アルバム"from here on"

"from here on/世界ブルー"
あおきまさと自身によるセルフライナーノーツ

「くらすた」では、世界ブルー・あおきまさと氏の取材にあたり、
貴重なあおき氏本人によるセルフライナーノーツを 独占入手!
これを読んで"from here on" を聴けば、世界ブルーの世界にハマること間違いなし!!


一瞬一瞬の輝き その結晶

この『from here on』はそんな思い入れのある作品です。
僕の存在そのものと言っても過言ではありません。
愛が詰まってるというか、
それを「受け取って!」というのもおこがましいし、
恥ずかしい台詞ですよね。
でも敢えて言わせて貰います。

『from here on / 世界ブルー』を抱きしめるように聴いて欲しい、と。
そこから流れてくるメロディーは必ずあなたに語りかけますから。
あなたのことを愛おしい、と。
愛があるんです。

1.--通り雨--
雨が降り止んだ後の晴れ間にゆっくりとズームアップされていきます。現れるのは透 き通る光。
ここから僕の一枚が始まります。

2.--Love Me Yes!--
未来派テクノちょいダサロック。「もう俺を愛すしかないぜ、カモ〜ン」って言えるよ うになるには、
ナルシストを地でいくしかないですよね。

あおき「俺、最近、自分の事をナルシストだと思うんだよ。えっへん(得意げに)」

大多数「え?みんなそう思ってるよ。気付くの遅過ぎ!(呆れてます)」

3.--白熱灯と君--
ピロートークに耽る男女。もや〜んとした朝の静かな部屋。

一見冷静にみえる人も、内には躍動感ばりばりだったりするでしょう?
「結局、あ なたって熱い人ね・」ってことですよ。

4.--君が空を泳いでゆく--
沖縄の海中道路という場所で青い空の下、ギターを弾き鳴らしていたら、すっと歌っていた曲です。
素直な気持ちだったからこそ、出てきた曲かな、と。

5.--クリーム&シロップ--
君の綺麗な黒髪、白い肌、、、晴れた日も曇り空の日もいつも、、、という視覚的な もの。仲がいい時は気持ち良くて、悪い時は君の機嫌を伺ってしまう僕がいた り、、、しっとりとした夜を過ごし、明るい朝を君と迎える、、、といった気分。

その両方の明暗、白黒をカメラの「適正露出」で掛けてみました。

懐かしい気持ち、優しい気持ち、感じて下さい。

6.--Your Love is Over, Your Game is Over--
冷たいような熱いような。これって、恋愛と一緒ですね。駆け引きっていうか。ゲー ムも然り。
そんな「作った」曲です。勿論情熱込みのね。

7.--Summer Day--
芝生。スプリンクラー。優しい彼女。最高な思い出だったなぁ〜、と。のろけかよ、 と突っ込んでおこう。

8.--Make Me Happy!--
愛してるなんて言葉、110回も囁くよりかは、腰動かしますよね。男なら。 きっと救 急車のサイレンの音が脳内で鳴ったのかも。ちなみにライブでは20回程大声で言い続 けた事あります。ひとりひとりに。愛が溢れているもので。

9.--空が青いのは--
結局、空っていうのは僕の理想の絵です。

10.--Ever Lasting--
僕にとっての永遠っていうのは、その瞬間瞬間の感情だったり、浮かぶイメージ=光 景です。

11.--忘れない--
創っていると毎日が歓喜(「俺って天才!」)と絶望(「俺は存在するに値しない ぜ!」)の波をいったりきたり。そんな中で現実に大切な人と別れざるを得なくなる と、もう駄目よね。。新宿の街を抜け殻のように歩くしかありません。
「別れ」をモ チーフにどうしようもない浮遊感、焦燥感を表現せざるを得なかった作品。

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