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  私的随喜    Private Column
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夏ですね。暑いですね。でも夏ですもんね。暑いんですよ。うん。       
音楽僕好きですよ。旅先、バス停でギター弾いてたらさぁ。          
おばあちゃんがにっこりと言うんだ。「音楽やる人に悪い人はいねぇ」     
よし!!                                 




7月16日掲載「夏です」画像あり   7月22日掲載「夏の雨」音源あり   7月23日掲載「親切」   7月25日掲載「からっぽ巡り」音源あり   7月26日掲載 〜朝の食卓とおばーちゃんの死〜   7月27日掲載「転」   7月29日掲 「Yeah!」音源あり画像あり   7月31日掲載「ゴメン大衆 サヨナラ娯楽」音源あり画像あり


 ♪夏です♪


いやっほい!  いい天気だ。空は明るい。  昨日は以前タイバン(対抗バンドの略である。同じタームのステージに出演する相手を指す)させて頂いた丸山マサフミさんのライブ(吉祥寺曼荼羅)を見に行った。とても好かった。心に来た。っていうかうまい。っていうか曲がいい。でいて歌詞もいい。ベタ褒めじゃん(笑)。でもそう感じたのは僕だけじゃなかったみたいだ。みんなかなり聴き入っていた。昨日のライブ音源欲しいって思ったけど、残念ながら録音してなかったみたいだ。単なる弾き語りではないんですよね。背景にはリズムもコーラスもベースラインも見えて来る丸山さん自身のバックグラウンドも信念も伝わって来る訳です。やはりメロ(メロディーのことを指す)がいいといいなぁと。しかもギターのアンサンブル&リズムの取り方、曲の展開、感情と映像の伝わり方も絶妙です。一度皆さん見に行った方がいいよ。

 一昨日僕はソロライブ終えたばかりで、かなり気分が良く、でも考えてみれば打ち上げめいたものはしないで夜一人で家でゴーヤと豚肉とあと適当な食材見つけて炒めて食べただけだった。だから、飲みたいって思っていた。誰かと話したいって思っていた。だから、丸山さんの打ち上げに参加させて貰った。感謝。

 何故彼にはファッショナブルな(笑)女の子達が取り巻いているのかっていう理由も判明したし(教えません)、ビールも久しぶりに飲んでスカッとしたなぁ、もう。

 でね、でね。なんか、仲間っていいなぁと思ったんよね。なんかさぁ、人生楽しいなぁなんてさぁ。馬鹿か俺、いや僕、でも俺。だって空は青いでしょ? でいて、音楽でいい気分になって、で、ビールでしょ。語らいでしょ。ファッショナブルでしょ。で、まだ空は青いっつうさぁ。最高じゃん。もう夏じゃん。青木じゃん。

 皆さんとバイバイした後、井の頭公園一人で歩いて、弾き語りしてる人いっぱいいて、カップルとかいて、なんか俺だけ取り残された気分になって、でも、「今日はいいのさ」と呟きつつプアール茶片手に散歩した。

 夜は渋谷にあるクオンというライブハウスでモヤ医院さんのライブを見に行った。もうクタクタだったけど、でも、以前モヤ医院の大沢さんとお話ししたときに、人柄に惚れ、絶対行こうと思っていたライブだったから。行きました。でねぇ〜。これまた良かったんよね。一日に二度も三度も美味しい思いをしてしまっていいのか?!ってくらいさぁ〜。サウンドね。Live感とpopularityとがうまくmuchしたエンターテインメント。そしてお客さんを前向きにさせてくれるっていう。勿論お客さん喜んでました。僕も冷静な顔しつつ喜んでました(笑)。

 ええと。。。昨日の心境のお蔭で少しは僕も前向きに人生を楽しめそうな気がしますよ、ホントに。うん。今日から僕の夏にしよう。うん。

20010716 0:30pm
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 ♪夏の雨♪


 雨が降ってきました。いつものように雨が降ってきました。外では若い人達がなんか言い合いながら早足に遠ざかっていきます。傘でも忘れたんでしょうね。
 夏の雨っていうのは暖かい空気の中を降りる水玉。とってもロマンティックになれるんです。ポツポツって。地面で弾けたりします。心からさみしくはありません。ただ、なんとなくさみしくなる、それが夏の雨かな。地面の匂いは生きていることを感じさせてくれます。曇天模様はそれはそれで少年の日の夕立ちを思い出したりします。

 僕は少年の頃、雨の日も雷の日も壁を相手にキャッチボールをしていました。晴れの日のキャッチボールと雨の日とでは全然様相が異なるのです。だから、面白かった。雨の日のキャッチボールっていうのはゾクゾクするんですね。だって、雨の日にピッチャーがマウンドに立って、コントロール乱しながらも投げ抜く姿ってかっこいいじゃないですか。手許がくるうのが楽しかった。
 雨の日で思い出すのは蛙です。かえるぴょこぴょこむぴょこぴょこ。かたつむりです。か〜たつう〜むう〜り〜。よく近所の少年少女達と蛙を探し回ったのを覚えてますよ。一日によく5匹も6匹もとって喜んでたなあ、って思いますよ。かたつむりは決して頭を出さずに殻の中で隠れていて、じっと葉っぱにへばりついています。それを少年少女が無常にもぷちっと音を立てて、「いっこみっけ!」 かたつむりが這ったであろう足跡は透明色の粘着通り。さあ、みんな! 歩こう! 粘着通り。
 雨かあ。夕方の雨。北の空。近くの森。畑。どぶってありましたね。どぶに水が溢れるなんていうのもよくありました。そんな光景を見ると「水が道路を洗っているんだ。」なんて思ったりもしたものです。

 雨が降ったらですね。傘を忘れちゃいけませんよ。傘っていうのは自分の身を濡らさないようにするためのものではなく、傘を忘れて困った顔で雨宿りしている人のために持ってるべきものなのです。「はい、どうぞ。」 それがどんな傘であっても親切は親切なのです。そして、僕は濡れて家まで大手を降って歩いて帰るんです。雨を口に含んだり、蛙の声に耳を傾けたり、キャッチボールしている少年と一緒にずぶぬれになって、、、「カウント トゥー スリー ピッチャー投げました!」

 夏の雨っていいですね。

  ●●●雨遊び-組曲●●●(99年mix音源 916K) ●詞●

      作曲:1997年夏 編曲制作録音:1999年夏 大御所『Taste One』収録

20000809 11:00pm   『青木通Vol.002』掲載
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 ♪親切♪


 僕の心の中には、おじいちゃんがいる。

20010722 8:55pm
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 ♪からっぽ巡り


送信日時 : 2000年 8月 8日 火曜日 9:30 PM
件名 : からっぽ巡り

ふにゃふにゃさん。こんばんは。

ええと。クーラーの効いている部屋。その音っていうのはやっぱり涼しい音。

  ●●●Resort Complex●●●(80K) ●詞●

昔は学校の校庭から新幹線が走る光景が見えました。時たま、試運転の新幹線が走って、僕らはそれを幻の新幹線と呼んでいました。「あ、幻の新幹線だ!」 それは黄色地に緑の線が入っていたように思います。

休み時間が終わると、手を洗いにいきます。水道水でごくごく水を飲みます。水道水にも美味しい蛇口とそうでないのがあって、「あそこの左から2番目が一番美味しいんだぜ!」なんて得意顔。今想い出しました。

小学校の国語の教科書にでてくる文章っていうのは、とっても映像描写に長けていました。木造の校舎での授業風景とか、ジャングルジムで遊ぶ少年少女が雲を追っていく話だとか、かえるの詩とか、、、。

近くの小川でおたまじゃくしを見に行きました。たっくさんいるのです。それを写生します。そんな小学生達。今も同じことやってるのかな。

空っていうのは、とっても青かったり、灰色だったり、明るかったり。色んな顔がありますね。きっとあなたも笑ったり、泣いたり、はにかんだりするんでしょうね。

夜はいつも独りぼっち。それは別に僕だけじゃないんだ。独りと独りが二人になる。独りということにさみしいと感じたもの同士の繋がり。星空はきっと瞬くんでしょうね。

ええと、、、パソコンの音って結構大きいんですよね。スーっていう音。

今何も考えてません。頭の中はからっぽです。からっぽからるんからるん。

では、また。

まさと

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 ♪〜朝の食卓とおばーちゃんの死〜♪


オバーチャンノ トコロヘイクト イツモ
ボクノスキナモノガ タベラレルノデス
”マサトクン バターハ? オニクハ?”ッテ
キクンデス

オジーチャント フタリデ アサノハライチヲ
サンポシタノ オボエテイマス
シラカバヲデタ チューシャジョウノ チカクノ
ホドウヲ フタリデ アルイテイルノデス
マルデ ”オリジナル ラブ” ノ ”カゼノウタヲ キケ” ノ
ニキョクメノ ジョウケイデス

アサノ ショクタク ”ジョナ” ガ ナランデイマス
ナゼカワカラナイケレド ボクハ オカーサンノ
ウデヲ オモイキリ カミマス
オカーサンハ ”イタイ イタッ” ッテ イウノデス
ソシテ ボクハ オカーサンノ ウデニノコッタ
ボクノ ハガタヲミマス
ソンナコト オボエテイマス

オトーサンハ ボクノ ヨーフクデ テヲフキマシタ
ボクハ オコッテ シカエシシマス
ギューニューノ シロイノヲ オトーサンノ セビロニ ツケルノデス
オトーサンハ オコリマス オコッテ ボクニ ゲンコツシマス
ソシテ イソイデ カイシャニ デカケマシタ 
ソンナコト オボエテマス

オネーチャント テーブルヲ サカイニ ニラミアッテイマス
トイウヨリ ボクハ オビエテイマス オネーチャンハ コワイノデス
タブン マタ ボクハ オネーチャンノ
チョコレート デモ タベタノデショウカ
ボクハ ナキソウニナリナガラ ヒッシニ ニゲヨウト スルノデス
”オカーサン オネーチャンガ イジメルー” ト イッテ
イタノハ モット マエノ トキデスガ
ソンナコト オボエテイマス

オバーチャン ノ シ シヌトイウコト
ソレハ ドンナコトデショウ
ボクハ オバーチャンノ シニガオヲ ミルコトハ ナイノデショウ
モウスグ シンデシマウカモ シレマセン
デモ ボクハ ソンナコト オボエテイマス

ソンナコト オボエテ イルノ デス

19960502
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 ♪転♪


本音を書こう。俺は駄目だって思う。どうしようもないんだ。うん。俺は駄目なんだ。うん。
でも、それでもやっていこうって思ってる。「俺が駄目」っていうのは本音であって、結論じゃないんだ。
「要はプロセスだよ(笑)」 少年時代の俺がポーンと肩を叩いてくれる。ったくいい奴だぜ。

今夜はよく風が入って来るなぁ。

   一体俺は何のために生きてるかって?
   毎昼起きて食っては寝て
   「これは俺の問題だ!!」
   俺はRockだとか「ここでPop」だとかじゃーねー

   「すべてはさぁ。出来上がってるんだよ。夢も希望もさぁ。もうさぁ。
   すぐ目の前に用意されているんだぁ。」

   幾度も塗りつぶしては越え
   更に高く筆を下ろすように弾け
   歩いてゆくんだ 歩いてゆくんだ
   気のゆくまでに前へ進んでゆけ

   それでもおまえは俺を見てくれるか?
   遠くからではなく側に居てくれるか?
   辛い時でも微笑んでくれ
   そんなおまえを抱きしめてもいいな?
   Oh Yeh!

   人生は起承転結
   今の俺は幾度目の「転」だ?
   転げ落ちたり傷付いたとしても
   いつか夢は結び花開くのだろう
   Oh Yeh!

   俺の感情はぶつけてもなお
   歌ってもなお
   強くほとばしる
   そんな俺の手握ってくれる
   おまえの優しさに甘えないよ

   だけど例えばおまえをきっと
   幸せに出来るのならば
   俺は生きていける
   もっと生きていける
   そっと生きていける
   ぎゅっと生きていける

   〜(間奏)〜

   幾度も塗りつぶしては越え
   更に高く筆を下ろすように弾け
   歩いてゆくんだ 歩いてゆくんだ
   気のゆくまでに前へ進んでゆけ

   それでもおまえは俺を見てくれるか?
   遠くからではなく側に居てくれるか?
   辛い時でも微笑んでくれ
   そんなおまえを抱きしめてもいいな?
   Oh Yeh!

20010727 0:10am
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 ♪Yeah!♪


Yeah! 「そういうこともあり得るよね」という例外性を受け留める力と
「まだまだいける」っていう可能性を持ち続ける力。

でも、人は生きていればそれなりのポリシーみたいなものを確立するだろうし、
自分なりの価値観、観念に沿って生きていく。固まっていく。

僕が言いたいのはさぁ。大地はどこまでも続いているし、
空はどこまでも遠く遠くってことなんだ。
そう。大地も空も一曲の中にぶち込んで、でっかい世界創りたいんよ。無理かい?
僕の青色はいくら深くしていっても、決してそれが僕にとっての本当の青とはいえない。
そこに加えるべき赤色はどこまで濃くしていけばいいのかも分からない。
でも、僕は青色を追求したいし、ほんものの赤を色付けたい。

今夜はさぁ。なんかとってもいい気分さ。悩ましげな青年が「いい気分」ってすんなりと
言えるっていうのはなかなかないぜ。highになるってのは、赤い大地と青い空の間を飛び回ること。
そんなイメージは実は僕の創りたい本質だったりするし、そんな光景が見えるってのはやはり嬉しいんだよ。
そう。飛んでいくってことは、未来へ向かってるってことだしさぁ。Freeってことだよ。分かる?
世界ブルーってのが実際に存在するってことなんだから。分かる?
素敵な仲間達
世界をすべて青一色にしたい。そして、そこに多くの熱情を浴びせかけるんだ。
かっこいいっしょ?

例外性と可能性。
要は、夢を持てってことさ。

  ●●●Nobody Part 3●●●(44K) ●詞●

Illustrated by Nao M.    
20010729 1:15am
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 ♪ゴメン大衆 サヨナラ娯楽(エンターテインメント)


See You.   僕はなんか、自分なりのエンターテインメントを見つけてしまったようだよ
   って訳で、そっちに行かして貰うよ
    でも、もしかしたら
     そっちの方がみんなに近いものだったりしたら、また会えるね
      カンカンカンカン

 「僕らはきっと助け合える〜♪」
   そうだよ 運命の数増やしてけばいいんだよ!
   「悲しい風景 楽しい場面〜♪」
     みんなの集約された思い出を一手に受け留めて
      それを両手で思いっきり空に紙吹雪ワァー!
       飛べ! 世界ブルー

  ●●●忘れない●●●(320K) ●詞●

2000730 2:30am
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