中でちゃんと答えを出せている人であります。戦国時代ならば「己を知り他を見極める」であり、意識の備わった「言行一致」であり、経営学でいう「plan=>do=>check=>action」であります。懐かしいですね。日々考え行動し反省し、そして新たに頑張っていく、進んでいく、、、前を真直ぐ向いて歩いていくのであります。そこには余裕はありません。余裕を出すことさえ自発的に余裕を醸し出さなければならないので、ほんっとに大変なのですよ。自発的に楽しみ自発的に苦しみ、ああ、人間って疲れるぜ!! たまには岩になりたい!! 川に磨かれたいぜ! グランドキャニオンが羨ましいぜ! でもあれは時間かけての代物だ。ってことは、、、来たれ台風! 噴火万歳! 地震大歓迎!

 まあ、とにかく人間であるならば、やはり突発的な偶然に頼ってはいられません。自分で自分を磨くしかないのですよ。誰かがやってくれるさ、なんて他人依存は止めましょう。もし、あなたが、、、「これだ!」っていう核を持っているのならば、持ちたくなくてももう既に持ってしまっているのならば(それは持病です。諦めましょう。あなたは持っちゃってるんですから、それを幸運と思いましょう!)、もう「なんとなく」ではすまないことくらい分かってるでしょう? あなたは「自発的に生きていく」しか方法はありません。「自分の核を持って主体的に行動していきましょう」よ。それしかないでしょう? まあ、そんなに不安がらずに。苦しそうに見えても結構それが実は楽しかったりするんですよ。っていうかねえ。楽しいことが楽しくなくて、苦しいことの方が楽しかったりするんです。だから、、、怖がらずに、一歩踏み出してみては如何ですか?

★自発的に生きる会★  代表 青木真人    20000721  0:30am
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 ♪ピボット♪


 「爪跡」

 ○○○○○ ○○○○○
 ○○○○○○○○○
 ○○○○○○○○
 ○○○ ○○○○○○○○○

 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○
 ○○○○○○○○○
 ○○○○○○○○○○
   ○○ ○○○○○○○○○
   ○○ ○○○○○○○○○

 ○○○○○○○○○○
 ○○○○○ ○○○○
 ○○○○○○○○○
 ○○ ○○○○○(○○○)
   ○○ ○○○○○○○○○
   ○○ ○○○○○○○○○

 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○
 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○


今、何してます?
もうすぐ夏も終わりですね。
良かったら聴いてみて下さい。

  ●●●爪跡●●●(Voice On Piano 40K)

20010823 10:25pm
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 ♪夏追い(打ち上げ花火ッシモ)♪


マンションの3階から見る花火は、僕の涙と相まって、滲むような赤、黄、緑。
今夜は多摩川で花火大会があった。でも誰も誘わず、結局行くのを止めた。ちょっと寂しかった。でもいいんだ。それで。花火を誘える人なんていないんだから。一緒に「た〜まや〜!」って。

外から聞こえてくる花火の音。どこからだろう? 外に出てみる。隣の旦那さんに聞いてみる。「何処でやってるんですかねぇ。」「豊島園ですよ。」

夏の風情は僕を置いてきやしなかったんだ。僕はまだここにいて、夏もまだここにいた。あとは、あなたが何処にいるのが探せばいいんだ。何処にいるのかな。

「も〜いいかい?」「ま〜だだよ〜」

20000819 20:30pm
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 ♪自分を見失うなよ!!♪


「これが唯一正しい道だから。教えだから。。。」

宗教家は誰もが自らの信じる教えのことを疑いもなくそう言って退ける。
僕はそれが悲しい。見失うなよ!!

「○○○○○○と唱えれば、、、功徳、、、地獄に墜ちてしまうから、、、。」

俺はRockだからさ。。。


たった今旧友からの電話があった。
どこかぎこちなかった。
俺の様子を伺っているようでもあった。
「青木君、おひさしぶり。覚えてる?」
嫌な予感だ。

彼がその宗教にはまったのはもう5年以上も前の事だと聞いている。
僕と会って話がしたいと言う。「明日どう?」

俺は彼に言った。「俺さ、実は○○がなんか宗教に入ってるって知ってるんだよ。だから、勧誘っていうか、まあ、俺にその宗教がどんなものなのかっていうことを俺に教えたい気持ちも分かるんだけどさあ。。。」

彼は言う。「あ、知ってるんだ。」

その後は延々と彼は如何にその宗教が素晴らしいかを語り出した。
そして、「これが唯一正しい道だから。教えだから。。。」
「○○○○○○と唱えれば、、、功徳、、、地獄に墜ちてしまうから、、、。」

俺「申し訳ない。」
彼「いや、申し訳ないじゃなくて。これは誰もが身につけるべきものなんだよ。」
俺「俺さあ。自分の生きていく信念持ってるんだよ。音楽っていう信念をさ。」
彼「っていうかね。青木君が仕事にしろ音楽にしろ、これを学ぶと才能までも引き出す事ができるんだよ。だからさあ。」

もし、俺がビートルズくらいまでクレイジーに人気者になっていたなら、マハリシヨギじゃないが、彼の宗教に興味を持ったかもしれない。でも俺はごく普通の無色透明な男だ。しかも自分の信念ってものがある。

問答は続いた。そして俺は言ったんだ。
「○○。俺、○○のこと覚えてるからさ。○○がいかに優しい奴だったかってこと。たださ、俺の気持ちも分かってくれよ。俺はさあ、この電話をさあ。ブチッて切りたくないんだよ。俺には俺の信念があるし、○○はそれを真っ当すればいいと思う。」
彼「いや、これは人なら誰もが尊ぶべきものなんだよ。」「○○○○○○って一日一回は唱えないと地獄に落ちるんだ。」

それじゃあ、世界の大多数の人が地獄に落ちる事になる。

俺の応え。「俺はさあ。自分の信念があるよ。その信念をメッセージとして多くの人に知ってもらいたいって思ってる。でも実際は難しいよね。伝わらないことがほとんどさ。俺は俺の信念を○○に押し付けるつもりはないよ。○○も俺に押し付けるってことはできないよ。それはとても悲しい事だよ。俺は俺の道があって、それには興味はないんだから。。。」

彼は譲らない。「興味の問題じゃなくて、、、。」
俺「分かるよ。うちらが生まれて来たのも興味あるなしに関わらず生まれて来たんだ。それと同じように、その宗教を尊ぶってことは当たり前のことだって言いたい○○の気持ちは分かる。でもね。人が嫌がってるのにそれを勧めるのってどうかと思うぜ。済まない。電話切らせて貰うよ。ホントに申し訳ない。」

携帯電話を切った後、俺はすぐベランダに出た。生憎月を愛でる事は出来ない。

俺は彼から一つ学んだ事がある。
もし俺の音楽が俺にとっての信念であるならば、俺はそれを世界中すべての人に、無理にでも聴かせる努力をしなければならない。ホントにそうか?! 俺はそうは思わない。音楽は自由なんだ。束縛はあっちゃダメだよ。
じゃあ、こうだ。「これが唯一のものなんだ」っていう信念を持って生きていくべきだ。昨日のMCが歌っていたように。つまり、こうだ。「俺の音楽がすべてだよ!!」 それも違うと思う。音楽は開放的なんだ。断定はできない。

たださ。俺はただ、悲しいんだ。友達として悲しかった。涙が出そうになった。ほんと悲しいんだ。俺は彼にこう言いたい。「自分を見失うなよ!!」

俺はこれで宗教の勧めを何度断ったことだろう。そして、それを断る時はなんて悲しいんだろう。俺は彼らにこう言いたい。「自分を見失うなよ!!」

20000819 10:30pm
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