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〜 あったかいもの もとめてる 〜 全10話

東京で巡り合う 女性たちによる 一描写


Scene One : スキップ  --- S k i P ---

Scene T w o : 好きがいい  --- S u k i g a i i ---

Scene T h r e e : 求めるものは なんですか?  --- W a r m t h ---
Scene F o u r : キス  --- K i s s ---
Scene F i v e : 素直  --- P u r e n e s s ---
Scene S i x : 果てしなく好き  --- S u k i ---
Scene S e v e n : 希望  --- H o P e ---
Scene E i g h t : 運命?  --- D e s T i n y ? ---
Scene N i n e : 許容  --- F l o w i n g ---
Scene T e n : 春  --- S P R I N G ---




「昔から変わった子って。
    そう思われるのが嫌で。
  隠してきたの。
  感じること、思い描いたこと、すべて」
「どうしてもさらけ出すことができない」
「僕らが小学生の時言われ続けてきた
                 "個性"って
何だったんだろうね」
「生きていれば
ダメになる時は多々あるよ」
「そういう自分も 好きっていうさ」
「好きがいいよね うん。 好きがいい」
ファインダーを覗く彼女の顔は

時に優しい母親のように
時に無邪気な子供のように
東京の空の下で映し出されたのは
光の模様
そして 僕は笑う





photo with Y.S.

location : Shinjuku West Area in Tokyo

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